まてぃの徒然映画+雑記

中華系アジア映画が好きで、映画の感想メインです。
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冒険王

2011-06-04 23:11:23 | 香港映画(は~わ行)

ジェット・リー李連杰主演の冒険活劇。共演は金城武、ロザムンド・クワン關之琳、チャーリー・ヤン楊采[女尼]監督は『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』のチン・シウトン程小東。

1930年代、考古学者の李連杰は、中国政府の依頼で助手の金城武を連れて秘伝の経箱と真経の手がかりを入手すべく、上海の日本人主催パーティに潜入する。会場の屋敷を捜索しているときに、間一髪で見つかりそうになった彼らを匿ったのが、謎の日本人女スパイ關之琳だった。経箱の情報があるらしい新聞社に潜入し、編集長の娘楊采[女尼]と3人で経箱を見つけるも、追ってきた盗賊が経箱の魔力で怪人になり、真経のある万里の長城で關之琳を交えて決戦となる。怪人に勝った李連杰たちが得た真経の真の力とは、未来を見ることができる力だった。

というお話は、考古学者を主人公にした小説を雑誌に連載している李連杰が、スランプに陥り妻の關之琳とも離婚の危機を迎え、事故で入院している最中に、編集部の金城武と楊采[女尼]、そして妻の關之琳も彼の原稿に手を加えて出来上がったものでした。現実世界では、李連杰が自分の怪我を後回しにして妻の關之琳の治療を頼んだことがわかり、二人は元の鞘におさまりそうだけど、李連杰の怪我は自業自得で關之琳もあの自動車事故で怪我がひどくなったんじゃない?と思うんだが。


痛快な冒険活劇で、李連杰のアクションも満載です。金城君が若い!楊采[女尼]も今と較べるとちょっと頬のあたりがふっくらとしていて、かわいらしい感じです。新聞社から社員全員が同じ格好で逃げ出すなど、香港映画お得意のユーモラスな場面もしっかりあって、冒険の部分も小説だから、という設定をいいことに軽飛行機でのアクションや最後の怪人との決戦など、かなり大胆にやっていて、それがまたストーリーにはまって面白くなっています。

李連杰のアクションを堪能するもよし、足手まとい気味の金城君を楽しむもよし、楊采[女尼]や關之琳の美貌を楽しむもよし、軽快なテンポでストーリーは進んでいき、随所にジェとの切れのあるアクションシーンがあるので、気持ちよく観られました。

5/29 シネマート六本木 香港電影天堂
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