まてぃの徒然映画+雑記

中華系アジア映画が好きで、映画の感想メインです。
たまにライヴや本の感想、中小企業診断士活動もアップします。

忘れえぬ想い 忘不了

2009-05-10 00:00:00 | 香港映画
張柏芝(セシリア・チョン)の意地っ張りが観ててどうして?と不思議な感じに。





婚約者のミニバス運転手マン(古天樂:ルイス・クー)を交通事故で失った張柏芝は、廃車寸前の彼のミニバスを修理して慣れない運転手として働くことを決意する。それはマンの忘れ形見であるロロ(原島大地)と一緒に生活することでもあった。





しかし普通の免許証は持っているとはいえ初めてのミニバス運転、バックで他のバスにぶつけるわ、カーブでは縁石に乗り上げるわ、見てられないって感じで劉青雲(ラウ・チンワン)がいろいろと世話を焼き、親密になっていく。





張柏芝が健気に頑張っているのはわかるけど、家賃や保育料を滞納したり、葬式用の贋札をつかまされたり、売れ残りの野菜を分けてもらったり、せっかく劉青雲が紹介した昼間の運転手を断ったり、なんでそんなに意地っ張りなの???っていうのが理解できなくって、男性と女性の感性の差でしょうか。





ロロ役の原島大地くんがなんといっても名演技!マンの留守電に吹き込むところや、保護所に入れられそうになったときに嫌々と駄々をこねるところ、劉青雲をダディと呼んだりして、涙を誘います。香港金像奨の新人賞にノミネートされたんだけど過去に中国で映画出演経験ありってことで取り消しされたみたいですね。





回想シーンで出てくる古天樂は人のいい兄ちゃんって感じで、『門徒』のときとは別人でした。『プロジェクトBB』のときにはそんなに意識してなかったのですが、アクションもできる貴重な中華系30代演技派として、これからもっともっと活躍しそうな予感がします。





爾冬陞監督作にはおなじみの兄さん秦沛(チョン・プイ)は張柏芝の父親役で登場。ちょっと塩辛いスープを張柏芝のいない間に作っておいておく、優しい娘思いの父親です。





催涙映画といってもあまり泣けませんでしたが、ラストに希望を感じたし、なにより子役の原島大地くんですね。





5/6 シネマート六本木 イー・トンシン監督映画祭






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