「仮想敵」を大衆に与えて自分(政権側)は世論の批判を逃れる高等戦術か?
このところもっぱらX(旧ツイッター)上では、「中国人が日本の土地をあちこち買いまくってるぞ!」という騒動をポストする行動がやたらと目につく。
確かに気持ち悪い動きだ。実際、私もこの案件に初期の段階で気づき、強い危機感を抱いてあれこれ調べてみたことがある。
特に北海道の土地が、もうガンガン買われているのにはガクゼンとした。
うっかりすると「その一点」だけに心を奪われてしまう深刻な問題だ。
だがあるとき、ひょいと「別の角度」からこの問題を眺めてみたのだ。
するとその結果、ある可能性に思い至った。(というか「可能性」にすぎないかもしれないが)
つまりこの「中国人問題」騒動に火がつくことで、いちばんトクをするのはいったい誰か? という問題だ。
このところもっぱらX(旧ツイッター)上では、「中国人が日本の土地をあちこち買いまくってるぞ!」という騒動をポストする行動がやたらと目につく。
確かに気持ち悪い動きだ。実際、私もこの案件に初期の段階で気づき、強い危機感を抱いてあれこれ調べてみたことがある。
特に北海道の土地が、もうガンガン買われているのにはガクゼンとした。
うっかりすると「その一点」だけに心を奪われてしまう深刻な問題だ。
だがあるとき、ひょいと「別の角度」からこの問題を眺めてみたのだ。
するとその結果、ある可能性に思い至った。(というか「可能性」にすぎないかもしれないが)
つまりこの「中国人問題」騒動に火がつくことで、いちばんトクをするのはいったい誰か? という問題だ。
中国人叩きでトクするのはその影に隠れて悪政やりたい放題になる政権側だ
いや、例えばの話ですよ?
第2の「Dappi」みたいなヤツがすでに世の中に存在し、例えば○○党から任務を仰せつかって実はネット上の「X」の人混みに密かに紛れ込み、あの「中国人問題」へ盛んに火をつけ騒ぎ立てる役目を担ってるとしたらどうだろうか?
そうとは知らずに(たとえば)日本を特に「大切に思う気持ちの強い」国民民主党の支持者さんや参政党の支持者さん、はたまた日本保守党の支持者さんたちが、その煽りにまんまと乗せられて(でも「そそのかされてる」とは認知できずに)ワイワイ騒ぎ立てているとしたら?
「あの中国人たちが許せない!」
「あいつらを排斥せよ」
彼らはまんまと「第2のDappi」にハメられて、大きな策謀の「大渦」に飲み込まれてしまう。
こんなふうに意図して人工的にあえて大衆向けの「標的」を作り、狙って社会のストレスを一点にそこへ集中させる。そのことで自分たちにとって「都合の悪い何か」から人目をそらすーー。
つまりこの大波がそっぽ(中国人叩き)へ行くことで、見事に弾かれ「スピンされるもの」があるんじゃないか?
もしあるとすれば、それは長年にわたるメチャクチャな「緊縮財政」と「新自由主義」により、日本を壊滅の危機に追いやろうとしている自公政権の「悪行」そのものだ。
いや、例えばの話ですよ?
第2の「Dappi」みたいなヤツがすでに世の中に存在し、例えば○○党から任務を仰せつかって実はネット上の「X」の人混みに密かに紛れ込み、あの「中国人問題」へ盛んに火をつけ騒ぎ立てる役目を担ってるとしたらどうだろうか?
そうとは知らずに(たとえば)日本を特に「大切に思う気持ちの強い」国民民主党の支持者さんや参政党の支持者さん、はたまた日本保守党の支持者さんたちが、その煽りにまんまと乗せられて(でも「そそのかされてる」とは認知できずに)ワイワイ騒ぎ立てているとしたら?
「あの中国人たちが許せない!」
「あいつらを排斥せよ」
彼らはまんまと「第2のDappi」にハメられて、大きな策謀の「大渦」に飲み込まれてしまう。
こんなふうに意図して人工的にあえて大衆向けの「標的」を作り、狙って社会のストレスを一点にそこへ集中させる。そのことで自分たちにとって「都合の悪い何か」から人目をそらすーー。
つまりこの大波がそっぽ(中国人叩き)へ行くことで、見事に弾かれ「スピンされるもの」があるんじゃないか?
