フィンランドでは大切な人には必ずプレゼントする「ククサ(kuksa)」なるものを造ってみた。幸福のシンボルなのだそうだ。
ククサとは木製のマグカップのこと。 本来は白樺のこぶで作るのだそうだ。白樺に傷をつけると修復しようとしてこぶ状のものができるが、使えるようなものになるには十数年かかるという。
白樺のこぶは手に入らないので、ヒノキの切株(根に近い部分)を用いてみた。
作ってみると、これがなかなか面白く、しかし、気に入った形にはなかなか成らず、また、作り方もいろいろありそうで、今私の中でククサ造りがブームである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/7f/776ac20848211bff8d7d07ed97e2fede.jpg)
ククサ造りに用いたヒノキの切株。 ずいぶん前にいただいたものだがなかなか作りたいものが思いつかず、やっと日の目を見たわけです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/23/5c6cea36c6bdac17135f4aa93eef879c.jpg)
まずは帯鋸でだいたいの形状に切り出します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/99/6a3f28983f5d2b82926628d7b7803ecf.jpg)
さらに仕上がりをイメージしてもう少し形を整えます。荒掘りと言ったところでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/df/45a96ad13c662019e762ae9deefe525a.jpg)
それからカップの中をくりぬきます。 特殊なナイフが必要となりますが、持ってないので旋盤で削り取ってます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/fd/e1dd3d4549a5ed4f931cd006b55512a2.jpg)
取っ手の部分を削り出し、さらに全体を南京鉋、豆鉋、ナイフ、鑿で整えていきます。
この後、高濃度の塩水で煮込むのだそうですが、それはまだ一度も試していません。材料がしまり、割れにくくなるとの事です。消毒も兼ねてるのかな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/ef/3cd30424dab86dfbbe4929651ce32218.jpg)
出来上がりです。 オリーブオイルでフィニシュしています。 塩ゆでしなくても使っていくうちにしまってくるような気がします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/f5/d0c6f2f397611f3801531d92da022452.jpg)
こちらはかえでで造ったものです。 あえて節くれだった部分をつかっています。結構いい味がでたと自画自賛しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/23/1db5bedeef588d0000a70e3611a12179.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/14/d69fb2bb8aaf36a0ddb231a7b29959da.jpg)
ククサのある食卓です。 このようにポタージュやミルクなどにはよく似合うと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/c0/8f14d5bf8ce4d5a91e9f79239c2fc2a3.jpg)
こんな失敗もあります。 削りを進めていたら、ほんとに小さなひびが出てきました。 水漏れを確認するため一晩水をはってみました。 で、翌朝確認すると、なんとパックリ割れているではありませんか! 瀬戸物なら金継するのでしょうが、とりあえずエポキシパテで埋めてみました。つかえるのかなー???
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/1e/41c631512d913ea49fae2a029058e296.jpg)
カップの内側を大きなドリルで穴を開けた方法も試みています。この後、旋盤にかけると楽かもしれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/97/1c4433d1b3f8305bf3819bdcedca1e96.jpg)
当分楽しめそうです!
ククサとは木製のマグカップのこと。 本来は白樺のこぶで作るのだそうだ。白樺に傷をつけると修復しようとしてこぶ状のものができるが、使えるようなものになるには十数年かかるという。
白樺のこぶは手に入らないので、ヒノキの切株(根に近い部分)を用いてみた。
作ってみると、これがなかなか面白く、しかし、気に入った形にはなかなか成らず、また、作り方もいろいろありそうで、今私の中でククサ造りがブームである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/7f/776ac20848211bff8d7d07ed97e2fede.jpg)
ククサ造りに用いたヒノキの切株。 ずいぶん前にいただいたものだがなかなか作りたいものが思いつかず、やっと日の目を見たわけです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/23/5c6cea36c6bdac17135f4aa93eef879c.jpg)
まずは帯鋸でだいたいの形状に切り出します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/99/6a3f28983f5d2b82926628d7b7803ecf.jpg)
さらに仕上がりをイメージしてもう少し形を整えます。荒掘りと言ったところでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/df/45a96ad13c662019e762ae9deefe525a.jpg)
それからカップの中をくりぬきます。 特殊なナイフが必要となりますが、持ってないので旋盤で削り取ってます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/fd/e1dd3d4549a5ed4f931cd006b55512a2.jpg)
取っ手の部分を削り出し、さらに全体を南京鉋、豆鉋、ナイフ、鑿で整えていきます。
この後、高濃度の塩水で煮込むのだそうですが、それはまだ一度も試していません。材料がしまり、割れにくくなるとの事です。消毒も兼ねてるのかな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/ef/3cd30424dab86dfbbe4929651ce32218.jpg)
出来上がりです。 オリーブオイルでフィニシュしています。 塩ゆでしなくても使っていくうちにしまってくるような気がします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/f5/d0c6f2f397611f3801531d92da022452.jpg)
こちらはかえでで造ったものです。 あえて節くれだった部分をつかっています。結構いい味がでたと自画自賛しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/23/1db5bedeef588d0000a70e3611a12179.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/14/d69fb2bb8aaf36a0ddb231a7b29959da.jpg)
ククサのある食卓です。 このようにポタージュやミルクなどにはよく似合うと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/c0/8f14d5bf8ce4d5a91e9f79239c2fc2a3.jpg)
こんな失敗もあります。 削りを進めていたら、ほんとに小さなひびが出てきました。 水漏れを確認するため一晩水をはってみました。 で、翌朝確認すると、なんとパックリ割れているではありませんか! 瀬戸物なら金継するのでしょうが、とりあえずエポキシパテで埋めてみました。つかえるのかなー???
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/1e/41c631512d913ea49fae2a029058e296.jpg)
カップの内側を大きなドリルで穴を開けた方法も試みています。この後、旋盤にかけると楽かもしれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/97/1c4433d1b3f8305bf3819bdcedca1e96.jpg)
当分楽しめそうです!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます