寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

京の味…

2014年01月30日 08時01分02秒 | 日記
前の専務の鬼塚さんは 実に面白い方でした。 移動の最中に ふと「京都も良いところだけどやたら高いよなぁ~」
おっしゃる意味がわからない私は黙してましたが、 続けて「とうふが何万円もするからなぁ」
「…!」
ああ、わかりました。 接待に使った南禅寺の湯豆腐をおっしゃてるのでしょう(^^)
「湯豆腐ですか?」
私が答えると
大きく頷かれて「高村さんもあんなの毎日食べてるの!」
「はは…^^;」
笑うしかないですよね。
どこの変わり者でも 何万円もする湯豆腐を毎日食べるものですか^^;
「いつだったか女房と京都に来たときにな…」
「へいへい(^^)」
私は合わせるしかありません…
「女房が京都の湯豆腐を食べたい、と言うからさ…」→江戸弁(^^)
その昼食に二人で三万円取られたんですって^^;
「ほんと、ぼったくりだよなぁ」
私に当たらないでくださいよ^^;
お昼に散財したお陰で夜は慎(つつ)ましく食事を食べられたそうですが、
「夜は何を食べられたのですか」
私が聞くと
「おう、湯豆腐に全部持っていかれたからラーメンだよ」

ほんまかいな^^;→関西弁

しかし 南禅寺の湯豆腐はなんであんなに高いのでしょうかね…
私が逆に尋ねたら
鬼塚さんは「そんなものこっちがお上りさんだからぼったくるんだよ!」

タバコの煙りを吐き散らかして意気揚々としていらっしゃいましたが、
「それがさぁ…」
そら来た(^^)
必ず最後にどんでん返しがあるのがいつものパターンでした。
「メニューを見たらさ、あっ、ここなんかメニューじゃあなくてお品書きなんだよな…それを見たらな…1500円だと思っちゃったんだよなワッハハッハ♪」
「はぁ~?」
「それでな、途中で女房がさ、あなただいじょうぶ?なんて心配してさ…そりゃあ沢山お料理が出てくるからね 」
きっと1500円で立派なお料理…さぞ驚かれたでしょうが、 鬼塚さんはよく判らなかったのでした。
と、言いますのが、役員に就任して10年です。 身銭を切った食事はほとんどなく接待に接待又接待の毎日だったんです^^;
だから知らず知らずの内に庶民感覚が希薄になってしまったのでしょう(^^)
それでも値段に気がついた時 咄嗟に例のゴールドカードを出したのは流石ですね♪

京都の湯豆腐…地元で食べた人を私は知りません^^;
コメント
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