インバウンドマーケティング | |
クリエーター情報なし | |
ソフトバンククリエイティブ |
現在は情報の非対称性が解消され、「人々が(企業不在で)互いに教え合っている」状況。
しかしマーケティングは、自分たちで学習する消費者・購買者に対応したものになっていない。4㌻
<インバウンドマーケティング>とは:
インターネットが普及した時代における消費者・購買者の情報活動を真摯に捉えることによって、広告を中心とした企業マーケティングが長らく待っていた課題を解決しようという試みでもある。5㌻
→
お客さんが情報が欲しいタイミングに、それがきちんと準備できている。(中略)そうした状況を生み出すために、コンテンツという種をネットにまき、それらが育つのを待つ。
→インバウンドマーケティングは、自分たちで種をまき、育てるものだと考えています。6㌻
cf.今までのマーケティング アウトバウンド:つまり人々のいるところに出て行く。
人簿との生活の邪魔をする従来のあり方、アウトバウンドで人々が求めていない情報を一方的に送るようなスパムメールや営業電話、あるいは従来的な広告から脱却し、代わりに人々の生活や購買プロセスに合うようなマーケティングに変わっていくべき。16㌻
●興味を持ってもらえる情報を興味を持ってもらえるタイミングで 21㌻
選択的注意: 22㌻
人々が何か特定の情報を探している状況では、それに関連した情報を提供すると話を聞いてもらいやすい。
→マーケター側ではなく、人々のタイムライン(時間軸)に合わせたマーケティングを行う、マーケティングを好かれるものにしよう
●愛されるマーケターになりために
・受け手にとって「読む価値のない」、企業側視点のメッセージを爆弾のように投下することはやめる
・自分たちがコンタクトしたいお客さんたちにとって、「読む価値のある」「役に立つ」コンテンツを提供する。
・CRMやマーケティングの自動化のためのツールは、企業側の視点ではなく、ユーザー側の視点で利用すべきである。
・適切なタイミングとは、企業側にとって適切なタイミングではなく、相手にとって適切なタイミングのことである
・情報を送り届けるという発想から、情報を探しているときにその情報ニーズにあった情報を提示する
29㌻
◉自分たちが繋がりたい人々がどのような興味を持っているか、どのような課題を抱えているのかを把握した上で、それに関連したコンテンツを提供する。29㌻
ランディングページの考え方について:
資料請求、見積り依頼というすぐに結果に繋がることをゴールにするだけではなく、
インバウンドマーケティングでは、<未来のお客さんまでも獲得できるように、その人々に役立つコンテンツをPDF形式でまとめたe-bookやソフトウェアのトライアル利用券、無料コンサルティング、クーポンを配布する>80㌻ といった観点だけでも十分に新しいと思う。
<インバウンドマーケティングはペルソナ設計から始まる>108㌻
ペルソナとは:
1.その人の背景やプロフィール
例:年齢、家族構成、学歴など
2.勤務している会社の情報
例:業種、年商、マーケティング予算、従業員数など、
3.会社での役職や役割
例:肩書き、役割、組織の中での位置づけ、報告先、スタッフなど
4.求められているゴールとそれを達成するための課題
例:具体的に何を成功すればいいのか?何に価値を置いているのか、課題は何か?など
5.ビジネス上の取引、購買を決める際の行動
6.普段の情報源
7.ビジネスに使うツール
◉インバウンドマーケティングが対象とする検索
▼
検索は、「購買のため」というよりも「日常的な情報収集活動のため」「興味関心を満たすため」に使われているはずです。126㌻
◉引用、共有されるコンテンツとは?
・定義
・説明的コンテンツ
・オピ二オンがはっきりしたコンテンツ
・読んだ人が自分の意見、考えを述べたくなる内容、文体のコンテンツ
・引用され易いフォーマットを持つコンテンツ 142㌻
◉コンテンツ設計のために
ペルソナを描いたターゲットは、、、
<何かの課題を持って検索をした結果サイトを訪れたのか、どこか興味関心にあった他のサイトから関連サイトとしてたどってきたのか、いずえにしてもサイト来訪の背景には必ず「コンテクスト(文脈)」が存在します。145㌻
◉オファーの設計
オファーとは、ランディングページにおいてプロフィールや情報を入力することで読者が手に入れられるもの。
・ダウンロードコンテンツ(ホワイトペーパー、eBook、チェックリスト、テンプレートなど)
・ウェブセミナー
・無料コンサルティング
・トライアル、デモ
・クーポン、割引 160㌻
→そのオファーは、プロフィール情報を入れたくなるくらい役に立つものになっているか?
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