関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

♬初心者ジャズピアノ教室♬

場所はさいたま市見沼区の自宅。コードや簡単な耳コピの仕方など、それぞれの方のレベルに合わせて、丁寧に教えます。珍しいヤマハの木目グランドピアノで、好きな曲を弾いてみませんか?左の「メッセージを送る」からお問い合わせ下さい。

TRIX 「STYLE」ツアー@STB 2008.9.23

2008年09月25日 17時58分20秒 | 音楽
この日のSTBは本当に大入り満員で、チケットも完売だったそうです。TRIX人気、ここに極まれりといった感じ。

いつものようにカッコイイSEで登場した4人。平井くんの黒シャツ以外、みなさん白っぽいシャツでした。窪田さんは大きな柄が少し入った白いシャツに茶系のパンツ姿。やっぱり窪田さんには白シャツが似合います。カッコイイ~~~。
1曲目は「敦煌」。ポップなテクノ・サウンドでいきなり盛り上がります。首をコキッとやる須藤さんと平井くんの踊りつき。2曲目後のMCで「「とんこう」ではありません、「トゥンホワン」ですよ、みんなで言ってみましょう、トゥンホワン、はい!」客席「トゥンホワン」というやりとりが、ここは英会話教室か、はたまたみのさんの番組か、みたいでおかしかったです。(FIREもやって「これ全曲やるの?」って平井くん)
2曲目は「FIRE」。あ~やっぱりいい曲だよね~、これはBESTRIXに入るよね~と、いい気分で聴いていたら、最後が何かおかしい。こ、これは「Recollection」と同じ終わり方では~~っ??客席大爆笑。

メンバー紹介の時、熊ちゃんが「中年の魅力」とか言ったもんだから、当然お客さんの視線は窪田さんのほうへ。そしたら「ギター平井武士~」で、窪田さん「何でみんな中年っていうとオレのほう見るの?」と。いや、それは熊ちゃんがいかにも窪田さんを紹介する風だったのでつい。
その後リハーサルの時に窪田さんが、自分のたばこがないと探し始めて、すぐそこに置いてあったのを見つけて「いや~最近目が遠くなっちゃって」と言ったことについて平井くんが「耳が遠いっていうのはわかりますけど、目が遠いって何ですか?」と詰め寄っていたのがすごくおかしかったです。でもあんまりみんなで窪田さんをいじめないで下さ~い。今回も1回楽屋に戻ろうとされてましたし。DVDの時も引退宣言が出ちゃったり。もうすっかりそういうキャラが確立してて笑えるので、内心はもっとやって欲しいけど。しかしほんとはすごい人なのにな~。

「子供に優しいTRIX」と言おうとして「コリックス」と言っちゃった平井くん、「夫婦円満TRIX、あ、でもそれはまた楽屋で~」みたいな、何か意味深なことをつぶやいてた気がしましたが。でも確かにうちの家ではTRIXが夫婦の会話の中心になっています。私の席のちょうど目の前に座っていたファミリーも、ご夫婦でファンなんだろうなあと。考えてみたら家族で行けるライブはTRIXくらいのもの。私たちフュージョン全盛世代にはほんとありがたいバンドです。

3曲目、須藤さんがあの曲で何とボーカルを披露して下さいました!ほんの少しでしたがお歌が聴けました。終わってから「これだけたくさんお客さんがいると、ブログとかに書く人がいるかもしれない、それでバレたらもうオレたちひとたまりもないから」と。あ、それ私です、ブログに書くの。では曲のタイトルやら歌手名をふせれば大丈夫♪須藤さんの歌声、とってもステキでした。「ああ~~」って朗々と(これくらいならバレないですよね)

4曲目は平井くんの「shadow puppet」。窪田さん須藤さんの両ベース、この日も冴えていました。窪田さんのエレピ・ソロからシンセ・ソロに移る瞬間「うお~、カッコイイ~~」って思いました。考えてみたらD-DECKで1人でもバンド演奏ができてしまう窪田さんがバンドの中の1キーボーディストというのが、すごくゴージャスだしTRIXの魅力だな~と。キーボードが2人いるようなものでしょうか。
「以前アンケートに「窪田さんの足鍵盤が見れなくて残念でした」と書いてあって、ああオレさえいなければ、と思ったことがありました」と須藤さん。よほどショックだったのでしょうか、前にも話しておられました。でもこうして両ベースの野太いサウンドが聴けたということは、実はそのアンケートを書いた人のお陰だったりして。TRIXのベースはあくまで須藤さんだけど、こういうベースバトル的な曲は、ファンとしては大歓迎です。平井くん、ほんといい曲を書いてくれてありがと~。個人的に平井くんの曲は好きなの多いです。

しっとりと美しい「Cecilia」に続き、とうとう熊ちゃんまで扇子を振り出した「MA-TSU-TA-KE」、盛り上がりました~。「王!」が出てくるたびに笑いが。
平井くんが「ぼくだけ扇子振れな~い」と言ったら「振ったらいいじゃん、CD流しちゃう?手パクで」「手パクって何ですか?パペット・マペットじゃあるまいし」「おお~、良く言えたねタケ」みたいなトークあり、なぜか「君といつまでも」の話になり窪田さんがちょろっと「♪ふたりの~」と弾いてみたり。
そしてそして、何でアルバムタイトルが「STYLE」になったかという話で、平井くんが舞台裏に。真っ赤でかわいいノートパソコンを持って戻って来たと思ったら「YOUTUBEでスタイリーのCM見つけて、きのうの夜中の3時にダウンロードしました」と!もうそれを聞いただけで大爆笑。照明を全部消してみんなで平井くんのパソコンの画面を凝視していると、マイクを通した小さい音で「♪スタ~イリ~スタイリ~」と。もう大笑いです。懐かし~~!こういうところがTRIXのサービス精神の素晴らしさ。本当のサービスとは「ここまでやってくれたの?!」と人が感激することを言うんだそうです。面白くて懐かしくて、思わず感動してしまいました。ちなみに熊ちゃんが健康器具で運動しながらニューアルバムの曲を聴いていて「カラフルだな~と思って」「じゃあカラフルでもよかったじゃん」「いや、それは前のバンドの・・・」そこまで聞いて勝手に「そういえばそんなタイトルのアルバムがあったかも」と思ってしまい「そっか~、それでやめたんだ」と思っていたのですが、家にあるカシオペアのアルバム(たぶんだいたいそろってるはず)を見回したところ「カラフル」というのはないみたい。でも何かすごくありそう。じゃあ、あまりにそれっぽいということでやめたのかな~、と。やっぱりそれぞれのバンドごとにアルバムタイトルのカラーってありますよね。TRIXのアルバムタイトルはシンプルで覚えやすくてしかもカッコイイ!7枚目はどんなタイトルになるのかな~。

長くなりそうなので、続きはまた後日。