畳みかける得点力でゲームを決めた鹿島
ボールが落ち着かない試合だったが、鹿島アントラーズがポゼッション率62%と圧倒したゲームだった。あの勝負強さはさすがである。
鹿島の両SBはビルドアップ時、高く上がって幅を取る。ここを鹿島がうまく起点に使って攻めた。
鹿島は前半22分と前半45分、後半42分に1点づつ計3点を取り、FC東京を突き放す。
特に3点目はケガから予想外の早さで復帰した上田綺世のうれしい復帰1号ゴールとなった。
4-4-2同士のミラーゲームでスタート
鹿島のフォーメーションは4-4-2だ。スタメンはGKが沖悠哉。最終ラインは右から常本佳吾、犬飼智也、町田浩樹、永戸勝也だ。
2列目は右から松村優太、三竿健斗、レオ・シルバ、白崎凌兵。2トップは土居聖真と荒木遼太郎である。
一方、FC東京のフォーメーションも4-4-2だ。ミラーゲームになった。スタメンはGKが波多野豪。最終ラインは右から蓮川壮大、森重真人、ジョアン・オマリ、小川諒也だ。
2列目は右から三田啓貴、アルトゥール・シルバ、青木拓矢、東慶悟。2トップはディエゴ・オリヴェイラと永井謙佑である。
FC東京は3枚替えで3バックに
前半の鹿島アントラーズは完全にゲームを支配した。で、FC東京の長谷川健太監督はたまらずハーフタイムに3枚替えを敢行する。
ジョアン・オマリと三田啓貴、東慶悟を引っ込め、DFのブルーノ・ウヴィニと中村拓海、MFの安部柊斗を投入したのだ。
これにより4バックから3バックにフォーメーションを変えた。
この形で3バックの真ん中を務めるブルーノ・ウヴィニがFW土居を見る形にし、マークをわかりやすくした。そしてウィングバックがサイドをケアした。
これで守備が安定し流れが変わるかに見えたが、結局、鹿島のほうが一枚上手だった。いったん相手に渡った流れは引き戻せなかった。
先制点は前半22分だった
鹿島の得点経過の流れを追うと、先制点はまず前半22分だった。
左CKからキッカーの荒木が右足でクロスを放つと、飛び込んだ町田がヘディングシュートを放ち、ゴール右スミに決めた。
続く前半45分の2点目は、まずボールを保持した永戸が松村にパス。
松村はペナルティエリアの手前に持ち込むと、右足で痛烈なグラウンダーのシュートを放つ。
ボールはゴール左のポストに当たりゴールに入った。
上田が得意のオフ・ザ・ボールの動きでゴール
そして3点目は後半42分、途中出場の上田綺世の得点だ。まず常本が遠藤につなぎ、遠藤が右サイドからドンピシャのクロスを入れる。
これに上田が得意のオフ・ザ・ボールの動きでマークを外し、右足でシュート。敵DFに当たってボールはゴールに吸い込まれた。
この試合はなんといっても、ケガから復帰した上田綺世がさっそくゴールを決めたのがポイントだろう。
彼は試合に入ってたった1分後にファーストタッチで鮮やかにゴール。そしてタイムアップ間際にも強烈なシュートを放った。「さすがは上田綺世」、「東京五輪にFWのOAなんていらない」のひとことだった。圧巻だ。
ボールが落ち着かない試合だったが、鹿島アントラーズがポゼッション率62%と圧倒したゲームだった。あの勝負強さはさすがである。
鹿島の両SBはビルドアップ時、高く上がって幅を取る。ここを鹿島がうまく起点に使って攻めた。
鹿島は前半22分と前半45分、後半42分に1点づつ計3点を取り、FC東京を突き放す。
特に3点目はケガから予想外の早さで復帰した上田綺世のうれしい復帰1号ゴールとなった。
4-4-2同士のミラーゲームでスタート
鹿島のフォーメーションは4-4-2だ。スタメンはGKが沖悠哉。最終ラインは右から常本佳吾、犬飼智也、町田浩樹、永戸勝也だ。
2列目は右から松村優太、三竿健斗、レオ・シルバ、白崎凌兵。2トップは土居聖真と荒木遼太郎である。
一方、FC東京のフォーメーションも4-4-2だ。ミラーゲームになった。スタメンはGKが波多野豪。最終ラインは右から蓮川壮大、森重真人、ジョアン・オマリ、小川諒也だ。
2列目は右から三田啓貴、アルトゥール・シルバ、青木拓矢、東慶悟。2トップはディエゴ・オリヴェイラと永井謙佑である。
FC東京は3枚替えで3バックに
前半の鹿島アントラーズは完全にゲームを支配した。で、FC東京の長谷川健太監督はたまらずハーフタイムに3枚替えを敢行する。
ジョアン・オマリと三田啓貴、東慶悟を引っ込め、DFのブルーノ・ウヴィニと中村拓海、MFの安部柊斗を投入したのだ。
これにより4バックから3バックにフォーメーションを変えた。
この形で3バックの真ん中を務めるブルーノ・ウヴィニがFW土居を見る形にし、マークをわかりやすくした。そしてウィングバックがサイドをケアした。
これで守備が安定し流れが変わるかに見えたが、結局、鹿島のほうが一枚上手だった。いったん相手に渡った流れは引き戻せなかった。
先制点は前半22分だった
鹿島の得点経過の流れを追うと、先制点はまず前半22分だった。
左CKからキッカーの荒木が右足でクロスを放つと、飛び込んだ町田がヘディングシュートを放ち、ゴール右スミに決めた。
続く前半45分の2点目は、まずボールを保持した永戸が松村にパス。
松村はペナルティエリアの手前に持ち込むと、右足で痛烈なグラウンダーのシュートを放つ。
ボールはゴール左のポストに当たりゴールに入った。
上田が得意のオフ・ザ・ボールの動きでゴール
そして3点目は後半42分、途中出場の上田綺世の得点だ。まず常本が遠藤につなぎ、遠藤が右サイドからドンピシャのクロスを入れる。
これに上田が得意のオフ・ザ・ボールの動きでマークを外し、右足でシュート。敵DFに当たってボールはゴールに吸い込まれた。
この試合はなんといっても、ケガから復帰した上田綺世がさっそくゴールを決めたのがポイントだろう。
彼は試合に入ってたった1分後にファーストタッチで鮮やかにゴール。そしてタイムアップ間際にも強烈なシュートを放った。「さすがは上田綺世」、「東京五輪にFWのOAなんていらない」のひとことだった。圧巻だ。