ネコとウッドクラフトと

現在ネコ14匹とウッドクラフトにはまっています

下駄箱上置き作成

2014-08-01 12:52:39 | 木工作品
下駄箱の上がいつも雑然としているので、整理整頓ができるよう小物が収納できる上置きを作ってみた。
材料は、栗のデッキ材を活用。かつてネットで購入しておいたアウトレット品。デッキ材ですので家具用の材と比べるとやはり見劣りするが、製材し、いいとこどりをすれば、そこそこの材となります。

今回は工房若葉(後述)に導入した卓上型の昇降盤(軸傾斜盤)の精度確認も兼ねています。




こんな風に仕上がりました。塗装は未決です。
屋外で作業を強いられる私の工房では、雨や猛暑に影響され自宅での作業がはかどらず、完成までに随分と時間がかかってしまいました。
材料は本体が栗。  取っ手とちぎりはマホガニー。 台輪はタモ。 大きさ:約900W×280H×400D


ビューロー風に仕上げた部分は帆立と天板を留めで接合しました。留め加工には卓上型の昇降盤を用いましたが、その精度はなかなかのようです。


留めの部分はちぎり留め接ぎとしました。ちぎりは断面を裾広がりにし、補強もさることながら意匠的にも凝ってみました。この部分は機械が使えず、治具を作成し手加工で行いました。


ビューロー風部分の扉を開いたところ


抽斗は三人家族分+1としました。それぞれ、各人のメガネやらキーやらパスネットやらを収納。+1部分ははんこやクリーニングの通い帳などでを入れるつもり。


台輪部分はタモ材で以前に加工しておいたものを利用。加工したままほったらかしにしてあったものがようやく日の目を見たわけです。


下駄箱の上にのせてみました。少しは整理できるかな?



<<工房若葉について>>
工房若葉はダニエル家具の学校の在校生やOBの強い要望もあり昨年末に伊勢原工場内に開設されたレンタル工房です。
工房の責任者は6期生の三枝さん。 
事前予約制で、中級卒業以上の方であればどなたでも使用できます。 料金などの詳細は学校事務局にお問い合わせください。

ここでは、大きさなどに制限はあるものの、自分の好きなものが造れます。造り方の相談や指導も受けれます。
皆様、是非一度遊びに来てください。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 椅子補修お手伝い | トップ | 3Dアートに挑戦 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

木工作品」カテゴリの最新記事