**種牡馬ランキング(JRA/2歳/総合/12月27日終了)**(馬名赤字は新種牡馬)
10月末ごろまでブログでフォローしていた2歳種牡馬ランキング(JRA)ですが、12月最終週を終えた時点で1位はディープインパクト、2位ドゥラメンテ、3位モーリスという結果になりました。
終わってみれば『結局はディープインパクト』ということなのですが、夏場を過ぎた頃から産駒がボチボチ走り始め、重賞が増える年末が近づくにつれて産駒が成長していく構図はさすがとしか言いようがありません。典型的なのは代表産駒のレッドベルオーブで、夏の新馬戦で2着の後、9月の未勝利戦と11月のデイリー杯2歳Sをレコードタイムで連勝。朝日杯FSこそグレナディアガーズの3着に負けましたが、いかにもディープインパクト産駒らしい魅力がある馬だと思います。
新種牡馬のドゥラメンテとモーリスは、本当によく頑張ったと思います。ドゥラメンテは賞金ではディープインパクトに1億円近く離されましたが、勝利数、勝ち馬頭数ではライバルたちを抑えて1位の成績。中盤戦で長く首位をキープしていたモーリスも(晩成血統にも関わらず)キズナ以下を抑えて3位を死守しましたので、初年度の成績としては上々と言って良いのではないでしょうか。
4位から9位まではキズナ、エピファネイア、ロードカナロア、ルーラーシップ、ハーツクライ、ダイワメジャーといった新旧のビッグネームが並んでいます。前半戦で下位に沈んでいたロードカナロア、ルーラーシップ、ハーツクライといった名前が上位に来るのは、年末が近づくにつれて産駒の成長が進み、自然に勝ち星が増えるというディープインパクトと同じパターンですね。これは、ビッグネームを父に持つ期待馬は、じっくり大事に育成されてからデビューを迎えることが多いからかもしれません。
それからですね、3位モーリス、4位キズナの代表産駒欄に、カイザーノヴァ、バスラットレオンの名前があるのはやはり非常に嬉しいです。まあ、悪く言えば突き抜けるほどの活躍馬が出ていないことの証明ではあるのでしょうが、カイザーノヴァもバスラットレオンもまだこれからの馬ですし、どうせなら3歳ランキングでも代表産駒の座を守り続けて欲しいと思います(^^ゞ
2歳のうちとは言え、ランキング上位種牡馬の代表産駒は素晴らしいです。
世代を越えた代表産駒になれるならさらにスゴイ…。
来年に向けてたっぷり妄想したいですね!
引き続き来年もよろしくお願い致します(^^)