まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

進化し続けるコンビニ業

2015年01月04日 00時08分07秒 | 都市


最近のコンビニは2階にイートイン席があるのね。三宮に出て立て続けに2軒、こういう感じのファミマに遭遇した。同一フロアに併設というのは最近見かける業態だけど、違う階にあるとなると、すでにコンビニに非ずといった印象。近鉄や大阪市営地下鉄の駅構内売店のファミマ化といい、一連のコンビニの中でファミマはいつも常識を覆すような店舗展開をするよなあと思う。

東京横浜探訪2014《12》東北縦貫線と都市開発の関係

2014年12月28日 22時55分25秒 | 都市


およそ3年前。JR東京駅の東海道線ホームの東端は写真のように文字通り終点となっていて、その先は東北縦貫線の建設工事中なのであったが、





現在はめでたく上野駅を終端とする常磐線の線路と繋がり相互直通運転が可能になった模様。



しかし現在は試運転走行しかしておらず、来年の春のダイヤ改正で営業運転が始まるという。



東京駅を出ると線路は右へ左へ蛇行しすぐに急な坂を登り始める。余っているスペースを無理繰り利用して通した感がある。



実は2012年1月に上京した際に撮った工事の模様をブログにアップしようと思っていたのがずるずると出来なかったまま今まで放置されていたので、これを機に書いてみるとしよう。



東京を出てすぐに登り坂になるのは東京~秋葉原間、特に神田駅付近は平面的に新線が通るスペースが無いのである。何故ならばいちばん西側のスペースは東京駅で一段高い位置を走っていた中央線が一般線路の高架レベルまで降りてくるし、一方の東側のスペースには「東北・上越・秋田・長野」の新幹線の線路がいるからである。写真は神田駅南端から東京駅方面を望んでいる。右側の登っていく高架が中央線の線路で、左側の降りていく高架が東北縦貫線の線路。





だからこの区間は新幹線の線路の上を跨ぐ感じで新設されているのである。しかも営業運転している新幹線の線路の頭の上で工事をするのだからこれまた難工事中の難工事なのだと思う。





幼少の頃、東京から山手線に乗って上野に向かう山手線の車窓から見える風景を見ていて、『東京駅の北側には東海道線の車両の留置線が神田駅の方まであって、上野駅の南側には秋葉原を過ぎるところくらいまで東北線・常磐線の車両の留置線があるのに、何故稜線を繋げて運転しないのだろうか?』と思っていたのだが、それは「繋がなかった」のではなく「繋げなかった」のである。





では、今、これだけ危険な難工事をしてまで何故に両線を繋げようとしているのか?



表向きの理由は混雑率が大変な山手線&京浜東北線の混雑緩和に寄与するためということになっているが、本当にそれだけの理由のためにと言えば、実はそれだけのためではない。



ここから先の写真は、また別の用で今年の7月に東京に行った際に撮った品川駅の写真である。ホームの改良工事をしていて、大阪駅や新大阪駅の様に営業運転をしながら休止するホームを一本一本ずらしながらホームのカタチを整えて行っているのである。これは何のための工事かと言うと、品川駅と田町駅の間に新駅を設けるためである・・・そう書くと短絡的過ぎて何のことかよくわからないだろうし、東北縦貫線の築造と何の関係があるのか?と思うかもしれないので、もう少し詳しく書くとしよう。



東北縦貫線の開業に寄り東海道線の営業運転上の終点は東京駅でなくても良くなる。つまり必ずしも東京駅で全ての列車を折り返さなくても良いことになり、始発駅&終着駅の機能を持つ駅のそばに車両基地を設けなくても良いことになる。そのため、車両基地に留置の必要な車両を上野以北まで走らせてしまえば品川駅の北側に広がる広大な車両基地は要らない存在となる。



不要になった車両基地を現在挟み込むように走っている。東海道線・山手線・京浜東北線の線路を寄せてしまえば既存の都市に隣接した巨大な商業地の開発を行うことができるのである。そして、その土地に接続可能な最寄駅である新駅を設置すれば、



