寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

ネットオタク(>_<)

2013年11月13日 08時16分14秒 | 日記
昨日 初対面の役員さんがご来社されました。
私は最寄りの新幹線の駅までお迎えにいきますが
定法により2人の同行社員がついてきました。私からすると 全く迷惑な話です^^;
なぜ迷惑かと言いますと、 まず道はわからないから
「高村さん、私達はよくわかりませんからお任せします」と一言もらえば ちゃんとご案内しますから^^;
けっしてあなた方の評価が悪くなるようなことはしませんよ。
これが運転士のプロ意識でしょう(^^)

だから お迎えの途中に到着から工場の視察、会食会場、ホテルまでの所用時間を説明しました。
「お昼は○△店でどうでしょうか」
と訊かれた時も ああ…ネットで調べたな!と気が付きました^^;
新幹線の到着時間は12時15分でした。 そこからこの昼食場所まで40分…1時を回るでしょうが…「いいですよ」 と快諾しました。

…と ここまではどうってことないのですが^^;
冒頭に話しましたようにお迎えの途中…役員さんがご乗車される前… どうしてほしい、ああしてほしい~などリクエストを前もって教えてくれたら 面目の立つようにするのが私の仕事です。
2人のうち 課長は お任せしますよ。 と一応のエチケットをわきまえていましたが、もう一人の木偶の坊(でく) ^^;
彼はお迎えの道中
私の横でしきりにタブレットをスースーと触りっぱなしで果たして私の話を聞いてるのかな?何度か話題を振るとこの辺りをさも知っている素振りを見せていましたから、
西か東かくらいはわかってるんだな!と私は思いました。
だから ○△店で昼食を…と言われた時も 昼飯時を過ぎる(一時までがランチタイムかな♪)
けど織り込みだな と感じました。

そして いざ役員さんがご乗車されて
予定を課長さんが 説明していました。

「お昼は近くまで行ってから…」
と ここまでは良かったのですね^^;
私は運転七割、後ろの話を三割…
課長さんの説明を聞き流していたら
「○△までどれくらいかかりますか?」
いきなり木偶の坊が割り込んできました(苦笑)
どれくらい!? あんた ここら辺りは詳しい とさっき言っていたじゃあないの!!
私は思いましたが、
抑えながら「40分くらいです」 淡々と答えました。
「よんじゅっぷん…じゃあ」
「はい、○△に着くのは一時くらいですね」 「え!?…」
木偶の坊は何を勘違いをしたのか、スットンキョウな声を上げましたが 私は無視した感じで冷静にハンドルを握っています^^;
1時と聞いて木偶の坊はハッキリ焦っていました(^^)
私は内心 なにを今更白々しい…さっきの打ち合わせで40分かかると言ったのに~(>_<)
ちょっぴり腹が立ちましたよ^^;

そりゃあ、ランチタイムは逃すけど、たかが1時じゃあないの!!
これが2時にお昼ごはんならまずいけど。
私はなんも悪くない~ 昔は気の短かった私ですが 最近は至って気の長い温厚派になっています(笑)
横で木偶の坊があたふたしてるのを見ないようにしながら運転を続けていました。

すると 手にしていた タブレットと別に小さい紙を取り出して
「次のサービスエリアのETC専用ですけどそこら出たら速いと聞いてますけど…」

いきなりワケわからん事を言い出しました(>_<)(苦笑)
「次のって…降りるのはまだ先ですが…^^;」
落ち着いて答えましたが、 この男 なにをパニクってるのか!?私には理解できません。
「いえ、この近くの出身の会社の人から訊いたのです…」

はぁ!?
お前、行くときにルートは説明しなかったけど 役員さんがご乗車されていらっしゃる今ごろ 何を滅茶滅茶なこと言い出すのかね!!
しかも そんな 途中の出口から降りたら それこそお昼ごはんは3時になるよ(>_<)

私は頭にきました(怒)何に腹がたったのかと言いますと、まず
誰に訊いたか知らないけど、そんなルートは有り得ないコースだということ!
次に 私らプロの運転士に対して生半可な知識をさも正しいように嘯(うそぶ)くこと
そして さっきの打ち合わせの時に言えば未だしも、役員さんがご乗車されてから言い出すことで した。
温厚派で鳴らす私も久々に身体が熱くなっていましたよ^^;
「あれ~ETCじゃあないんですか」
木偶の坊は追い討ちをかけるように迫ってきます。そしてどうですか!自慢気に私を探るような目付です(苦笑)

遂に温厚派の私も頭に来てバカイッテんじゃあないよ!
一喝してやりたいところですが、さすがに ここは我慢しました。
「じゃあそれで行きましょうか」
それでも腹の虫が癒えない私は この木偶の坊の提案を理論的に説明するのがあほらしくていました。

私はなんも悪くない~
だって ほんとに木偶の坊のルートで行けば40分どころか二時間コースになりますから…

私は木偶の坊を見ると あれっ とした感じで 「そこで降りたらどれくらいかかります」
と訊いてきました。
自信なかったのでしょうね~
「さあ~走ったことないけど二時間くらいですかね」
実際、高速道路があるのに下道を二時間も走るのなんて…しかも役員さんが実車中ですよ^^;
私と木偶の坊のやり取りを役員さんはどう聞いていらっしゃったのかはわかりませんが、後ろにいた課長さんが「高村さん最初の道順でお願いします」
慌てて口を挟んできました。
「はい」
ようやく議論終結です(^^)

ほんとに この木偶の坊、何を考えてるやら…
私は気分を変えるためルームミラーを少し直してため息をひとつ吐きました。外の景色はまだまだ紅葉していませんでしたが、慎重に安全運転と胸の中で呟いてハンドルを握り直していました。
コメント
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