えくぼ

ごいっしょにおしゃべりしましょう。

4月号の「未来」 は年末年始

2019-04-10 15:47:18 | 歌う
昨日届いた4月号の「未来」を読み始めた。年末年始に詠んだ私の作品を読みながら遠い日のことのような気がする。このところ花冷えで私はまだ冬服、リビングは暖房を、食事も温かいものを、年末年始と変わらない生活であるが。

10日前に「令和」 という元号が発表されてから年末年始はいかにも古い日々の
ことのように思えてしまう。「風邪気味の」「霜枯れの」 「餅つきの」 などの言葉のあるペ一ジのなかの私の五首も今年の1月上旬に詠んだような気がしない。懐かしく読んでいる。

ブレ一キを踏むべき時にアクセルを、忘年会にて失言しており

新年の駅ビル二十階にきて独りし見れば独りの夜景

平成の五年生まれの青年の好物は寿司、大福餅も

ゆっくりと緑茶をすする青年とカフェオレを飲む媼の我と

旧仮名を使う青年と新仮名の我との間に半世紀あり

来月の五月号は令和元年発行である。私も令和の人になっている。「令和」 の元号は万葉集の作品からということが騒がれいるが今後の短歌にどのように反映するのだろうか。