寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

一盗二卑・・・

2019年12月16日 07時28分26秒 | 笑い

  おはようございます^^

ここのところ良いお天気が続きます、いわゆる冬晴れ というやつで、以前はこんなカラッとしたお天気は関西に住む私にとって太平洋側の特長だと思っていました。

この関西では大阪だとか神戸なんかは瀬戸内に近い所為(せい)かやっぱり冬晴れになるし内陸部の京都や滋賀はちょっと北陸の気候の影響を受けるようで、

大阪なんかと比べて2~3度気温が低くなります。ただし夏になると逆に気温は高くなるので、夏暑く冬寒い…盆地特有の気候なんですね^^

この気候について地球の温暖化の影響なのか内陸部の京都や滋賀もいわゆる冬晴れが多くなってきている気がします。こんな話を喋っていると、

やっぱり 寒いのは何とかなるけど 雪はねぇ…と皆一様にうなずき合います。中には雪は山ん中だけ降って 平地はご免こうむりたいよねぇ^^

と勝手なことを言う人もいますが、平地の雪なんて邪魔になるし滑るしクルマが汚れるし と運転士らしい理由でいう人もいます。山ん中 というのは

山に雪が降らなかったらスキー場や民宿なんかお手上げでしょう だから日本の経済の発展のためにもというのが理由らしいのですが そんな上手い事いかないのが世の常でしょうか。

世の中が自分の思うようにならないのも世の常、そんなことわかっているよ となるのですが、先日ご乗車されたある役員さんが同行された課長さんに

「…ところで いっとうにひ って知ってるか」と尋ねていました。これは会食が済んでホテルまで送る途中のことでした。会食と言ってもお相手はお馴染みの業者さん

でしたが明朝は一番の新幹線でご帰京の予定。会食場所の奈良から京都のホテルまで40分くらいですか…このあまり遅くならなくてそれなりの時間 というのが

私ら運転士のおいしいところになるのです。どういうことかと思うでしょうが、残業についてのことでして、定時に業務終了もいいのですが、如何(いかん)せん基本給がバリュー

ですから平和で健全な日本国民の標準的な生活を送るためにどうしても もうちょっと給金が必要なのですね。このための手段として就業規則にある残業制度を利用しない手はありません。

残業は就業時間から少し…でも30分やそこらでは 足しにもなりません、かといって夜中の12時までですと翌朝に響きますし毎日毎日では

懐は潤沢ですが身体が持ちますまい^^ 何せ毎日の事ですから塵も積もれば 何とやら の例えのとおり私ら運転士は些細でありながら着実な残業を望んでいます。

まぁ 適正な というのもおかしな話ですが、大体毎日2時間から3時間くらいがベストじゃぁないでしょうか^^

さて 横道から逸れたので戻りましょう^^ 太田役員さんは微醺(びくん)を漂わせ お付の課長さんに問答ならずクイズかなー^^君は知ってるか?と聞いてきました。

クルマは市内を抜けて自動車専用道(高速道路みたいなものです) に乗りました。飛行機でいうと水平飛行となるのかな^前を走行しているクルマに合わせると手持無沙汰…(ハンドルは離しませんよ(^^))

要はヒマになるのですが^^太田役員さんが出された いっとうにひ…なる なぞなぞを遂考えていました。 一等 にひ…?一投二飛…野球かな^^ 後ろの課長さんもあれこれと思いつくままに

答えを言いますが、どれもパッとしません。 「役員 もうちょっとヒントを頂けませんか」 すがるのも当然で 問題の意味が見当がつかなくては話になりません。

そうかぁ…わからんか 役員さんはニヤニヤしながら困っている課長を横目で見ていましたが、あのなこれは男の好みの順序なんだよ と意味深なヒントを出すと

「いっとう にひ さんしょう しぎ ごさい(一盗二卑三妾四妓五妻) と江戸の昔からこの順が男の嗜好というかやる気の出る順序だとしたもんだよ」(笑)とヒントらしきものを仰いますが益々訳が分からなくなりました。

はて?課長は苦笑いをしながら腕組みした身体をよじらせて うんうん唸っていましたが、そのうちに すんません、ギブアップします。あっさり兜を脱ぎました。

そうか…わっはっはっ 一笑をくれた太田役員さんは、若いから知らないだろうと思ったよ、とご満悦な様子で カラカラともう一度声高に笑われました。

そばの課長はわけのわからんままに負かされて 唖然とするばかりでしたが、 いったいその いっとうなんとかって 何なんですか?と少し怒気を交えて聞き返しました。

ムキになるなよって 笑いながら太田役員は抑えて あのなぁ…と少し声を落として いっとう は一番はとう 盗むという意味で人の女房を盗む…今なら不倫かな。 

次の にひとは二番が卑(ひ)女…当時はお手伝いさんとか女中さんを自身の優位的な立場を生かして意のままにすることで今なら社内不倫かな…次のさんしょうとは3番は妾…めかけ…めかけとは2号さん、

囲っている女…昔のお金持ちは関東ではお目かけさん、関西ではお手かけさんと言ったらしいですが目に掛けるか手にかけるの違いだけで同じことなんですが要は生活費などを出して自分の女として独占していた。

と書いていて、こりゃぁ男女同権に違反するんじゃないかと心配をしましたが、ここだけの話としてお聞きください。

そして 次は しぎ これは四番目が 妓(ぎ)ということで 妓とは娼妓(しょうぎ)を指していまして、要はプロのオンナ の意味ですね。これだけは今も昔もそう変わらないのではないでしょうか^^

…最後になりました ごさい とは五番目は妻(さい)であるという事でございます(ここは尊敬も混じえて丁寧に)新婚なら尚更でしょうが、女房と畳は・・だとかブスは三日したら慣れる、

美人は三日したら飽きるだとか釣った魚に餌はやらない… ということわざがあるほどで世のオスとはこの様に自分勝手で相手の気持ちを踏みにじっても自らの嗜好に充ることに喜びを感じる愚かな生き物だとしているようです。

ちょっと昔の下町の女房同士のいざこざで「なにさ、人の亭主を盗りやがって、このドロボーネコが !」…というようなことがあったんだ、と話されてそうそうそうなんだ…と数少ない体験を思い返して

私は聞き入っていました。そういえば今年の10月ごろ北九州の大学教授がええ歳(68歳)をしながら風俗嬢に付きまとい行為をして お縄になっています。最初はその風俗店に週一のペースで通っていたのです。

 それから大学教授さんはお熱を上げたようで、俺のオンナにならんか、と説得するも肘鉄を喰らいそこで諦めたらいいようなものですが、熱心に(しつこく迫ったんでしょうな)俺のオンナになれ~と

迫りました^^これで女の方はうっとおしくなってついに店の出入り禁止、オンナなんて幾らでもいるがなぁ、とここがまっとうな人でいられる最後の機会でしたけど、恋は盲目?あるいは男の意地か…俺のオンナにする 

これに固執しすぎたのでしょうか^^お客であっての恋愛芝居が分からずに最後は嫌われて、大学教授の席も失ったのですから、オンナは怖い、でもこの事件から見るものは、五妻は老女、四妓…プロのオンナでは飽き足らず、

三妾を目指したその向上心は私ら同性として称えなければならないでしょうか^^

こんな話を私と役員さんとで談笑をしていましたが、四十代の課長さんの様子はもうひとつ 得心をしていないように見受けられました。

時代の流れは速いようですねぇ^^

 

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