日本が韓国を圧倒、4大会ぶり2回目のE-1優勝を飾る
日本がEAFF E-1サッカー選手権の最終戦で韓国を破り、見事優勝を飾った。
国内組のみの急造チームだったがグループとしてのまとまりは「兄貴分」よりよく、大会を2勝1分、9得点無失点という戦績で戦い抜き優勝した。あっぱれだ。
この試合、前半から日本はマリノスの選手たちを中心にリズムをつかんだが、前半は惜しくも無得点で終える。
だが後半4分にMF藤田譲瑠チマの絶妙などんぴしゃのクロスを、MF相馬勇紀がヘディングで叩き込み先制点を奪う。
すると同19分には相馬のコーナーキックをDF佐々木翔がこれまた強烈なヘッドで決めて2点目。続く後半27分にはFW西村拓真からDF小池龍太へ、そしてFW町野修斗にお鉢が回って決勝弾を上げた。
特に3点目はトップに当ててから3人目の動きで崩すという形だ。練習の成果が出た。
これで町野は相馬とともに3得点で大会得点王に輝いた。大会MVPは相馬である。
チーム全体としては、相手ボールのとき自由にさせないプレッシングやバランスのよさ、パスワーク、思い切りのいい連携のスムーズさがすがすがしい。思案しながらプレイしている煮詰まった「兄貴分」の代表チームより好感をもった。
町野は「ポスト大迫」になれる
森保監督は「9月の欧州遠征にも呼びたい選手はいる」としており、カタールW杯へのチャンスは広がる。候補は相馬、町野、藤田あたりだろうか?
相馬は南野、三笘とライバルのカベは高いが、直接FKやCKの精度、守備での1対1の強さなど、相馬にしかないよさがある。がんばってほしい。また前線でボールが収まる22歳の町野はポストプレイに長け、大迫の果たす機能を代替できる。守備での献身性や185cmの高さも強みで、懐の深いボールキープが特徴だ。
一方、藤田はまだ20歳のボランチだが、攻守の切り替えの速さやボックス・トゥ・ボックスのダイナミックなプレーが魅力だ。安定したボールキープやクロスの正確性も光る。将来性はピカイチだ。
さて、カタール行きの最後の切符はだれがゲットするのか? 楽しみになってきた。
日本がEAFF E-1サッカー選手権の最終戦で韓国を破り、見事優勝を飾った。
国内組のみの急造チームだったがグループとしてのまとまりは「兄貴分」よりよく、大会を2勝1分、9得点無失点という戦績で戦い抜き優勝した。あっぱれだ。
この試合、前半から日本はマリノスの選手たちを中心にリズムをつかんだが、前半は惜しくも無得点で終える。
だが後半4分にMF藤田譲瑠チマの絶妙などんぴしゃのクロスを、MF相馬勇紀がヘディングで叩き込み先制点を奪う。
すると同19分には相馬のコーナーキックをDF佐々木翔がこれまた強烈なヘッドで決めて2点目。続く後半27分にはFW西村拓真からDF小池龍太へ、そしてFW町野修斗にお鉢が回って決勝弾を上げた。
特に3点目はトップに当ててから3人目の動きで崩すという形だ。練習の成果が出た。
これで町野は相馬とともに3得点で大会得点王に輝いた。大会MVPは相馬である。
チーム全体としては、相手ボールのとき自由にさせないプレッシングやバランスのよさ、パスワーク、思い切りのいい連携のスムーズさがすがすがしい。思案しながらプレイしている煮詰まった「兄貴分」の代表チームより好感をもった。
町野は「ポスト大迫」になれる
森保監督は「9月の欧州遠征にも呼びたい選手はいる」としており、カタールW杯へのチャンスは広がる。候補は相馬、町野、藤田あたりだろうか?
相馬は南野、三笘とライバルのカベは高いが、直接FKやCKの精度、守備での1対1の強さなど、相馬にしかないよさがある。がんばってほしい。また前線でボールが収まる22歳の町野はポストプレイに長け、大迫の果たす機能を代替できる。守備での献身性や185cmの高さも強みで、懐の深いボールキープが特徴だ。
一方、藤田はまだ20歳のボランチだが、攻守の切り替えの速さやボックス・トゥ・ボックスのダイナミックなプレーが魅力だ。安定したボールキープやクロスの正確性も光る。将来性はピカイチだ。
さて、カタール行きの最後の切符はだれがゲットするのか? 楽しみになってきた。