えくぼ

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パリの心臓が燃える

2019-04-17 14:14:22 | 歌う
パリの世界文化遺産ノ一トルダム大聖堂が昨日午前2時ごろ火災が発生し、8時間以上、炎上した。仏文学者の野崎歓さんはこの報道に接し、絶句した。「目の前でわれわれの心臓が燃やされている」という市民の声が悲痛だったが、そのつらさは世界中で共有されただろうと、本日☀朝日朝刊に寄稿文をを。大学卒業前の春休みにフランスを旅して、シテ島にそびえる古さびた大伽藍を仰ぎ驚嘆した。

体のなかにパリへの道が続いてる、大聖堂が炎のなかに

私がノ一トルダムを初めて見たのは三十代、その後パリと縁があり8回ほど訪れたが、20年位前のパリが最後、せめてもう一度あの大聖堂を仰ぎたかった。いま放送大学教授の野崎歓氏はこの春から原典講読の授業でユ一ゴ一の『ノ一トルダム・ド・バリ』を、このたびの火災にたち向かうための勇気を与えてくれるのではないかと。今回の
火災の原因はまだ不明だが「人の手」
により引き起こされた可能性は大きい。だが再建もまた「人の手」 によるほかはない のだと野崎歓教授は、。

12世紀に建築がはじまり14世紀に現在に近い形となった。カトリック信者の多いフランスで信仰面で重要な役割を果たす一方、国内外から年1200万人が
訪れ、宗教を超えて親しまれていると1面で炎上している写真と共に記されている。

聖堂の絵硝子のようにその羽を孔雀はわたしに開いてくれた