東北縦貫線の建設費用なんて簡単にペイできてしまうのである。だから、東北縦貫線の建設は品川の車両基地のある一等地を開発するための伏線であると言っても過言ではないのである。

東京横浜探訪2014《10》ヒカリエにある渋谷未来模型

2014年12月27日 22時11分49秒 | 都市


渋谷ヒカリエの11階にある土地区画整理事業完了後の渋谷の街が模型展示されている。



これはどのアングルかと言うと



ヒカリエ11階から見下ろすその方向をヒカリエ越しにみているところ。



さらに引くとこんな感じ。手前側に延びている茶色のラインは青山通りKら地上に出ようとしている東急メトロ銀座線を表している。



右手側へ反時計回りに、今度は北から南方面を眺めてみる。



手前側にある橋の上に乗っているロールケーキみたいなものが移設される東京メトロ銀座線の新しい渋谷駅。柱脚は現在のものよりも格段と少なくなっていて地上の往来を極力阻害しない構造になってる。屋根は歩行者用のプロムナードになっているらしい。



今はこれだけの柱で鉄路を支えているので大違いである。



乳白色のハコモノが全てこれから建築される建物を表している。



右側の道路を跨いでる通路は、既にある京王井の頭線の渋谷駅に続く連絡通路になっている。



その連絡通路の南側には銀座線の引き込み線の姿がちゃんと表現されている。ここは既存の線路をそのまM活用する予定なのだろうね。



再び、東側より西方面を眺めてみる。今度は渋谷駅の南寄りである首都高速沿いの部分である。一連の計画ビルが全部建ってしまうとヒカリエがとても小さく見えてしまいそうである。



近くに寄ってみると首都高速の北側街区と南側街区が分断されないように有機的なプランニングのぺデストリアンで連結しようとしているのがわかる。この部分は「地上を走る国道&高架を走る高速道路」という、よくある騒音空間なのでこのようなペデストリアンデッキを作ったとしても果たして相互間の往来が活性化するかどうかは甚だ疑問である。それはそうとして、画面中央にあるイチョウ模様のようなどこかで見たことのある並び・・・



もう少し近寄って見てみると・・・これは!!



東横線の旧渋谷駅のあの外壁面のデザインではないかぁ!!



模型のその場所はちょうど東横線の線路跡と一致するし、外壁デザインはメモリアルデザインとして復活させるのだなあとちょっと嬉しくなった。きっと「かつてここに線路が走っていました」的な記念コーナーも併設するのだろう。



ともあれ、この一連の土地区画整理事業の完成はまだまだ先の話。



きっと10年以上先のことのだろうけれど、一体どんな町並みに変貌していくのか今から楽しみである。

東京横浜探訪2014《09》東京メトロ銀座線渋谷駅の改良事業

2014年12月27日 18時40分55秒 | 都市


東京で地下鉄が走り始めた創生期、



地方での田舎者が「地下鉄が道路を跨いでビルの3階にある駅に止まるだって?田舎もんだからってバカにすんな!」とか言ったとか言わなかったとか、そんな笑い話を親の世代の人たちからきいたことがある。



ここに来るといつもその話を思い出す。そんなこのスポットもあと少しで見れなくなってしまうのが少しさびしい。



地下鉄が出入している建物は解体され、銀座線の渋谷駅は東寄りの道路上に移設される。移設後は移設跡となった旧ホーム及び構内は解体されJR渋谷駅と銀座線の改札口が同一フロアで対面し両駅間の乗り換えがスムーズになる。





現在、後者ホームと乗車ホームに分かれたレイアウトは島式ホーム(緑色)となりそのための柱脚(橙色)を築造中である。左側の線路(青色)は終端となるが、右側の線路(青色)は西寄りにある車両待機所へ接続させるために引き続きJRを跨ぐ設定になる予定。
(参考記事)銀座線渋谷駅を130m動かす(ケンプラッツ)



老朽化し、また道路上の障害物になっているコンクリート製の既存橋も撤去するために



さまざまな準備工事が行われていて、



その間を都営バスやタクシーが所狭しと列をなしている様は、まさにカオス!!