もしあるとすれば、それは長年にわたるメチャクチャな「緊縮財政」と「新自由主義」により、日本を壊滅の危機に追いやろうとしている自公政権の「悪行」そのものだ。
例えば政府のそんな悪政から目をそらす「スピン」の役割を果たす「煽り」の類いは、以下のような感じのものだ。いわば「争点そらし」である。
(1)「中国人移住者 過去最高87万人へ」(髙橋𝕏羚@闇を暴く人)
(2)「選択的夫婦別姓は中国の方のための法案である」(ねずみ)
こういう動画を観て、日本人はもっぱら「中国人そのもの」に対する怒りをたぎらせる。
だがこうした中国人の日本流入への「ワク組み」を法的に緩め、積極的に日本へ招き入れているのは、そもそもあくまで日本政府だからね? そこから目を逸らされてはいけない。
でも、だれもその点を指摘しないし、だれもそこに「怒りを向け」ないーー。
不思議な話だ。
中間層(富裕層)だけを生き残らせ唯一の「市民」にする
いや、あくまでこれはひとつの試論だが……実は政府はこういう(中国人の名を借りた)表面的な動きを隠れ蓑にして、以下のような未来社会を作ろうとしてるんじゃないか?
この彼らが描く「未来社会」を構成する要素は2つある。(1)ひとつは(政権側から見れば非生産的な)貧しい若い層を非正規雇用に押し込め、「自然淘汰」すること。
そして(2)もうひとつは、政権側が「社会の負担になっている」と考える高齢者層をこれまた「淘汰する」ことだ。
まず(1)に関しては、政権側は緊縮と新自由主義の合わせ技を駆使し、まず日本の若い層を労働条件が劣悪な非正規雇用や派遣で厳しい労働環境に押し込めることだ。
そして彼らを「安く使って」さんざん搾取したあげく、人為的にストレスを降り積もらせ、彼らのメンタルを破壊することで自○に追い込もうとしているのではないか? ということだ。
その証拠に厚労省によれば、すでに日本の若年層の自○率はG7で日本がダントツの1位である。
これが何よりの証拠であり、政権側の「成果」といえるのではないか?
派遣など日本の「非正規雇用」の歴史的な流れを振り返る
そもそも雇う企業側は「正社員」より「非正規」の方が安くつく。
だから90年代末の小渕内閣から2000年代初頭の小泉内閣の時代にかけ、(特に大企業のために)非正規雇用が社会的に強く推し進められた。
これがまず実態だ。
そもそも歴史を遡れば、それに先立つ1985年に最初の「労働者派遣法」が導入されたのは、派遣労働者の保護が目的だった(建前は)。
そして当初はプログラミングや通訳など、専門性の高い13業務に限って派遣を認めた。つまりエキスパートの派遣がそもそもの目的のはずだった。
ところが2004年に小泉純一郎首相(当時)が号令一下、竹中平蔵・内閣府特命担当大臣(同)と結託し、同法を改正(悪)する。
ところが2004年に小泉純一郎首相(当時)が号令一下、竹中平蔵・内閣府特命担当大臣(同)と結託し、同法を改正(悪)する。
これにより派遣労働者は2000年の約33万人から、2008年には約140万人に増大した。つまり大量の「非正規雇用者」を生み出し、格差が拡大したわけだ。
この同法の改正(悪)時には「適正なセーフティーネット」がなかった。そのため製造業を中心に、派遣社員は「雇用の調整弁」にされてしまった。
この同法の改正(悪)時には「適正なセーフティーネット」がなかった。そのため製造業を中心に、派遣社員は「雇用の調整弁」にされてしまった。
例えば「派遣切り」と呼ばれる大量の雇い止めも発生した。その後の経緯は、ご存知の通りだ。
さてここで自民党の「政治手法」が巧妙(=悪辣)なのは、最初は小さく「風穴を開けて」おき、それをあとから次第に拡大して行く手練手管である。この手法は、歴代内閣にわたり頻出する。
