米の輸出量「8倍」計画や牛・鶏を殺処分する政策など「国家の自殺」が進んでる
こないだX(旧ツイッター)を見ていたら、「俺は鼻をつまんで自民党に投票するんだ」という若い人がいた。
びっくりだ。
もちろん日本の若い世代は完全に右傾化している。だからそのせいで「どうしても自民党に入れる以外ない」という発想がわくんだろう。
でも彼らは状況をわかってない。
例えばいま日本政府がやってることを、ひとつひとつ精査すれば全体像が見えてくる。すべてひとつに繋がってるんだ。
それらの政策は「日本という国家が今まさに自殺しようとしている」としか思えない。
まず政府は2030年までにコメ(米)の輸出量を、2024年実績(約4.6万トン)の8倍近く(35万トン)まで増やす計画だ。
このヘンな政策の根拠って、国内のコメ価格の高騰の再発防止や、需給が逼迫した場合の国内供給への対応をするんだ、ってことらしい。
でも穿った見方をすれば、これなんか外国に言われるまま米を輸入するため、その代わりに自国の米をわざと「事前に輸出する」んだとしか思えない。
狂ってる。
つまり自国の生産物を自分で吐き出しておきながら、その損失の補填分を外国から輸入しようというわけだ。
これがいったい何を意味するか、分かってる人にはすぐピンとくるはずだ。
例えば以下のような分析もある。
『政府の意図は?品薄&高騰なのに米の輸出量『約8倍』の目標 専門家「不足基調の中で輸出を増やせば国内の価格は上がるだろう」【解説】』(MBS NEWS)
https://www.mbs.jp/news/feature/specialist/article/2025/03/105600.shtml
農家の牛や鶏を殺処分する「国家の自殺」政策も行われている
一方、農水省は以下の通り、2023年に畜産農家が乳牛を殺処分すれば「補助金を15万円出す」という生産抑制を行った。
『【国家の自殺】牛や鶏を○せば国から補助金が出る「謎の仕組み」とは?』
https://blog.goo.ne.jp/matsuoka_miki/e/3a7c207fe9f83d8e3538fe175a18c038
件の農水省に直接、話を聞いたが……あくまで建前は「コロナ禍で学校給食や外食産業の需要が激減したからだ」というのだ(詳しくは上記を参照のこと)。
でも、これだって米の輸出という「国家の自殺」と同じさ。
自ら自給率を下げ、そのぶん外国(たぶんあの「米」がつく国だろう)から輸入してご機嫌を取ろうって話だ。
ほかにもこれに先行し、卵を生む鶏を処分すれば1羽当たり310円、屠殺する食鳥処理場には1羽につき47円が支払われる政策も取られた。
鶏は一度に何万羽も屠殺するから、農家には膨大な補助金が入る。例えば2020年には、16億円が支払われた。
めちゃくちゃだ。
すべてが一時しのぎにすぎない政策であり、長期的な視点がまったくない。
こないだX(旧ツイッター)を見ていたら、「俺は鼻をつまんで自民党に投票するんだ」という若い人がいた。
びっくりだ。
もちろん日本の若い世代は完全に右傾化している。だからそのせいで「どうしても自民党に入れる以外ない」という発想がわくんだろう。
でも彼らは状況をわかってない。
例えばいま日本政府がやってることを、ひとつひとつ精査すれば全体像が見えてくる。すべてひとつに繋がってるんだ。
それらの政策は「日本という国家が今まさに自殺しようとしている」としか思えない。
まず政府は2030年までにコメ(米)の輸出量を、2024年実績(約4.6万トン)の8倍近く(35万トン)まで増やす計画だ。
このヘンな政策の根拠って、国内のコメ価格の高騰の再発防止や、需給が逼迫した場合の国内供給への対応をするんだ、ってことらしい。
でも穿った見方をすれば、これなんか外国に言われるまま米を輸入するため、その代わりに自国の米をわざと「事前に輸出する」んだとしか思えない。
狂ってる。
つまり自国の生産物を自分で吐き出しておきながら、その損失の補填分を外国から輸入しようというわけだ。