ヒカリエに接続するデッキがっ中から仮設歩道になっているのは、仮設歩道部分に新しく複合商業ビルが出来、そこに接続することになっているからである。



そんな渋谷駅前の大規模な土地区画整理事業を一望に俯瞰できるのが、



一連の区画整理に先駆けて竣工した渋谷ヒカリエの





11階と9期にある展望スペースなのである。



地上にいると一体何の工事をしているのかよくわからないのでそういうスポットが用意されているのは実にありがたい。

東京横浜探訪2014《08》東急東横線旧渋谷駅跡地にて

2014年12月27日 17時52分55秒 | 都市


この場所の訪問履歴はコチラ
東横日帰(とーよこにっき)2012年04月25日 23時43分52秒
ユニクロ in 東急東横線旧渋谷駅跡地 2013年04月05日 23時16分22秒



今となってはその面影はどこにもなく、どこを歩いているのかわからなかったけれど、自宅に戻り床の模様Kら検証してみると





なんとなくどのあたりなのかということがわかってきた。



この階段は



あの先の階段なのだなあと・・・。



今は仮設の壁に覗き穴が空いていて



工事現場の進捗が覗けるようになっている。



首都高をくぐる部分には線路のガーターが残っている。ちょうどガーターのある部分は有機的な平面計画の遊歩道が出来る予定。



そして駅ホームがあったところには高層ビルが建設される計画になっているのだが、想像してたよりもJR渋谷駅のすぐ近くまで現場が迫っていて驚いた。



このあたりの風景も視界がすぅーっと抜けた感じで、



数年前はこんな感じだったなあと・・・



でも、しばらくするとこの抜け感も無くなってしまうのだけどね。

東京横浜探訪2014《06》新しくなってた東京メトロ銀座線の車両

2014年12月20日 17時17分40秒 | 都市


ヒカリエに用事があったので赤坂見附で丸ノ内線から銀座線に乗り換える。やってきたのがこの黄色くレトロチックな車両。こういうイデタチにも関わらず最新鋭の設備が導入されている列車であることは以前ニュースか何かで見聞きしたので知っている。



知ってはいたのだが、一過性のデザインで1編成か2編成かくらいしか走っていないものかと思っていたら、結構走っているのね。



いずれこのデザインの車両が、現在のステンレス色の編成と完全に入れ替わってしまう日は、そう遠くないのかなと思うほどたくさん走っていた。



私が幼少の頃はオレンジ色の古い車体からステンレスカラーにオレンジ色のラインからを腰に巻いた車両が出始めたところで、



なんかカッコいいなあとおもっていたような気がするのだけど、



そろそろ勇退の兆しが見え始めた今になってもその雄姿は変わらないように思える。



この最新型のファニーフェイスの車両。レトロな雰囲気を演出しながらも当初のオレンジ色はラインカラーにのみ留め、車体全体としては不気味な黄色を呈しているのがなんとなく慣れない感が否めなわけだけれども



更に時代が巡ってこのシリーズが勇退する際には、人々が懐かしんで見送られる車両になっているかどうか微妙な感じがしないでもない。

東京横浜探訪2014《05》朝焼けのみなとみらい

2014年12月20日 10時53分40秒 | 都市


運良く海側の部屋が取れた。しかも12月の日の出の時間は遅い。前日の飲み会はそこそこに切り上がったので比較的早い時間に目が覚めた。目が覚めて「あっ!」と思い、カーテンを勢いよく開けると飛び込んできた景色に目をみはる!

はて?

