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とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

『ようこそ映画音響の世界へ』を見ました

2020-10-01 06:58:35 | 映画
 映画は音響効果によって臨場感を増します。そんな映画音響を歴史的に振り返り、その意義を教えてくれる映画です。これまで気が付かなかったことがたくさんわかる映画です。

監督 ミッジ・コスティン

 映画は音のない作品から始まりました。そこの音が入ったことは重大な変化でした。もちろん映画自体がものすごい発明ではありますが、フィルムに音を入れるという技術もものすごい発明です。

 人間は視覚を優先してしまいます。どうしても音響効果というのは2次的なもののように思ってしまいます。しかし音のない世界ほど怖い世界はありません。私は車に乗る時、テレビの音だけを流しています。それでも十分テレビを楽しめます。しかし逆を考えてみてください。映像だけ見ていてもテレビを楽しむことはほとんどできません。それを考えると人間にとっては逆に聴覚のほうが重要なのではないかと思えてもきます。

 映像の技術の進化も重要ですが、それと同時に音響技術の進化も重要です。そして何よりもその音響効果に携わっている人たちの日々の努力が重要だということが理解できました。



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