宣伝ではだいぶプラッド・ピットがフィーチャーされてたけど、出てくるまでかなり待ちくたびれました。
裏カジノの金を強盗した犯人を、ブラッド・ピット演じる凄腕の殺し屋ジャッキー・コーガンが始末する、というストーリーなんだけど、最初からラリっているようなひょろひょろした若造が出てきて、登場人物は下品な言葉を連発したり、B級感まる出しです。かっこいいのはブラピだけで、あとはさえない顔ばかり。強盗犯人の若造がトリップしている映像が入ったり、プラピが若造を仕留めるシーンが突然スローモーションになったり、いろいろと映像効果を入れているんだけど、どんな演出を狙っているのかいまいちわかりません。
ニューヨークから来た腕利きらしいデブの殺し屋は、結局何もしないでホテルの部屋で酒を飲んで娼婦と寝るだけだし、背景に流れるテレビやラジオではオバマ大統領の演説など政治ニュースばかりやっているし、このあたりも意味不明で何か狙いはあるのでしょうが伝わってきません。
そもそも裏カジノを襲った犯人が単なるチンピラレベルで、組織の商売を邪魔したらどうなるかっていう想像すらできないのは、もともと頭が弱いのか、組織の力をなめてるのか。公開館数が少ないもの頷けます。
公式サイトはこちら。
5/4 TOHOシネマズスカラ座
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