iPhone 3GS PERFECT GUIDE (パーフェクトガイドシリーズ)石川 温,石野 純也,小林 誠,房野 麻子ソフトバンククリエイティブこのアイテムの詳細を見る |
最近の日経新聞をはじめ、書籍マーケット(ビジネス+マニュアル系の本でも)、I-Phoneに関する記事が増え始めている。
マニュアル関係の本は、使い方が正直わかりにくいところも最初は少しだけあるので、大賛成だし、知を共創するというアップルなどのプラットフォーム型ビジネスを補完する上で、大賛成だ。
でも、たしかに、一時的な成功しか見込めない中で、I-PHONEを使ってビジネスを刷るという本が増えてきていること、もしくは、某ゲーム大手がI-PHONEに対抗するゲーム機器を出そうとしているのは、あまり本質を得ていない気がする。
アップルが成功したのは、I-phoneだけに限っていうと、タッチパネルがどうこうだとか、ブラックベリーに対抗するためにどうこうだとか、いろんな議論が考えられるだろうが、独自のプラットフォーム型のビジネスを着々と作り続けてきたことではないだろうか?
勝者の思考の枠組みというのを学ぶ上で、2009年10月27日の日経新聞11面は非常に興味深い、事例として、コマツ社長のコメント「新興国向けは一律に価格を下げるという発想ではなく、他者が追いつけない最先端モデルを投入する戦略を貫く」
もうひとつが、スズキ社長のコメント「今は最終的にどういう車が、エコカーとして主流になるか、いろんな見方が出ている過渡期」「今肝心なのは、王道を行くこと」「開発力の向上や低コストの製造ノウハウの蓄積など、メーカーとしての力を蓄える覚悟を示す」
というどちらもコアスキルに重点を置き、さらなる進化を遂げようとしている。
アップルのビジネスモデルをそのものを学び、自社に置き換え、顧客に対峙する、そのことを本気で考えていくことが世界一になるには必要なことだろう。
関連書籍は、以前紹介しているもので恐縮だが、次以降で再紹介する。
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