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コロナウイルスとの戦い(再論)

2020年04月03日 | カ行
    コロナウイルスとの戦い(再論)

 私は去る2月23日、「新型コロナウイルスによる肺炎と闘う」という文章を発表しました。そこでは、病気、特に感染症とは、それを引き起こす病原菌などと本人の生命力(免疫力、抵抗力)との戦いだから、主たる対処法はマスクでもなければ手洗いでもなく、自分の免疫力を高めることであり、その方法としては、乾布摩擦、温冷浴、座禅などがあるが、乾布摩擦が最もやりやすく、効果も高いと論じました。
 残念ながらほんの少しの反響しかありませんでした。そこで、同じ趣旨の意見を朝日新聞の声欄に、続いてNHKに、メールで投書しました。これも取り上げてもらえませんでした。NHKの雑誌『ラジオ深夜便』の四月号の「アンカー・エッセイ」欄を見ていたら、須磨佳津江さんがこの問題を論じていました。私見に近かったので、次の文章を手紙で送りました。
──雑誌『ラジオ深夜便』4月号に載りましたあなたの「アンカーエッセー」は「新型コロナウイルスに負けないぞ!」と題されています。読んでいますと、初めの方には、「できることはマスクをすること、手指を消毒すること、人混みにはできるだけ行かないことくらい」と悲観的な事が書かれていますが、終わりの方には、「敵が近づいてきても負けないように、体力をつけ、免疫力を増して、笑顔で退散していただく、これしかないのでは……」と前向きの言葉があります。
 私もこの後者の考えに賛成です。病気というものは、本人の生命力(免疫力、抵抗力)と病原菌などとの力関係で決まる事だと思います。この戦いでは、本人の生命力を高め、強化するのが本質的で、積極的な戦いです。マスクとか手洗いとかは受け身の従属的な手段だと思います。
 それなのに、メディアで流されている事は、マスクと手洗いがほとんどです。私はこの現状を打破しなければならないと思っています。この間違いのためにこのような大問題になってしまったのだと思っています。初めから「生命力の強化」を前面に出して戦っていたならば、今頃には収束して、五輪は予定通り開けていたと思います。
 須磨さんのこの文の欠点は、その「免疫力を増す」方法が具体的に書かれていない事です。私見では、その方法で最も簡単で効果のあるのは、乾布摩擦だと思います。次いで、少し大変な方法では、温冷浴(交代浴)があります。これには、普通の温冷浴(40~42度の温浴と17~20度の冷浴を交代で行う)とサウナ温冷浴とがあります。ほかに座禅も生命力を高めると思いますが、これは時間もかかります。
 結論として、乾布摩擦が最適だと思います。1日に最低1回、自分にとって一番やりやすい時にすればよいし、道具はタオルだけです。時間も費用も掛かりません。頻度は低いとはいえ、インフルの予防注射のように、薬害に遭って一生苦しむ心配もありません。「民衆の知恵」は「百益あって、一害も無し」です。
 そこで御願いです。須磨さんの出来る範囲で、「乾布摩擦こそ最強の武器だ」と広めてくれませんか。よろしく御願いします。(引用終わり。少し文章を変えました)
 しかし、これも無視されたようです。最近、NHKのアナウンサーで大活躍している三宅民夫さんにも同趣旨の手紙を送りましたが、これも取り上げてもらえませんでした。コロナは益々猛威を振るってきています。何時になったら、皆さんは私の意見を聞いてくれるのでしょうか。
 3月31日付けの朝日新聞にはしかし、免疫力を高めてコロナに打ち勝とうという趣旨の本の広告が出ていました。その著者の石原結實(ゆうみ)の本は別のものですが、私も持っています。そこでそれを確かめてみたのですが、中心は、「体を温め、免疫力を高めれば病気は治る」という趣旨のようです。乾布摩擦はおろか、それ以外の方法は載っていません。がっかりしました。
 しかし、現状はますます破滅的な方向へ向かっています。乾布摩擦を前面に出して戦っていれば、多分、既に日本では収束していただろうと思います。これをしなかったということは、即ち、日本は「文化国家のリーダーとして、世界の平和に貢献する絶好のチャンスを見逃した」ということなのです。皆さんはこれが悔しくないのですか。
 ドイツは私の方法とは違いますが、近隣の国の重病人を引き受けることで、またもや大きな得点を稼ぎました。日本はどうしていつもこういう点でドイツに負けなければならないのでしょうか。
 皆さんにお願いします。私と一緒に「乾布摩擦をしよう!」と叫んでくださいませんか。





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1 コメント

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乾布摩擦 (すずき青)
2020-04-05 17:02:03
乾布摩擦に感服いたしました。
さっそくやってみることに致します。寝床でお布団の上で、一番楽なやり方を見つけてみます。有難うございます。
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