一方、これにはるか先立つ1980年代には「フリーター」なる造語までわざわざ作られ、しきりに『フリーター』ってカッコいいよねぇ!」みたいな世論形成が「人工的」に行われた。
こんなふうに自民党は雇用の非正規化に先立ち、もう80年代から巧妙な「仕込み」を入れていた。
一方、これにはるか先立つ1980年代には「フリーター」なる造語までわざわざ作られ、しきりに『フリーター』ってカッコいいよねぇ!」みたいな世論形成が「人工的」に行われた。
こんなふうに自民党は雇用の非正規化に先立ち、もう80年代から巧妙な「仕込み」を入れていた。
なんせ80年代に念には念を入れて「フリーター」なる造語まで事前に作り、大掛かりなPR作戦を仕掛けて「社会的洗脳」が行われてきたのだ。(おそらくその陰には電通あたりが絡んでいたんだろう)
いや、それはさておき。
社会的負担が高い高齢者層は○クチン接種で「抹消」する
さて一方、若者の非正規労働者とは年齢層が真逆に当たる「高齢者層」に対しては、65才以上に適用される有害なレ○リコン・○クチン接種などで(若者と同じく)「人口抑制」が行われるーー。
さて一方、若者の非正規労働者とは年齢層が真逆に当たる「高齢者層」に対しては、65才以上に適用される有害なレ○リコン・○クチン接種などで(若者と同じく)「人口抑制」が行われるーー。
もちろんこれも政府の「仕掛け」だ。
とすればこの両建ての策謀で「若年の非正規層と高齢者層」が死滅したあと、「残る国民」っていったいどんな階層か?
それは上記の「2層」のちょうど中間に位置する人々だ。
つまり健康でバリバリ働ける何不自由ない壮年層である。こちらはもちろん富裕層ともかなりオーバーラップしているだろう。
すなわち日本政府はこの選り抜きの頑強な壮年の中間層だけを、日本で唯一の「市民層」として残す計画だ。
とすればこの両建ての策謀で「若年の非正規層と高齢者層」が死滅したあと、「残る国民」っていったいどんな階層か?
それは上記の「2層」のちょうど中間に位置する人々だ。
つまり健康でバリバリ働ける何不自由ない壮年層である。こちらはもちろん富裕層ともかなりオーバーラップしているだろう。
すなわち日本政府はこの選り抜きの頑強な壮年の中間層だけを、日本で唯一の「市民層」として残す計画だ。
それに加えて支配層として政財界と官僚、およびオールドメディアを合わせて合計4本立てにより、未来に向けて(ムダのない)「頑強な日本国家」を構成しようとしているのではないか?
平たくいえば、国から見ると「足手まとい」な中小零細企業や、(エリート以外の)貧しい働き手をこのさい「きれいに淘汰」してしまう。
平たくいえば、国から見ると「足手まとい」な中小零細企業や、(エリート以外の)貧しい働き手をこのさい「きれいに淘汰」してしまう。
また社会的な負担が大きい高齢者層に関しても同様だ。
そして残った「大いに稼げる大企業」と富裕層だけを中心にして「効率的」に国を回して行こうぜ、てな塩梅の社会戦略を構想してるんじゃないか? ということだ。
すなわち究極の新自由主義である。
「まさかそんなトンデモな話があるわけないだろう」「SFの世界じゃないか?」などというなかれ。
このブログでは社会に警鐘を鳴らすため、過去に何度も同じことをバカみたいに繰り返し書いている。ちなみに以下の記事の後半でも詳しく分析した。
すなわち究極の新自由主義である。
「まさかそんなトンデモな話があるわけないだろう」「SFの世界じゃないか?」などというなかれ。
このブログでは社会に警鐘を鳴らすため、過去に何度も同じことをバカみたいに繰り返し書いている。ちなみに以下の記事の後半でも詳しく分析した。
『【緊縮という地獄】生活苦で国民がバタバタ自死、それでも「国の借金ガー」と叫ぶ財務省の鬼畜』(すちゃらかな日常 松岡美樹)
これをどうお幹事になるだろうか?