これがいったい何を意味するか、分かってる人にはすぐピンとくるはずだ。
例えば以下のような分析もある。
『政府の意図は?品薄&高騰なのに米の輸出量『約8倍』の目標 専門家「不足基調の中で輸出を増やせば国内の価格は上がるだろう」【解説】』(MBS NEWS)
https://www.mbs.jp/news/feature/specialist/article/2025/03/105600.shtml
農家の牛や鶏を殺処分する「国家の自殺」政策も行われている
一方、農水省は以下の通り、2023年に畜産農家が乳牛を殺処分すれば「補助金を15万円出す」という生産抑制を行った。
『【国家の自殺】牛や鶏を○せば国から補助金が出る「謎の仕組み」とは?』
https://blog.goo.ne.jp/matsuoka_miki/e/3a7c207fe9f83d8e3538fe175a18c038
件の農水省に直接、話を聞いたが……あくまで建前は「コロナ禍で学校給食や外食産業の需要が激減したからだ」というのだ(詳しくは上記を参照のこと)。
でも、これだって米の輸出という「国家の自殺」と同じさ。
自ら自給率を下げ、そのぶん外国(たぶんあの「米」がつく国だろう)から輸入してご機嫌を取ろうって話だ。
ほかにもこれに先行し、卵を生む鶏を処分すれば1羽当たり310円、屠殺する食鳥処理場には1羽につき47円が支払われる政策も取られた。
鶏は一度に何万羽も屠殺するから、農家には膨大な補助金が入る。例えば2020年には、16億円が支払われた。
めちゃくちゃだ。
すべてが一時しのぎにすぎない政策であり、長期的な視点がまったくない。
刹那的の一語に尽きる。
これだって「国家の自殺」に等しい。
かたや「mRNAワクチン」を打ちまくる厚労省
一方、厚労省はどうか?
某国の言いなりになり、一部の専門家から疑義を呈されている(危険な可能性がある)「mRNAワクチン」を打ちまくった。
これだって「国家の自殺」に等しい。
かたや「mRNAワクチン」を打ちまくる厚労省
一方、厚労省はどうか?
某国の言いなりになり、一部の専門家から疑義を呈されている(危険な可能性がある)「mRNAワクチン」を打ちまくった。
その次には第二弾として、また新しい次世代ワクチンも登場した。
これも同様に厚労省へ直接、話を聞き記事にしたが、状況は以下の通りだ。まるでお話にならない。
『【厚労省に電凸.1】今年10月1日以降、日本で世界初のレプリコンワクチン接種が行われる』
https://blog.goo.ne.jp/matsuoka_miki/e/9e0da46ca0b8edf52dc8847628681575
厚労省は、なんとこう言うのだ。
「日本を魅力ある治験市場にする」
もう狂ってるとしか思えない。
どう考えても「米」のつく国の差し金だろう。
またレプリコンに先立ち「mRNAワクチン」の接種が行われたが、これだって膨大な被害者を出している。
現に私は(コロナ怖しで)、ついmRNAワクチンを数回接種してしまい、おかげで目下、その後遺症に見舞われてる。
で、ビタミンDを摂取したり、ウォーキングをする治療を受けてるんだ。
これも同様に厚労省へ直接、話を聞き記事にしたが、状況は以下の通りだ。まるでお話にならない。
『【厚労省に電凸.1】今年10月1日以降、日本で世界初のレプリコンワクチン接種が行われる』
https://blog.goo.ne.jp/matsuoka_miki/e/9e0da46ca0b8edf52dc8847628681575
厚労省は、なんとこう言うのだ。
「日本を魅力ある治験市場にする」
もう狂ってるとしか思えない。
どう考えても「米」のつく国の差し金だろう。
またレプリコンに先立ち「mRNAワクチン」の接種が行われたが、これだって膨大な被害者を出している。
現に私は(コロナ怖しで)、ついmRNAワクチンを数回接種してしまい、おかげで目下、その後遺症に見舞われてる。
で、ビタミンDを摂取したり、ウォーキングをする治療を受けてるんだ。
