まっしゅ★たわごと

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【武蔵境】西武多摩川線に乗る

2016年09月27日 22時03分25秒 | 東京


三鷹駅の西隣の武蔵境駅は西武多摩川線との接続駅である。先日の豪雨で車両が脱線し運休したのは西武多摩湖線。路線名も似ているが走っている車両も似ていて、昔ながらの西武電車の車体なのに、黄色くなく、



なぜか白いのだ。この車体を見るたびに動物学的にいうところのアルビノという言葉を思い出してします。



西武多摩川線は一連の西武線とは線路が離れていて全く接続していない。直接は繋がっていないのだが、JRと線路幅が同じであるため、渡り線が中央線と繋がっていて、回送車両は立川経由で青梅線に入り拝島で西武線群に交わることが可能になっている。



武蔵境を出てすぐに中央線と離れると、すぐに車窓風景は



「ど」が付くほど田舎の風景になる。しかも単線だし。



すれ違いのできる次の駅は何気に将来的には複線が可能な線形になっている。



こちらの掘割も、もう一本線路が敷けそうな分だけ余裕幅がある。



過剰に大きい感じの架線柱。他の架線も兼ねているのかな。



幾つかのすれ違いと駅を超えると目的地の競艇場前へ。ここに至るまでの駅は「将来複線可能」な用地と線形があるように見えたが、こちらは全くの真逆で、



かつてはすれ違い可能な駅だったが、現在は反対側の線路を撤去して単線使いしているように見える。





多摩川競艇場とペデストリアンデッキで直結しているにも関わらずで、



何かとてつもなく寂しい印象の駅である。現にダイヤも平日・土日祝日ともコンスタントに1時間に5本というほどほど12分間隔になっている。



かわいらしい4両編成の列車が行ったり来ているだけである。この駅の一日の乗降客数は3000人前後。



バスロータリーと商店は南口にあるらしいが、北口はこんな感じ。あまりウエルカム感のないペデストリアンデッキであった。