野村総研や政策コンサルタントの室伏謙一氏も同じ分析をしている
もちろんこれは、根拠もなく書いてることじゃない。
この耳で聞いたから、まちがいない。
例えばそんな菅政権(当時)の政策を緻密に分析したひとつが、以下の論考だ。
『OECDのコロナ経済対策の提言と菅政権の中小企業再編』(野村総合研究所・金融ITイノベーション事業本部 / 木内登英)
https://www.nri.com/jp/media/column/kiuchi/20200918.html
https://www.nri.com/jp/media/column/kiuchi/20200918.html
また「室伏政策研究室代表」で政策コンサルタントの室伏謙一氏も、以下の記事で同種のことを論じている。
『菅内閣は「中小企業つぶし」という日本経済つぶしを押し進めている』(ダイヤモンド・オンライン)
そして何より恐ろしいことは、この「合理化」とか「淘汰」という名の人工的な「中小企業潰し」や「非正規職の社会的抹消」は、何もあの菅政権に限った話じゃない点だ。
その前後に当たる自民(公明)政権にも、同様に綿々と歴史的に受け継がれている「伝統的なお家芸」なのである。
こんな政権は、もう一刻も早く潰す必要がある。
外国人労働者が「第5の層」として日本に加わる
さて、話はまた一回転して再び「中国人問題」に戻ろう。
前節で述べた未来で唯一の日本市民としての「富裕層」に加え、政府が肝入りで進めるもうひとつの「新しい階層」が日本社会に加わる動きがかなり前から着々と進んでいる。
それが本題の中国その他、海外の人々だ。こうした外国人労働者受け入れ制度の整備は、すでに1980年代後半から1990年代にかけてとっくの昔に始まっている。
つまり政府は彼らを「安く」使って労働力のコストダウンを図り、大企業を中心に事業の効率化を図ってうまく利用しよう、てな青写真である。
一方、このほか新しい動きとしては、最近、話題になった「中国人観光ビザの緩和」問題がある。だがこれだって源流をたどれば、以下の通りもう今から15年前にスタートしている流れだ。
ちなみに以下の資料は「2010年」当時の話である。つまりすでに15年前から、私が先述したような日本政府による計画的な「中国人招致計画」の先鞭が付けられていたことになる。
『中国人観光客を狙え!個人ビザ緩和で“ドル箱”出現』(経営戦略者/2010年8月号)
https://www.tkc.jp/cc/senkei/201008_special01/
『中国人観光ビザ緩和』(みずほ総合研究所・アジア調査部 / 宮嶋貴之 / 2010年9月)
https://dl.ndl.go.jp/view/prepareDownload?itemId=info%3Andljp%2Fpid%2F3509767&contentNo=1
そしてその果てに来た最新の動きが、以下の動きだ。
『中国富裕層に10年観光ビザ新設 岩屋外相、北京で表明』(NHK)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA245OH0U4A221C2000000/
この「大きな流れ」が、おわかりだろうか?
