とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

「きちんとした意見」と「揚げ足取り報道」を区別する必要がある

2024-08-25 17:22:23 | 社会
 最近のネット記事は「揚げ足取り報道」ばかりで、うんざりする。

 オリンピックのさまざまな判定や選手の言動についていまだに報道が続いている。それぞれの事実について、SNSからの意見を取り上げ、こういう意見もあるという報道の仕方だ。こういう報道は、報道主は一般市民の意見を取り上げて紹介しているだけで、自分たちの意見ではないという体裁をつくりながら、実際は選手や関係者をいじめているのである。卑怯な報道の仕方である。

 同じように一度ターゲットになってしまうとこれが永遠と続く。最近では24時間テレビや、フワちゃんに対する報道なども同じだ。

24時間テレビは確かに胡散臭い部分もあるし、偽善だといわれればその通りである。その部分をきちんと根拠をもって批判するのならばいいのだが、とにかく悪口を言えばいい、それによって記事を読んでもらえばいいというような態度の記事がほとんどなのだ。

 問題になったフワちゃんの投稿は確かにひどいし、許しがたい行為である。しかし謝罪し、当事者同士では解決した形になった後までもフワちゃんを攻撃し続ける報道がたくさんある。報道によるイジメである。イジメというよりもハラスメントであり、ここまでくれば報道した側の責任を問わなければならない。

 自民党の裏金問題など、厳しい追及の必要なものもある。しかしそうでないどうでもいいようなことにまで、ただ話題になっていることだからと、閲覧回数を増やそうと一般市民を誘導していくような記事の作り方はやめさせる必要がある。

 そのためにはネットを見るものが、もっとネット記事を批判的に見る必要がある。
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