とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

学校はみんなを不幸にするシステムとなってしまった

2022-01-17 18:32:19 | 教育
 東京大近くの路上で、高校2年生が高校3年の男子生徒と女子生徒、そして72歳の男性が刃物で切りつけられるというショッキングな事件が起こった。この事件そのものについて軽々しく何かを発言することは差し控えるべきであろう。それぞれの事件にはそれぞれの事情があり、見えないうちに何か言ってしまうと、他の人を苦しめる可能性があるからだ。

 ただし、現在の学校には大きな問題があるのは言ってもいい。それは学校のせいというわけではない。学校等制度が様々な課題を無理矢理に背負わなければならない状況であり、学校に関係する人たちはみんなギリギリのところで生きていかなければならないのだ。

 子どもたちは様々なことを要求され消耗しながら勉強や部活動をする。逃げる者は学校という場所から排除される。学校から排除されるということは社会から排除されるのと同じである。教員は長時間労働を強いられ、さらには様々なトラブルによって心身が疲弊する。保護者は理不尽な学校に腹を立てる。学校に関係する人たちはみんなが苦しいのである。

 学校という制度は徐々に良くなっていくと私は思っていた。しかし私が子供のときよりもはるかにみんなが不幸になっている。
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