敬老の日、地元公民館でのピアノ・ライブ「Piano Party」無事終了しました。3連休の最終日ということもあり、前回より若干少なめのお客さまでしたが、それでも20人以上の方に今回もお越しいただき、概ね楽しんでいただけたようで本当によかったです。ゲストが来るなら音響もちゃんとした方が良いと、ひっきーさんのご主人のEITAさんが奔走して下さり、セッションのお仲間の機材を今回も思いっきりお借りして、最強の音響設備のライブとなりました。片付け等お手伝いいただいたお友達のCossy!さん共々、本当にお世話になりました。子守&その他いろいろお願いしたダンナさまにも感謝。
第1部のスタートは連弾の新曲、デヴィッド・フォスター作曲「Winter Games」。テンポの速いちょっとクラシカルなフュージョンで、かなり練習したのですが、何ヶ所かミスしてしまい、しっかり弾けるにはまだまだ練習が必要だな~と。ほんと連弾って奥が深い。1人では弾けていても2人で合わせると音数も増えるので、どうしても間違ってしまう。。10月にさいたま芸術劇場でひっきーさんの所属教室のピアノ発表会があり、そこでもこの連弾を披露させていただく予定なので、それまでにはさらに完成度を上げたいと思います。ほんとひっきーさんの家が近くでよかった!この曲、すごくいい曲なので、またこなれた頃に録音して聴いていただけたらと思います。「渡る世間は鬼ばかり」も始めた頃は「こんなんできるの?!」と思っていたけど、今回大トリに弾いたのですが、やはりもう1年以上練習しているので、かなりいいカンジでまとめることができました(そこで「終わりよければ全てよし~、バンザ~イ」状態になってしまうのが私の悪いクセ?)
第1部は主にソロで映画音楽を。最初「そうだ、京都行こう」でおなじみの「My Favorite Things」を連弾で。これはいつも来ていただいているひっきーさんのご近所の方に公園でお会いした時、何かリクエストがあればと伺って出てきた曲だったので、ご本人にはとても喜んでいただけました。その後「虹の彼方に」「星に願いを」をひっきーさんに情感たっぷりのジャズ・バージョンで弾いてもらい、その間に私が「ディズニー・プリンセス人気投票」で姫の人気で選ばれた「美女と野獣」を弾いて(これ「アラジン」のジャスミンにならなくてセーフでした、実はちょっと弾けなくなっていたので直前に猛練習したりして)映画音楽の最後は、ちょっとがんばって「天使にラブソングを2」の最後に出てきたベートーベンの第9でおなじみ「Joyful Joyful」を、映画のようなちょっとゴスペル・タッチのアレンジで。実はこの曲、夏にsattonさんとセッションする予定で練習していたのですが、8月にはちょっと間に合わず、9月に入ってからもまだ完成はしていなかったのですが、ひっきーさんの「だいたいできてるんじゃない?」という一言と、スターダスト☆レビューのみゅーじんを見て、やっぱり自分の限界に挑戦してみるべき!との思いから、直前まで猛練習して何とか曲に仕上げました。本番では時々キーを見失うし、荒削りな部分も多々ありましたが、今後改良を重ねてもっとゴージャスで聴かせられる演奏にしたいと思いました。
この曲でかなりの集中力とエネルギーを使ったので、2部までの10分の休憩のありがたかったこと!その間に以前子育てサークルのようなものを一緒にやっていた時のリーダーさんがきれいなお花を持って来てくださって大感激。お時間がなくて1部で帰られたのですが、また近々お会いする約束をしました。
休憩をはさみ、2部の最初は連弾オリジナル曲「I'm mom」から。お母さんの1日を表現したこの曲、途中忙しくなったり最後に居眠りしちゃったりというのがもっとはっきりわかった方がいいとのご指摘に、ひっきーさんが時計の絵をスケッチブックに貼ったものや、居眠りしてる時の「zzz」の吹き出しなど、小道具を作ってくれました。こういうことがささっとできるのが、さすがピアノの先生。
お昼の時間という頃にちょろっと「笑っていいとも!」のテーマを弾くのですが、これが意外に曲にマッチしすぎてわからないらしく、その直後にぺらっとめくったスケッチブックには、大きなタモさんの絵が。そこでみなさん「あ~~♪」とわかって下さったようでした。小道具作戦、大成功。
その後ゲスト・コーナーに入る前に、私の関西人に戻る導入曲として、吉本新喜劇のテーマ曲(ほんわかふぁっふぁ~、ほんわかほんわか♪というアレです)を連弾で。これがコンパクトながらテンポもよくていい曲だったりして。今後東の笑点、西の吉本でセットで弾こうっと!
