いつもTRIX情報が超早いブログお友達のyokさんによると、BESTRIXの曲目が明らかになったとのこと。おお~~あの曲入っててウレシ~!詳しくは
yokさんのブログをご覧ください。
さて、STBでの千秋楽ライブレポの続きを。7、8、9曲目は新譜「STYLE」からまずは「Complex」。窪田さん大フィーチャーのこの曲、シンセソロ、サイコ~でした。何でこんなにカッコイイんでしょ。ユニゾンもばっちしでした。8曲目「狂騒曲「騎士」」、こちらもピアノ・ソロがとってもステキ。とにかく早い!イントロとエンディングのピアノだけになるところ、6月のいわきでのライブの時は結構ゆっくりめで、CDと違ったのでちょっと違和感があったのですが、今回はCDと同じテンポになっていて、何だか安心して聴けました。で、9曲目はCDと同じ曲順で「Perfect Game」に。ただイントロが色々あって。私はロック系はとんと不勉強で、曲は聴いたことあるけど誰の何という曲かはわからないものが多くて。映画「20世紀少年」のCMで使われているあの曲を平井くんが弾いていて(あれはT.REXの曲なんだそうで。そういえば一文字違いだ)その後もブルースっぽいのを弾いていたんだけど、どこで終わるのかがわからず一瞬間が空いてしまいました。それでもあの曲に続くことがわかっていたので、そのまま何事もなかったようにノリノリ~。平井くんのギターはやっぱりロック色の強い曲でこそ、イキイキとして聴こえました。
「ストさん、山形弁で「狂騒曲「騎士」」ってどういうの?」との質問に、何ともステキななまりで答えた須藤さん。その後「熊谷さんはバークリーにいた時、どこに住んでたんですか?」という質問に、これもとってもステキな発音で「ヴァストゥン」と答えた熊ちゃん。しばらくボストンネタで引っ張った後
「次の曲はボストン!」客席大爆笑。「今ボストンってはっきり日本語だったよね」そんなおちゃめな熊ちゃんが・・・好き。
「Recollection」ではダンスあり回転あり最後の明るい終わり方ありの盛りだくさん。「puma」では須藤さんの乱入ソロ、そしてあとの3人に「そこまでたたくとは」と声を揃えて言われた熊ちゃんのドラムソロ。今回も大盛り上がりでした。
「最後の曲になりました~」「え~~」「これ気持ちいいからいっぺん言ってごらん」となぜかささやき声で次は窪田さんが。次に回った平井くんが「来週も見てくれるかな~」「いいとも~」ですっかり落ちたので、すみません、最後須藤さんが何て言ったか覚えてません。とにかく最後の曲ということで「Jeunesse」を。これが今回のライブで一番記憶に残る曲となりました。パンパンとみんなで手をたたくのももちろん楽しかったのですが、最初のほうに出てくるピアノソロのところが、何と4ビートのジャズに変わって、そこで流れて来た窪田さんのJazzyなピアノといったら!!もう叫びたくなるほどかっこよかったのです。で、終演後「STYLE」2枚目を購入してサイン会の列に並び、そのことをお伝えしたところ、窪田さんは何とおっしゃったと思います?
「適当ですけどね」
えええ~~~!!!あ、あれが適当だったら、世の中の演奏家はどうすれば・・・。いやほんと、窪田宏のすごさを垣間見た瞬間でした~。あの数分間のアドリブが聴けたことで、またまた宝物が増えました。ああ、あんな風に弾けるようになりたいなりた~~い!
アンコールの拍手の中、いきなりエレドラの爆音が響き、巨大クワガタが登場。曲はもちろん「クワガッタン」。この曲、ほんと面白いのにカッコイイ。ステージ上ではクワガタ同士のケンカ、そして順番に客席へ。私はこの日一番後ろのカウンターに座っていたのですが、みなさん目の前を通ってくださりカンゲキ。その後アンコールもう1曲は、これももちろん「Passion」。この曲で窪田さんが「ダンボールかぶるぞ」と。最初登場のときにかぶっていた顔写真入りダンボールをかぶっての演奏は、何でそんなことできるの?という驚きとともに、演奏中のお顔が見えないのがちょっと寂しかったりして。平井くんはソロの時はすっかりぬいで演奏してました。サンバの振り付けで盛り上がりも最高潮。この日とうとうダブル・アンコールが。曲は須藤さんの「Double Up」!この曲大好きなので、何だかとっても得した気分でした。うれしかった~。
15曲もの超絶曲を休憩なしで演奏できてしまうTRIXには、いつも感動してしまいます。その上終演後には笑顔でのサイン会。このサービス精神がファンをとりこにして離さないのかも。それまでフュージョンのバンドのサイン会なんて、出たことありませんでしたから。これからも時間とお金の許す限り、TRIXのライブには足を運びたいと思います。
ほんとTRIXサイコ~~♪♪♪♪