百二十八枚の広島
昭和二十年代の終わりから三十年代初めにかけて、広島の人と街並みを写した写真集。
原爆で何もかも無くなったのに、昭和二十年代の終わりには明るい活気ある街並みができている。もちろん道路は舗装などされてなくて、バラックも残っているけれど、草木一本生えないのでは、と思われた大地に根をはって、しっかりと人々は暮らしている。
モノクロ写真で記録されている復興の様子に悲愴感はなく、なぜか明るさが感じられる。戦争が終わって、これからは良くなるだけという感じなのだろうか。
改めて平和の貴さが染みわたる一冊でした。
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