幸い、私は今のところ死に至るような兆候はないが、でも何年かすれば「本番の症状」が出る可能性だってあるらしい。
だから、みんなも気をつけたほうがいい。
ほかにも農水省の政策はこんなふうだ
そのほか近年の日本では、古くは1970年から2017年まで行われた米の減反政策あたりから「国家の自殺」が始まった。
例えば「民間企業による品種開発の活性化を促す」(つまり新自由主義)という建前で、種子法(主要農作物種子法)が2018年4月に廃止された。
その結果、安定的な種子の供給が難しくなり、地域ならではの品種が失われて行った。
また自家採種や特産品の生産が困難になったのも弊害のひとつだ。
その代わりに起こったのは、民間企業による種子の私有化である。また種子の価格が高騰する可能性も懸念される。
これなんかも典型的な新自由主義に基づく「民営化」の弊害だ。
またその後、「国内の優良品種が海外に流出するから」てな名目で、お次は「種苗法」が2022年4月1日に改悪された。
これで農家による登録品種の自家増殖には、育成者権者の許諾が必要になった。
おかげで農家の自家増殖の自由が制限され、コストの負担が増えた。
また品種が海外へ流出するリスクも増大すると同時に、農家が持つ権利が侵害された。
どうだろう?
これら多くの政策には、ある種の統一感がある。
つまり明らかに「一定の価値観や方向性」に基づいているとしか思えない。
それをひとことで皮肉にいえば「国家の自殺」なのだ。
こうした政府の政策は、いったい何者の指示による、何を根拠に行われているのか?
ほかにも農水省の政策はこんなふうだ
そのほか近年の日本では、古くは1970年から2017年まで行われた米の減反政策あたりから「国家の自殺」が始まった。
例えば「民間企業による品種開発の活性化を促す」(つまり新自由主義)という建前で、種子法(主要農作物種子法)が2018年4月に廃止された。
その結果、安定的な種子の供給が難しくなり、地域ならではの品種が失われて行った。
また自家採種や特産品の生産が困難になったのも弊害のひとつだ。
その代わりに起こったのは、民間企業による種子の私有化である。また種子の価格が高騰する可能性も懸念される。
これなんかも典型的な新自由主義に基づく「民営化」の弊害だ。
またその後、「国内の優良品種が海外に流出するから」てな名目で、お次は「種苗法」が2022年4月1日に改悪された。
これで農家による登録品種の自家増殖には、育成者権者の許諾が必要になった。
おかげで農家の自家増殖の自由が制限され、コストの負担が増えた。
また品種が海外へ流出するリスクも増大すると同時に、農家が持つ権利が侵害された。
どうだろう?
これら多くの政策には、ある種の統一感がある。
つまり明らかに「一定の価値観や方向性」に基づいているとしか思えない。
それをひとことで皮肉にいえば「国家の自殺」なのだ。
こうした政府の政策は、いったい何者の指示による、何を根拠に行われているのか?
想像するに難くないが……このままでは日本という国はおしまいだろう。
それを「よし」としている自公政権を、このまま野放しにしていいのか?
しかも「左が嫌いだから」なんていう理由で自民に投票する? それで「国を自殺させる」つもりなのかい?
それでもすっかり右傾化した若者たちは、「鼻をつまんで自民党に投票する」というのか?
みなさん、そこでちょっと立ち止まり、よく考えてみて欲しい。
それでもすっかり右傾化した若者たちは、「鼻をつまんで自民党に投票する」というのか?
みなさん、そこでちょっと立ち止まり、よく考えてみて欲しい。
いま何が大切で、いったい何を優先すべきなのか? 過度に「右であること」にこだわるあまり、そのせいでいったい何を失ない、何を得るのか?
それらを差し引きした結果はどうなのか?
差し引きトータルで、大きなメリットがあるのか?
右か左か? なんていう「瑣末な案件」にこだわって、「国を誤る」ことがあっていいわけがない。
何を捨て、何を取るのか?
しっかりバランス感覚を働かせ、よく考えてみて欲しい。