別に中国人が日本の土地を「勝手に買い始めた」わけでもなんでもない
さて今回の記事のなかでは、いちばん「源流」になる発端までさかのぼり検証してきた。
そんな経緯を見ると、もう「水が高いところから低いところへ流れるかのよう」に、ごく自然な流れになっているのがわかるだろう。
つまり、なるべくしてこうなったわけだ。
ちなみに岩屋大臣は上記したNHKの記事のなかで、以下のように語っている。
「岩屋大臣は、一部に中国人が急増するなどという誤解があるとした上で『ビザの種類に応じて一定の経済要件を設け、申請時や入国時には厳格な審査を行っており、ただちに中国人観光客の無秩序な急増につながるものではないと考えている』」
ほうら、これだって同じだ。
つまり、なるべくしてこうなったわけだ。
ちなみに岩屋大臣は上記したNHKの記事のなかで、以下のように語っている。
「岩屋大臣は、一部に中国人が急増するなどという誤解があるとした上で『ビザの種類に応じて一定の経済要件を設け、申請時や入国時には厳格な審査を行っており、ただちに中国人観光客の無秩序な急増につながるものではないと考えている』」
ほうら、これだって同じだ。
「まず最初に小さい穴を開け、それをだんだん大穴にして行く」という自民党・お得意の戦略である。
あの派遣だって、非正規だってみんな初めはそうだった。
なにより上記の「ただちには」そうはならない、という表現が、如実にそれを暗示している。つまりウラを返せば近い将来、それが実際に「大きな穴」になりうるわけだ。
そしてこうした歴史的経緯の果てに、いま盛んに話題になっている「中国人がバンバン日本の土地を買ってるぞ!」問題がやって来た。
そしてこうした歴史的経緯の果てに、いま盛んに話題になっている「中国人がバンバン日本の土地を買ってるぞ!」問題がやって来た。
すなわちこれは別に何も中国人が「勝手にやり始めた」わけでもなんでもないのだ。
つまりこれまでさんざん経緯を細かく見てきた通り、「我らが自公政権」が自分からわざわざ彼ら中国人の「手を取って招き入れ始めた」果ての現象だ。
それが今や彼らの「日本の土地を買い漁る」という極端な行為にまで繋がっている。
だが(繰り返しになるが)その発端、つまり元凶を作ったのは自公政権である。
そもそも彼ら政権側が(法的整備をして)火をつけなければ、はじめに中国人の「低賃金労働者」が大挙して日本にやってきたり、また次には中国人の「お金持ち観光客」のみなさんが「10年観光ビザ」を申請して大挙、日本にお越しになるなんて事態には至らなかった。
つまりX上でいま「中国人に土地が買われてる!」と騒いでいるみんなは、実は自公政権にこそツッコミを入れるべきなのだ。
歴史を遡れば、あの自公政権が中国人のみなさんを手取り足取り優遇するビザで日本へわざわざ招き入れ、日本の土地を買う発端になる「誘い水」をかけなければ「実は何も起こらなかった」かもしれないのだ。
まあこれを言い出したら、水掛け論になるからやめておくが。
なぜ自公は中国人ネタをわざわざ「スピン」として世の中に晒すのか?
ここまで読み、「自公政権が自分から音頭を取って中国人を招き入れているのはわかった。だがなぜその自公政権は、そんな中国人ネタをわざわざ自分からスピンとして世の中に晒して自分たち(自公政権)の悪行を覆い隠そう、などというややこしいことをするのか?」と思う人もいるだろう。
その点については、こんな可能性を考えている。
自民党は一方では中国にいい顔をしておいて日本に招き入れ、その実、いざとなったら彼ら中国人を「エサ」としてスピン化して自国民にネタの形で提供する。
つまりこれまでさんざん経緯を細かく見てきた通り、「我らが自公政権」が自分からわざわざ彼ら中国人の「手を取って招き入れ始めた」果ての現象だ。
それが今や彼らの「日本の土地を買い漁る」という極端な行為にまで繋がっている。
だが(繰り返しになるが)その発端、つまり元凶を作ったのは自公政権である。
そもそも彼ら政権側が(法的整備をして)火をつけなければ、はじめに中国人の「低賃金労働者」が大挙して日本にやってきたり、また次には中国人の「お金持ち観光客」のみなさんが「10年観光ビザ」を申請して大挙、日本にお越しになるなんて事態には至らなかった。
つまりX上でいま「中国人に土地が買われてる!」と騒いでいるみんなは、実は自公政権にこそツッコミを入れるべきなのだ。
歴史を遡れば、あの自公政権が中国人のみなさんを手取り足取り優遇するビザで日本へわざわざ招き入れ、日本の土地を買う発端になる「誘い水」をかけなければ「実は何も起こらなかった」かもしれないのだ。
まあこれを言い出したら、水掛け論になるからやめておくが。
なぜ自公は中国人ネタをわざわざ「スピン」として世の中に晒すのか?
