共同通信杯(G3)で6着となったカイザーノヴァの関係者コメントです。
◇坂井騎手のコメント 「以前よりは落ち着きがありました。スローの上がり勝負の競馬でもしっかりと脚を使っていますし、内容としては悪くなかったと思います」
◇矢作調教師のコメント 「スローになりそうな予測はつきましたので、出して行くことも選択肢にありましたが、やはり今回は初距離ということで後方からとしました。これも学びの一つかと思っています。終い33秒4の脚を使っているとはいえ、手前をちょこちょこ替えてまだ成長の余地がある状況ですからね。このあたりを矯正できれば、さらに上を目指せるのではないでしょうか。現状としては、よく頑張ってくれていると思います」
◆クラブのコメント 「東京の長い直線を活かして終いに賭ける競馬は予定通りでしたが、いかんせん道中のペースが落ち着きすぎました。それでも脚を溜めるレースで1800mの距離をこなせたことは大きく、今後さまざまな点においてプラスに働くものと思われます。なお、このあとは、「帰ってきてからの様子を見ながら、またじっくりと考えていく」(師)予定になっています」
-----
坂井騎手は「内容としては悪くなかった」、そして矢作先生は「さらに上を目指せる。現状としてはよく頑張ってくれている」とのコメントで、前向きな手応えを掴んでくれたのは何よりです。これも遠征競馬、東京コース、距離、左回りなど初めての条件の中で、何とか踏ん張って競馬のカタチを作ったおかげでしょう。
このあとは「じっくりと考える」とのことですが、これから良くなる余地をたくさん残しているだけに、次走に向けた作戦は難しいところがあるかもしれません。ただ、今のところレースを経験させるることはカイザーノヴァにとって大きなプラスに思えますから、若葉SやスプリングSに続戦するプランもあり得るでしょう。
いずれにしても、次の話は来週、馬の様子を確認してからになりますね。こんなに個性がある馬はそうそういませんから、こちらもあまり勝ちを焦らずに、楽しんで応援したいと思います(^^)
毎日杯に弥生賞…
いろいろありそうで迷いますね。
まあ、どのレースになっても楽しめそうです(^^)