とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

伊藤詩織さんの勝訴に思う

2019-12-18 22:38:58 | 社会
 伊藤詩織さんについては、去年望月衣塑子さんの講演で初めて知った。最近見た『i新聞記者ドキュメンタリー』という映画でも詳しく紹介されていた。今回レイプ事件の民事裁判で勝訴した。応援する気持ちがあったのでうれしく思う。レイプしたとされる山口氏の主張をしっかりと聞いたわけではないので、本当はまだ何も言ってはいけないのだろう。しかし伊藤詩織さんが自分がボロボロになる可能性もあるのに、わざわざ自らレイプされたと表明したこと自体に、伊藤さんに正義があるようにしか思えない。

 この事件にはさまざまな問題が付随する。
 ・女性の性被害の犯罪証明の難しさ。
 ・訴える女性がつらい思いをするため、訴訟すること自体が少ないという事実。
 ・海外から指摘される日本の女性の地位の低さ。
 ・まるで犯罪をもみ消したような不自然な検察の対応。
 ・山口氏が安倍総理と深い関係があったという事実。これはモリカケ問題と通じるものである。

 この事件は本当に民事裁判で終わっていいものなのであろうか。少なくとも民事裁判で山口氏がレイプが確定した場合は、刑事事件としても再捜査が必要であろう。

 山口氏は控訴するようだが、絶対に権力の介入を許すことなく、事実に基づいた判決を求める。最近政権がわの思惑で裁判さえも結果が変わるようなので、多くの人の厳しい目で監視しなければならない。

 しかし本当は腐りつつある現政権が終わり、現政権への忖度がなくなることが一番いいことなのかもしれない。

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3 コメント

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Unknown (退職オヤジ)
2019-12-18 22:50:10
マスコミに名前と顔を出しての戦い、伊藤詩織氏の勇気に敬意を表します。

山口氏のキャリア(菅官房長官とのかかわりなど)を知ると、公権力直接又は意味のない忖度を感じてしまうのは穿った見方でしょうか?
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お礼 (masasamm)
2019-12-18 23:04:04
コメントをいただきありがとうございます。
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Unknown (小父さん)
2019-12-19 14:11:29
伊藤詩織さんの写真や活字は見たことはありましたが、裁判判決が出たことでその入り口だけ知ることが出来ました。

>自分がボロボロになる可能性もあるのに・・・

これは本当ですね。
自らの私的な話を世間に知らしめてしまうわけですから。

深く知らないので今、wikiの伊藤詩織と山口敬之に目を通してみました。
wikiが裁判所でもないので、その公平性には慎重さを期す必要があるとは思いますが、
伊藤さんが手記『Black Box』を出したのに対し、山口氏は月刊『Hanada』を使ったと書いていますね。

毎日新聞にはこの『Hanada』と『WiLL 』のセンセーショナルな宣伝が掲載されますが、タイトル項目を見ただけでもいつも嫌悪感を催しています。

これもどこまでが真実か知りませんが、「安倍総理ベッタリ記者」山口敬之逮捕を中止した、次期警察庁長官の忖度捜査」ネット活字を見るにつけ不快感や義稔がわきますね。

裁判結果も全く知りませんでしたが、民事判決が出て刑事裁判が「不起訴相当」というのも可笑しなものですね。
こちらの審理もまたやりなおして欲しいものです。

>多くの人の厳しい目で監視しなければならない。

私も注目していきたいと思います。
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