ここまで読み、「自公政権が自分から音頭を取って中国人を招き入れているのはわかった。だがなぜその自公政権は、そんな中国人ネタをわざわざ自分からスピンとして世の中に晒して自分たち(自公政権)の悪行を覆い隠そう、などというややこしいことをするのか?」と思う人もいるだろう。
その点については、こんな可能性を考えている。
自民党は一方では中国にいい顔をしておいて日本に招き入れ、その実、いざとなったら彼ら中国人を「エサ」としてスピン化して自国民にネタの形で提供する。
それによって国民間に騒ぎを起こすことにより、その陰に隠れて自分たち(政権側)だけが「難を逃れる」という離れ技を演じてるんじゃないか?
つまり仮に日本で「中国人バッシング」が起こったって、自民党の腹はちっとも痛まない。
つまり仮に日本で「中国人バッシング」が起こったって、自民党の腹はちっとも痛まない。
それどころか中国人問題がより目立てば目立つほど、相対的に自公政権の(緊縮財政と新自由主義で日本社会を壊す)悪政は、その陰に隠れてますます見えなくなる。そんなうまい仕掛けだ。
現にいま中国人問題がこれだけX上で賑わっているのに、そもそもそのきっかけを作った自民党を「批判する声」なんて(少なくともX上では)まるで見かけない。
現にいま中国人問題がこれだけX上で賑わっているのに、そもそもそのきっかけを作った自民党を「批判する声」なんて(少なくともX上では)まるで見かけない。
たぶん世間の人は、この案件の経緯をよく知らないのだろう。
そんなふうに(個人的には)疑っている。
話をまとめると、とにかく自公政権の「近視眼的で場当たり的な政策展開」には腹が立つ、というのがまず一点だ。
そしてもう一点は繰り返しになるが、この「中国人が日本の土地を買ってるぞ」問題はひょっとしたら、自公政権が自らの緊縮と新自由主義政策による「大失策」を隠すための「スピン」を仕掛ける動きなのかもしれない、という点だ。
しかもネット上のXのポストやYouTube動画などの流れを細かく観察していると、どうもこの騒ぎを先頭に立って扇動していると思われるような一団がいる気配もある。
そんなふうに(個人的には)疑っている。
話をまとめると、とにかく自公政権の「近視眼的で場当たり的な政策展開」には腹が立つ、というのがまず一点だ。
そしてもう一点は繰り返しになるが、この「中国人が日本の土地を買ってるぞ」問題はひょっとしたら、自公政権が自らの緊縮と新自由主義政策による「大失策」を隠すための「スピン」を仕掛ける動きなのかもしれない、という点だ。
しかもネット上のXのポストやYouTube動画などの流れを細かく観察していると、どうもこの騒ぎを先頭に立って扇動していると思われるような一団がいる気配もある。
それは決まって「何人か特定の人物たち」であり、なんだかどうもスピンの疑いを拭い切れない。
またこれも繰り返しになるが……もしそれら「第2のDappi」みたい集団に相当するモノがすでに密かにネット上で立ち上がっているとすれば、それらの煽りに乗るのは実に愚かな話だ。
そして第2点として言えることは、その「第2のDappi」がもし存在するなら、当然、そんな「第2のDappi」は政府による例の「SNS規制」(情報流通プラットフォーム対処法)と連動した動きをするはずだ。
つまり「第2のDappi」はSNSを使ったネットユーザの「自由な発言」を抑え込み、例えば(「情プラ法」のように)政府批判などの政治的投稿を抑制する活動をするに違いない。
またこれも繰り返しになるが……もしそれら「第2のDappi」みたい集団に相当するモノがすでに密かにネット上で立ち上がっているとすれば、それらの煽りに乗るのは実に愚かな話だ。
そして第2点として言えることは、その「第2のDappi」がもし存在するなら、当然、そんな「第2のDappi」は政府による例の「SNS規制」(情報流通プラットフォーム対処法)と連動した動きをするはずだ。
つまり「第2のDappi」はSNSを使ったネットユーザの「自由な発言」を抑え込み、例えば(「情プラ法」のように)政府批判などの政治的投稿を抑制する活動をするに違いない。
すなわち彼らは、自公政権の援護射撃をやる集団なのだから当然だ。
この点に我々は今後、細心の注意を払って臨まなければならないだろう。