goo blog サービス終了のお知らせ 

とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

なぜ安倍政権は支持率が下がらないのか

2019-11-23 09:01:09 | 政治
 安倍政権ほど不誠実な政権はない。だから安倍嫌いが非常に多い。しかしに意外に支持率が下がらない。国民は支持しているのである。なぜこういうことになっているのだろうか。理由を思いつくまま上げていく。

①ほかに適当な人がいない
 世論調査でもこの理由が一番上にくる。国民の感情としてはほかの人よりは、長期政権のほうが安定感がありいいということなのだ。確かに野党はあまりに頼りないし、与党内でもパッとした人はいない。またコロコロ政策が変わるのは問題である。外交面を考えれば、同じ人が国の顔であるほうがいいように見える。安定感はやはり大切な要素である。

②景気がいい
 民主党政権のころよりも明らかに景気はいい。特に雇用状況が大幅に改善している。これは評価できる。しかし実は異常な金融緩和政策によるもので、未来にツケを残す政策である。安倍晋三氏はヘラヘラ笑っていられるが、次以降の政権は苦労することが必至なのだ。はたしてアベノミクスは本当に正しいのか。野党もマスコミも一番大きく取り上げなければならない。

③外交で活躍している
 外遊が多く、外国の要人と頻繁に会っている。これはイメージがいい。がんばっているようには見える。しかしロシアとの関係は完全にプーチンにやられっぱなしだし、トランプにも結局いいようにあしらわれているように見れる。中国とは全くうまくいっていない。北朝鮮問題はまったく前進しない。ほとんど外交上に成功してはいない。
頼みの綱は韓国だけだ。韓国に対する姿勢は評価する。これまではあまりに気を遣いすぎていた。しかし安倍政権の外交上評価できるのは実はそれだけしかないのだ。結局それは支持率を上げるための打ち出の小づちのように使っている。参院選前のホワイト国除外などは困ったときの韓国叩きのようにも思える。
全体的に見て外交上もプラスとは思えない。

④教育政策は最悪だ
 モリカケ問題からはじまり、今回の大学入試にいたるまで、教育行政はひどすぎる。民間業者との癒着は疑われて当然だ。

⑤政権維持のために何でもありだ。
 官僚に圧力をかけているのか、「忖度」によるあきれた事態が次々に起こっている。文書破棄や改ざんなどあってはならないことばかりが起きている。されには議論のすり替えで自分の過ちを認めようとしない。今回の「桜を見る会」においてあきらかなように、自分を応援する人を厚く持てなし、支持基盤を堅固にしている。これも政権維持の大きな要素である。政権があやしくなると、テレビに田崎史郎氏が出てきて、うまく言い訳をするのも変な話だ。田崎史郎氏は政治評論家というよりも民間政府広報である。

 もっとあるのだろうが、思いつくまま書いてみた。もちろん異論もあるだろう。安倍政権は功罪あるが、いずれにしてもしっかりと評価し、これからの政治のあり方を考えることが大切である。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする