1の力を10倍にするアライアンス仕事術
おサイフケータイの生みの親、ドコモのiモード部隊の一員だった平野敦士カールさんの著書。『アライアンス』という概念を基盤に、シンキング、情報整理術、人脈術、勉強術、キャリアアップ術を紹介しているが、自分にはまだいまいち『アライアンス』の概念自体がピンとこない。
『アライアンス』のような仕事の仕方をしてこなかったのだろうし、これからやるにしても今の自分の仕事でどうやったらいいんだろう?というのが見えてこない。
『アライアンス』とは“一人では不可能なこと”を“他人を巻き込んで実現すること”で、普通の仕事上の関係とは違う。アライアンスによる関係は、目的とすることの方向性が一致していることと相手にとってもメリットがあることだけがそこに連なる理由となる。
自分の目的を提示し、同じ方向性を向いている人を、かかわり方はどうあれ、巻き込んでいく。そうして自然発生的に「実現を助けてくれる人」を集めていくのが“アライアンス”という発想だと一応定義されているんだけど、モヤモヤっとした感じが残るのは、やっぱり自分自身で経験していないからでしょう。自分は体感学習型(自分で経験しないと身につかない)だと自覚しているので、「これがアライアンスなんだ!」と認識できることがないと理解できないのかもしれない。
ちょっと難しく消化不良な感じでした。
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