まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

十五夜は過ぎましたが・・・

2004年09月27日 21時27分27秒 | 音楽
 先日乗ったとある飛行機の音楽提供サービスのクラシックチャンネルは「月」が特集でした。で、その中に直接月とは関係ないのですが、マーラーの交響曲第7番「夜の歌」が選曲されていました。選曲といっても全5楽章中の第4楽章だけでしたが、これがまたなんともいい曲で、家路につき次第早速CDを買いに行きました。

 自称マーラー好きではありますが、とにかく喰わず嫌いが多くて実際に好んで聴くのは全11曲あるシンフォニーの中のわずか2、3曲だけなのです。しかも、この曲も遥か昔に生で聞いたことがあるにも関わらず良さが全く理解できずに今日まで至っていたのですが、これが何故か心(うら)寂しい宵の時間に聴いてみると大変心地よいのです。

 曲解説とか読むと難解そうな印象を受ける曲ですが、難しい話は抜きにして、暮れなずむ街を部屋の窓越しに眺めつつ、月見団子でも食しながら聴いてみてはいかがでしょうか?

最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ikko)
2004-11-23 03:02:37
近所の中古CD屋で売ってたので買って見ました。

「夜の歌」という副題ほど陰鬱な感じはしないね!

5楽章は怪獣大行進みたいで面白かった。

今の所4楽章がお気に入り。
返信する
Unknown (まっしゅ)
2004-11-24 20:48:20
怪獣大行進とはなかなか適切な表現ですね。

4楽章は第6交響曲の要素を幾つか含んでいるので、マラ6好きの私には、どことなく懐かしさに似た感じを受けます。
返信する
Unknown (yurikamome)
2005-02-08 08:43:31
亀レスですが一つ。この曲をわかる人はかなりのマーラー・フリークでしょうね。難解というか虚心にマーラーの世界に身をゆだねあれこれ考えないのが1番です。暮れなずむ街を部屋の窓越しに眺めつつ、月見団子でも食しながら聴いてみたいですね、本当に
返信する
Unknown (まっしゅ)
2005-02-09 21:46:18
確かにマーラーおたくと言ったところでしょうかね。マーラーに真剣になりすぎると、現実社会から知らず知らずのうちに逃避してしまいそうな恐怖さえ覚えます。
返信する
Unknown (yurikamome)
2005-02-10 00:19:02
TBありがとうございます。



>現実社会から知らず知らずのうちに逃避してし

>まいそうな恐怖さえ覚えます。



それがまさにマーラーの毒ですよ。そしてその毒が魅力ですよね。でも用法用量を正しく守れば大丈夫です。
返信する
Unknown (まっしゅ)
2005-02-10 23:45:43
学生時代の頃は、その「毒」十分耐えうる気力を持っていましたが、仕事を持ち始めると社会の持つ「毒」でいっぱいいっぱいになり、しだいに受け付けなくなってしまいました(困惑)



でも、朝のラジオなどでたまにかかっていたりするとすぅーっと、その「毒」が吸収されていくようなイイ気分になったりします♪



今朝のNHK-FMはマラ6でしたけど、聞き惚れているうちに仕事、遅刻しそうになりました。
返信する
私は学生のころそうでした (Yurikamome122)
2005-02-11 12:21:31
寝てもさめてもマラー、今のようにクーベリックのよさもあまりわからず、復活なぞ愚かにも数十種類も集めてしまいました。素敵な時代でした。私にとっての青春のあだ花のような作曲家でした。今でも流れてくれな引き込まれます。聞きほれているうちに遅刻しそうになる気持ちわかりますねえ。毒ですからね。
返信する
Unknown (まっしゅ)
2005-02-12 01:29:05
復活、いいですねぇ!特に最終楽章は圧巻だと思います。私はグレゴリオ聖歌の「ディエス・イレ」のフレーズに至極の幸せを感じる性質を持っているみたいで、一時期はCDが擦り切れる(笑)ほど、この曲をせっせと聴いていたことがあります。



また、久々に聴いてみたくなりました♪
返信する

コメントを投稿