この種の神縄吊りの習俗は京都府・滋賀県・奈良県・三重県辺りを中心に近畿地方(京都市立竹田小学校校門前の神縄)に多い。滋賀県に多い勧請縄。
地( 虵?)斬峠(柏の蛇きり峠)のところに「七五三縄」と呼ばれる大繩を張っている。
「 虵斬(蛇きり)峠」と呼ばれている『福山志料・下巻』には秋になると柏の集落の人々がこの峠の左右の木に大蛇の形をしたしめなわをつくり、くくりつけていた様が描かれている。
地名から大繩で制作した大蛇を境界性を持った場所に布置したものだ。この種の神縄は河川に掛けたり、村の通路上にかけたり色々だが外部から侵入してくる悪疫・災厄を封じるための清跋装置であったり、各種の供物(形状をもした藁製品であることもある)などを神霊にお供えするための呪術宗教的装置であったりする。
勧請縄の色々
神縄
藁の大蛇
地( 虵?)斬峠(柏の蛇きり峠)のところに「七五三縄」と呼ばれる大繩を張っている。
「 虵斬(蛇きり)峠」と呼ばれている『福山志料・下巻』には秋になると柏の集落の人々がこの峠の左右の木に大蛇の形をしたしめなわをつくり、くくりつけていた様が描かれている。
地名から大繩で制作した大蛇を境界性を持った場所に布置したものだ。この種の神縄は河川に掛けたり、村の通路上にかけたり色々だが外部から侵入してくる悪疫・災厄を封じるための清跋装置であったり、各種の供物(形状をもした藁製品であることもある)などを神霊にお供えするための呪術宗教的装置であったりする。
勧請縄の色々
神縄
藁の大蛇