【キングエルメス】戸惑いと驚きのうちに。。 ＠関係者コメント

ジュライカップ（英ニューマーケット）で１１着となったキングエルメスの関係者コメントです。

◇坂井騎手のコメント　「競馬のペースが日本とは異なりました。出負け気味でもそこからハナに行けるくらい周りのペースが遅かったかと思えば、予期せぬところでペースアップがあったりと、馬が終始戸惑いながら走っている感じで、驚いたままレースが終わってしまいました」

◇荒木助手のコメント　「すみませんでした。レース後の馬の目は生きていましたので、ジョッキーが言う、『馬が戸惑ったままレースを終えた』のだなというのが分かりました。最後の坂では手応えがひと息でしたが、ひとまず上がりに異常は見られず、大丈夫な様子です」

◆クラブのコメント　「スタートのタイミングが合わなかったものの、すぐに押し上げて４番手の位置。ペースが上がったところで反応しきれず、さらには最後の坂で苦しくなったのでしょうか、先頭集団から離されてしまいました。なお、このあとも反動がないようであれば、８月７日フランス・ドーヴィル モーリスドゲスト賞（Ｇ１・芝1300ｍ）への出走を意識。『今回の経験を活かして、次につなげていきたい』（荒木助手）と思います」

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キングエルメスにとって今回のレースは初体験だらけでしたから、戸惑いがあるのは仕方がなかったと思います。それがわずかな出遅れにつながった部分もあるでしょうし、坂井騎手の言うところの不規則なペースなど、比較的綺麗に流れるレースが多い日本とは想像以上に違うのかもしれません。（たまに海外のジョッキーが『日本のレースはクリーン』みたいなコメントをすることがありますが、そういう部分があるのかもですね）

加えて今回は久々の1200ｍ戦でしたし、スタートからずっと下り坂、最後に急勾配の上り坂といったコース形態もキングエルメス向きではなかったのでしょう。良馬場はプラスだったと思いますが、そう簡単に勝たせてはくれません(^^;)

ただ、「ひとまず上がりに異常は見られず大丈夫な様子」というのは良かったです。元気であればまた次のチャンスがあるわけですし、目標のモーリスドゲスト賞（仏ドーヴィル）はニューマーケットとは違う平坦コース。。距離が1300ｍに延びるのもキングエルメスにはプラスでしょうし、何より状態面で上積みが見込めるはずですからね。

ということで、出資馬がニューマーケットで競馬をするなんて滅多にある話ではないですし、キングエルメスの冒険にはまだ続きがあります。英語ペラペラの荒木助手も捲土重来を期しているようですから、今日は良い経験ができたと割り切って、また次の応援に気持ちを切り替えたいと思います！

 

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