関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

♬初心者ジャズピアノ教室♬

場所はさいたま市見沼区の自宅。コードや簡単な耳コピの仕方など、それぞれの方のレベルに合わせて、丁寧に教えます。珍しいヤマハの木目グランドピアノで、好きな曲を弾いてみませんか?左の「メッセージを送る」からお問い合わせ下さい。

フラゲ不発・・・

2007年12月26日 00時40分25秒 | 音楽
がっくし。何でも配送ができない事情があったらしく、昨日1日宅配会社に眠っていたそうです。朝からずっと楽しみにしてたのにな~。結局26日の発売日当日、ということに、なればいいですが、年末で宅配会社が混んでて、よもやさらに遅れるということは・・・。ないことを願う!

気を取り直しまして~。今年の私のNo.1CDはTRIXの「FORCE」というのは以前書きました。2位以下はあまり思い浮かばなかったのですが、秋に購入してわりとよく聴いている小曽根真さんの「Falling in love again」を「ピアノ・ソロ部門」として挙げたいと思います。ご自身初の完全即興演奏ということなんですが、即興というのはどこまでを指すのでしょう。何にしてもすごい。
1曲目の「スターティング・オーヴァー」はたぶんご自身の演奏を多重録音で連弾のようにしたものだと思われますが、これがもう最高にカッコイイ。最後のほうのコードの響きが「あああ~~~小曽根さんだ~~」こんなのが連弾で弾けたらいいな~、と憧れます。
3曲目はマイク・スターンの曲なんだそうで、しっとりとした曲なんだけれど力強さもあり、とても素敵な曲。他にもAIの「Story」や塩谷哲さんの曲なんかもあり、後半には「どう聴いてもクラシック」てな曲も。バラエティに富んだ選曲で、ソロ・ピアノにありがちな退屈さを感じさせないアルバムです。
小曽根さんの生演奏はCD店のインストア・ライブでしか観た事がなくて、毎年「一度行かなくちゃ」と思ってはいるのですが、なかなか機会がありません。今年の東京JAZZでは大活躍で、マイク・スターン・バンドでのハモンド演奏は何回も見ました。やっぱり私はこの方にもすごく影響を受けているな~って思います。色んなところにアンテナを張って、どんどん取り入れていく柔軟な感性も見習いたいところ。何よりあの流麗で心地よいピアノの音をマネしたい!

そんな私たちからすると神様のような小曽根さんが、さらに尊敬しておられたオスカー・ピーターソン氏が、23日亡くなられました。今年「オスカー・Pのジャズハノン」の本を買いました。ちょっとずつだけど練習して、少しでも氏の教えを自分のものにできたら、と思います。