巷の話題

最近 食品の擬装が話題になっています。
阪神阪急の件から 出るわ 出るわ で もう擬装だらけですね^^; ワイドショーの格好の餌食になっていますが、中でもよく取り上げられたのが 芝エビでした。
なるほど… 確かに 料理のメニューに書いてありました♪
…と言いましてもこんなところはあまり縁のない私らは かえって鮮明に覚えているもので^^;
いつだったか、高級レストランで食事を摂るとなりました。
馴れないし物珍しさも手伝ってあれやこれやメニューをひっくり返して見ていました。
ふぅむ… 伊勢えびを使ってるから 高いんだな^^;
オマールエビだから こんなにするんだな^^; クルマエビだから仕方ないか～
(例えばエビを中心にしてます…)などなど
吟味しながら眺めてますと、 中に芝エビ とありました。
芝エビ？
女房を見ると 周りの雰囲気に圧されてか上気してやや興奮気味です^^;
こりゃあ 一人で決めたら駄目やな。
そう感じて女房にメニューの中の 芝エビを指して「これ知らないなぁ」と話しかけると 「芝エビ!?」
と小さく呟きながら 考えている様子です^^;
「ほら、このところに書いてあるクルマエビとは違うみたいだし…」
私にはエビと言えば先ほどからのオマールエビや伊勢えび、クルマエビくらいしか知識がありません。
芝なのか若草なのか知りませんが、始めて聞いた名前でした。
ただ 芝(しば) の発音がなんだか 江戸前のシャッキリした 威勢のいい響きに聞こえたので、 テレビのコマーシャルにあったザルに掬った跳び跳ねるエビをつい連想していました(^^)

そして女房は「こんなところで出すんやからいいエビでしょ」
とやっぱり私と同じような妄想に駆られています。

そやね♪
私も知らないまま、しかし女房の同意を得た安心から この芝エビを使った料理を注文しました(^^)
今から思うと、料理は何でも良かったので、兎に角 あの店で食事をしたかっただけでした。
あの店で食べることで満足したので例え芝エビがただ今切らしておりまして、代わりにブラックタイガーになります。
と説明を訊いたところで この店の品位は堕ちなかったと思います。
むしろ 「だから予約しとけば良かったなぁ」くらいで終わってたかも知れません♪

何でもある より ちょっと お断りを入れるほうがかえってPRIDEを築けたのではないでしょうか(^^)
そう考えていたら 思い出したのがお寿司屋さん(^^)
お品書きに 時価とあるのを皆さんご記憶にありませんか♪ 中華料理にもありますが、 あれは時価とあると如何にも高そうに思えますが、お店の人に訊くと 「市場の仕入れ値が日によってかなり違う場合があって定価がつけられないからです」
とニコニコしながら教えてもらいましたが、 たまに漁場が荒れたりすると獲れない時もあるので 提供できない場合も含んでいる。
と内情も話してくれました。

なるほど…

和風には洋風にない極め細やかな対応があるんだな、と思いましたが。
レストランにも ありました!!
本日のシェフのお勧め
です^^;
これはさすがに 擬装はないでしょう(^^)

メニュー表は印刷してあるし、シェフだっ毎日々 同じような料理を作っていたらマンネリ化してしまうでしょうから、
「今日は芝エビが入荷してません」
「あ、そうか… じゃあ今日だけ違うの出しとくか」
な～んて^^; 印刷したメニュー表を訂正するのって 無理でしょうし…仮に いちいち直していたらメニュー表は訂正だらけでボロボロになってしまうでしょう^^;

だから違う食材を代理で使っても そこは そう シェフの腕 ！
で食べさせて下さいな(^^)