ポゼッション率63%と川崎Fが圧倒した
川崎フロンターレは、首位決戦となった名古屋グランパスに2連勝しての今節だ。彼らは名古屋戦とはまったく別の顔を見せていた。
川崎Fは名古屋戦では息詰まるような高いインテンシティを見せた。だがこの試合では、なんともひょうひょうと軽いタッチでショートパスをつなぐ。
まったく同じチームとは思えない。
これが彼らの省エネ・モードなのだろうか?
それでも試合は川崎Fがポゼッション率63%、シュート数17本とガンバ大阪を圧倒した。
前半41分にはこぼれ球を拾ったレアンドロ・ダミアンが、後半31分には途中出場の三笘薫がドリブルでペナルティエリア内に持ち込み鮮やかにゴール。
川崎Fが2点を挙げ、開幕から15試合の無敗試合(13勝2分)を達成した。
川崎Fのフォーメーションはいつもの4-1-2-3だ
川崎Fのフォーメーションは4-1-2-3だ。スタメンはGKがチョン・ソンリョン。最終ラインは右から山根視来、ジェジエウ、車屋紳太郎、旗手怜央である。
アンカーはジョアン・シミッチ、右インサイドハーフは田中碧、左インサイドハーフは脇坂泰斗。
3トップは右から家長昭博、レアンドロ・ダミアン、長谷川竜也である。
彼らは試合の序盤からG大阪を自陣に押し込め、ひたすらボールをつないだ。
前半3分。長谷川がドリブルでペナルティエリア左へ持ち込み、左足からクロスを放つ。
これはヘディングでクリアされたが、こぼれ球を拾った家長が左足でシュート。しかしゴール右へ外れた。これがこの日のゴールショーの幕開きだった。
L・ダミアンが早くも今季10点目のゴール
前半13分。家長がペナルティエリア真ん中へ左足で縦パスを出す。これを田中が受けて右足でシュートを放ったが、近距離で弾かれる。
続く前半30分には、脇坂が右サイドへ右足で浮き球のパスを送った。そこへ山根が走り込みグラウンダーのクロスを入れたが、クリアされる。
そして前半41分。カウンターから脇坂がペナルティエリア左へ、右足アウトサイドでスルーパスを送る。これを長谷川がもらい仕掛けたがガンバの右SB佐藤が防ぎボールロストに。
そのこぼれ球を拾ったレアンドロ・ダミアンが左足でシュートを放ち、川崎Fは先制点を挙げる。
L・ダミアンは早くも今季10点目だ。15試合目にして、もう2ケタ得点を達成した。
三笘のドリブルが風を切る
続く2点目は後半31分だった。
まず途中出場の登里が自陣から左足で浮き球のスルーパスを出す。そこに走り込んだ途中出場からわずか6分の三笘がボールを受け、まるで風を切るように敵DFを抜き去る。
ペナルティエリア左へ持ち込んだ彼は、右足でグラウンダーのシュートを放ちゴール右へ叩き込んだ。
これで2点を挙げた川崎Fはガンバの追撃を許さず、2-0でシャットアウト勝ちを演じた。
世界で勝つには高いインテンシティが必要だ
勝ちまくる川崎F。だがこの日の軽いパスサッカーはあくまで「国内仕様」である。
手抜きしたとは言わないが、ヨーロッパでこんな風に弱いショートパスばかり繋ごうとするとたちまちフィジカルと組織守備で寸断されてしまう。
日本のサッカーが海外で勝つためには、あくまで彼らが名古屋戦の初戦で見せたようなインテンシティの高いサッカーでなければならない。
あのサッカーでなければヨーロッパの第一線では通用しない。
彼らはそれをくれぐれも自覚しておくことが大切だ。
川崎フロンターレは、首位決戦となった名古屋グランパスに2連勝しての今節だ。彼らは名古屋戦とはまったく別の顔を見せていた。
川崎Fは名古屋戦では息詰まるような高いインテンシティを見せた。だがこの試合では、なんともひょうひょうと軽いタッチでショートパスをつなぐ。
まったく同じチームとは思えない。
これが彼らの省エネ・モードなのだろうか?
それでも試合は川崎Fがポゼッション率63%、シュート数17本とガンバ大阪を圧倒した。
前半41分にはこぼれ球を拾ったレアンドロ・ダミアンが、後半31分には途中出場の三笘薫がドリブルでペナルティエリア内に持ち込み鮮やかにゴール。
川崎Fが2点を挙げ、開幕から15試合の無敗試合(13勝2分)を達成した。
川崎Fのフォーメーションはいつもの4-1-2-3だ
川崎Fのフォーメーションは4-1-2-3だ。スタメンはGKがチョン・ソンリョン。最終ラインは右から山根視来、ジェジエウ、車屋紳太郎、旗手怜央である。
アンカーはジョアン・シミッチ、右インサイドハーフは田中碧、左インサイドハーフは脇坂泰斗。
3トップは右から家長昭博、レアンドロ・ダミアン、長谷川竜也である。
彼らは試合の序盤からG大阪を自陣に押し込め、ひたすらボールをつないだ。
前半3分。長谷川がドリブルでペナルティエリア左へ持ち込み、左足からクロスを放つ。
これはヘディングでクリアされたが、こぼれ球を拾った家長が左足でシュート。しかしゴール右へ外れた。これがこの日のゴールショーの幕開きだった。
L・ダミアンが早くも今季10点目のゴール
前半13分。家長がペナルティエリア真ん中へ左足で縦パスを出す。これを田中が受けて右足でシュートを放ったが、近距離で弾かれる。
続く前半30分には、脇坂が右サイドへ右足で浮き球のパスを送った。そこへ山根が走り込みグラウンダーのクロスを入れたが、クリアされる。
そして前半41分。カウンターから脇坂がペナルティエリア左へ、右足アウトサイドでスルーパスを送る。これを長谷川がもらい仕掛けたがガンバの右SB佐藤が防ぎボールロストに。
そのこぼれ球を拾ったレアンドロ・ダミアンが左足でシュートを放ち、川崎Fは先制点を挙げる。
L・ダミアンは早くも今季10点目だ。15試合目にして、もう2ケタ得点を達成した。
三笘のドリブルが風を切る
続く2点目は後半31分だった。
まず途中出場の登里が自陣から左足で浮き球のスルーパスを出す。そこに走り込んだ途中出場からわずか6分の三笘がボールを受け、まるで風を切るように敵DFを抜き去る。
ペナルティエリア左へ持ち込んだ彼は、右足でグラウンダーのシュートを放ちゴール右へ叩き込んだ。
これで2点を挙げた川崎Fはガンバの追撃を許さず、2-0でシャットアウト勝ちを演じた。
世界で勝つには高いインテンシティが必要だ
勝ちまくる川崎F。だがこの日の軽いパスサッカーはあくまで「国内仕様」である。
手抜きしたとは言わないが、ヨーロッパでこんな風に弱いショートパスばかり繋ごうとするとたちまちフィジカルと組織守備で寸断されてしまう。
日本のサッカーが海外で勝つためには、あくまで彼らが名古屋戦の初戦で見せたようなインテンシティの高いサッカーでなければならない。
あのサッカーでなければヨーロッパの第一線では通用しない。
彼らはそれをくれぐれも自覚しておくことが大切だ。