で、いよいよナニワのピアノマンの登場。まずはひっきーさんに司会進行をしてもらいながら2人の出会い?をご説明。年齢不詳のsattonさん、8月のセッションの時にピンクレディのUFOの楽譜を持って来たのでびっくり。私が10歳くらいの頃流行っていたのですから、sattonさんはその頃まだ赤ちゃんのはず。う~ん、ほんとの年齢はもっといってるはず。Fantomとの2台ピアノでちょっとけだるい感じの「UFOジャズ・バージョン」を。終わってから「で、ほんとの歳は?」「45、ってなんでやねん」と。はい、仕込みでした(笑)ほんとは「43」ってちょっとナベアツっぽく言ってほしかったんやけど・・・。
その後sattonさんのソロ・コーナー。客層で曲をチェンジするという臨機応変さでポニョとトトロをくっつけた「崖の上のトトロ」を。これが大人の人にも大好評。またアンジェラ・アキの弾き語りライブに触発されて、どうしても1曲歌いたいとのことだったので、ゴダイゴの「銀河鉄道999」を。これまたお客さんの手拍子も手伝って最高潮の盛り上がりに!う~ん、すっかり持ってかれた感(笑)
観客の惹きつけ方やダイナミックで自信に満ちたピアノの音など、若いsattonさんから学ぶことは多かったです。人前で1人でピアノを弾いたり歌ったりするのが今回初めてとはとても思えませんでした。
せっかく3人メガネが集まったので、3人でコラボを!ということで考えたのが、ピアニカ3台によるセッション。以前から「太陽にほえろ!」と「名探偵コナン」の2曲をピアニカでやりたいね、と2人で話していたので、それを3人バージョンにリアレンジしました。最初ひっきーさんが「私もこれで参加していい~?」とピアニカを。そこに続いて「あれ~、それなら私も」「実は僕も」と、わざとらしいことこの上ない演出で(笑)この2曲、大野克夫さん作曲で、最初似ているということを私は下の娘に教えてもらいました。すると実はコナンの曲の方を似た感じで作って欲しいとの依頼があったそうで。そりゃ似てるハズだ。これがやっててとても楽しい~。バンドの楽しさを思い出した気がしました。今後ピアノじゃない楽器の曲も、1曲くらいアクセントに入れていきたいかも。
続いてsatocofで「Yokohama Date」をバンド・バージョンで。2台ピアノ・バージョンも良かったですが、バンド・アレンジを鳴らしながらのピアノ&エレピは、なかなか感動でした。改めてこの曲好き~♪って思いました。終わってから感想を伺ったところ、この曲が良かったと言って下さった方が数人おられて、初めて聴く曲でもいいと思ってもらえるんだ~とうれしくなりました。この曲を最後の方に持っていくべきとアドバイスしてくれたひっきーさんに大感謝♪
で、最後の最後は2人の連弾で「渡鬼」を。納得のいく演奏ができてホッ。やっぱり練習量の違いが出るのですね。それにこの曲のアレンジ、毎度毎度弾いてて本当にじーんとします。連弾を始めてよかったな~ってしみじみ思える1曲。
今回ゲストに来てもらって、何だかまた新しいライブのスタイルができた気がします。トークも3人になるとがぜん楽しいし。またいろんなスタイルのライブができるといいな、と思いました。sattonさんに毎回来てもらうのはなかなか難しいのですが、今度はsattonさんの大阪の知り合いの方がやっておられる、私設公民館でのライブに出演させてもらう話など、楽しい夢がふくらんで、本当にフワフワと不思議で楽しい1日でした。
音楽をやる!と決めたその日から、音楽に関わる色んな方々と知り合って、少しずつ仲間が増えていきます。そんな全ての方々に感謝の気持ちを♪♪♪
音楽って素晴らしい!!!
セットリスト
第1部
・Winter Games
・私のお気に入り
・虹の彼方に
・美女と野獣
・星に願いを
・Joyful Joyful
第2部
・I'm mom
・吉本新喜劇のテーマ
・UFO
・崖の上のトトロ
・銀河鉄道999
・コナンにほえろ!
・Yokohama Date
・渡る世間は鬼ばかり