そしてすぐに気が付く。海側は南ではないのだっけ??いつ訪れてもこの違和感は無くならない。困ったものである。



朝焼けタイムが終わって、ふと東の空を眺めると煙突からたくさんの白い息が立ち上っていた。


東京横浜探訪2014《04》リニューアルされる御茶ノ水駅

2014年12月18日 23時24分03秒 | 都市


JR御茶ノ水駅で大規模なバリアフリー改修工事がされているということを知ったので立ち寄ってみた。



この駅は中央線と総武線との接続&分岐駅であり、首都圏内のJR駅としては珍しく同一ホームで乗り換えができる駅になっているため、ホーム上での乗換がけっこう多い。にもかかわらずホームは狭く、また橋上駅舎との接続は階段しかなく、またホーム上に頑丈な壁が横たわっていて、乗り換え客たちはその頑丈な壁に穿たれた腰の高さくらいまでの孔の下を腰を屈めて向かいに止まっている列車に乗り換えないといけないことになっているのである。



関西圏にいるとJRの主要駅において木造の跨線橋のある駅は、ほぼほぼ見かけない。だからなのかどうなのかわからないけれど、この駅に降り立つとやたらと懐かしい気分になるのだ。



聖橋の上から堀を見下ろすと工事用の大きな仮設架台が出来ていて、





準備工事が始まっていた。



冒頭の計画図から類推すると、こんな感じのヴォリュームになるのかなと。北側の儀壁を赤色に、東向きの外壁を黄色に、聖橋側の改札前の広場を緑色にペイントしてみた。





既存のビルたちに脇を固められたプレハブの建物は



今回の改修工事の現場事務所のようで、



計画図の赤丸で囲った部分になる。きっと駅コンコースの上階に設置される店舗たちのサービス動線とかになるのではないのかなあと想像している。





聖橋口側の改札口は地下鉄新御茶之水駅への乗り換えなどで混雑するのでとてもサービス動線の確保なんて無理そうだし、



御茶ノ水橋口側の改札口もそれはそれで、常に人でごった返しているのだ。



ところで、御茶ノ水橋口側の改札口前から御茶ノ水橋方向に長く続く人の列を見つけたので、その先を追ってみると



御茶ノ水駅110周年記念切符を売っていた。



絵柄を見てみると懐かしい写真がたくさんあった。





しかも何と偶然立ち寄ったその日が発売日だったみたいなのである。さらに、万世橋で記念イベントもあるみたいだけど、次の目的地があったのでそそくさと退散することにした。



しばらくすると、この見慣れたボロい駅舎が見れなくなってしまうと思うと少し寂しいなあと思った。
JR中央線御茶ノ水駅バリアフリー整備等の本体工事着手について(JR東日本)

東京横浜探訪2014《03》リニューアルされた桜木町駅

2014年12月16日 22時29分04秒 | 都市


JR桜木町駅は京浜東北線と相互直通する根岸線の通過駅であり、根岸線に乗り入れている横浜線の折り返し駅の一つでもある。高架式のターミナル駅でありながら改札付近の地上階にはこれと言って良さげな飲食店があまり存在しない駅だなあと思っていたのだけれど、



ここ最近しばらくの間、改修工事が行われていたみたいで綺麗に完成していた。



イートイン付きのパン屋、スタバ、その他バールのような飲食店舗、書店などなどこじゃれた感じで明るくなり、



使い勝手も格段によくなったよな気がする。



夜の桜木町駅の駅前広場は仕事帰りのサラリーマンと観光中の旅行客が入り乱れる不思議な様相をいつも呈している。

阪急百貨店梅田本店1階コンコースのクリスマスデコレーションたち《前編》

2014年11月25日 23時14分46秒 | 都市


阪急梅田の阪急百貨店前コンコースにしばらく前から天井に装飾がなされていたのだが、今夜仕事帰りに通りかかったら美しいイルミネーションになっていてびっくりしたよ。



コンコースの様子がいつもよりも暗いなぁと思って見上げたら、こんなことにんっていた。



これからおよそひと月くらいはこんな感じんんだろうね。帰宅時に通るのが楽しみである。