開発途上国と先進国の認知症発生比較を見ると、欧米などと日本を含む先進国が多く、開発途上国のアフリカ等などが少ないとなっています。
衛生的な高所得者という環境はアルツハイマー病(AD)の発症リスクになる。
英国の公衆衛生学専門誌に研究報告が載った(ケンブリッジ大学)全国民が清潔な水を利用できる英国やフランスは、半分にも満たないケニアやカンボジアに比べ、AD有病率が9%高い、また感染症が少ない国のスイスやアイスランドでは、感染症が多い中国やガーナより12%もAD有病率が高かった。
AD発症と強く関連するのは、上下水道など衛生設備、感染症、都市化のレベル。一つでもAD増加につながるが、これらの要因が重なると相乗効果で最大42.5%もの違いが生じるという。
衛生環境とAD発症の関連について研究者は、「土や動物を通じた微生物への暴露が減り免疫への刺激が失われた結果、免疫活性が弱まって免疫の尖兵である。“T細胞”を十分に作り出せなる。このT細胞の欠損は、AD患者の脳でよく見られる炎症反応と強く関連する」
以前の研究では、同じ国でも地方より都市部でAD有病率が高いことが示されている。さしずめ東京などはAD発症の温床ということになる。
衛生的な環境や都市化がイコールAD発症リスクというのは短略的に過ぎるが、免疫力の異常に限らず、運動不足や暴飲暴食など先進国の環境にはAD誘因が多いことは確か、時には額に汗して畑作り、なんて生活をするとAD予防につながるかもしれない。
※何となく理解は出来るが、納得は出来ていません。ただ国によって認知症発症に差があるというのは事実のようです。
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