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本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

道徳 責任 思いやり : Primero⇒independencia#194

2009-12-16 02:09:29 | Primero⇒independencia
子供と声を出して読みたい『論語』百章―人の品格を磨くために
岩越 豊雄
致知出版社

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192.
○曾子曰く、君子は文を以て友と会し、友を以て仁を輔く。
⇒曾子が言われた。道を志す人は、優れた古典を学んで友と会い、友とともに、仁の徳を磨きあうものだ。

201.
○子曰く、君子は諸を己に求め、小人は諸を人に求む。
⇒先生がおっしゃった。善き人は、自分にその責めを負うが、心の狭い人は人のせいにする。

202.
○子貢問いて曰く、一言にして以て終身之を行う可き者有りや。子曰く、其れ恕か。己の欲せざるところは、人に施すこと勿れ。
⇒子貢がお尋ねして言った。ひとつの言葉で、死ぬまで心がけるべきことはあるでしょうか。先生がおっしゃった。それは「恕」、つまり思いやりだろうか。自分がしてほしくないことは、決して人にもしないことなのだ。

209.
○子夏曰く、博く学びて篤く志し、切に問いて近く思えば、仁其の中に在り。
⇒ 子夏が言った。ひろく学び、深く世のため人のために志し、差し迫ったことを質問して、わが身のこととして考えるなら、人としての道「仁」はその中におのずと現れるのだ。

【感謝です。】
2009.12.15(火) 1086 PV 232 IP 4271 位 / 1338393ブログ
またまた自己最高位更新です!!
いつも、本当に、ありがとうございます。
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道徳 学び : Primero⇒independencia$193

2009-12-16 02:03:41 | Primero⇒independencia
子供と声を出して読みたい『論語』百章―人の品格を磨くために
岩越 豊雄
致知出版社

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■ 「譲」ということ

149.
○子、四を以て教う。文・行・忠・信。
⇒先生は四つのことを教えられた。文を学ぶこと、行うこと、真心を尽くすこと、偽りのないこと。

153.
○子曰く、君子は坦として蕩蕩たり。小人は長たらんとてして戚戚たり。
⇒心のひろい人は、物事にとらわれず、のびのびしている。心の狭い人は、人に長じようとして、こせこせしている。

■ 「任」ということ

162.
○子曰く、学は及ばざるが如くす。猶之を失わんことを恐る。
⇒習い事は、まだまだ自分は十分でないという思いを持ち続け、その上なお、身につけたものが失われないように心がけよ。

■ 「命」ということ

167.
○子、四を絶つ。意なく、必なく、固なく、我なし。
⇒先生は四つのことを断ち切るようにとおっしゃった。自分の思いを通そうとしない。無理をしない。頑なに為らない。

175.
○子曰く、知者は惑わず、仁者は憂えず。勇者は懼れず。
⇒知恵あるものはあれこれ迷わない。仁の徳あるものは憂えない。勇気ある者は恐れない。

■ 「言」ということ
191.
○子曰く、君子は人の美をなし、人の悪をなさず。小人は是に反す。
⇒先生がおっしゃった。善き人は、人の善いところを認めて伸ばす。人の悪いところは諌めて止める。心の狭い人はそれと逆である。


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道徳 徳、謙虚さ。 : Primero⇒independencia#192

2009-12-16 02:00:52 | Primero⇒independencia
子供と声を出して読みたい『論語』百章―人の品格を磨くために
岩越 豊雄
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52.
○子曰く、人の己を知らざるを患ず。人を知らざるを患う。
⇒先生がおっしゃった。人が自分を認めてくれないことを嘆かない。むしろ、自分が人の善さをわかっていないのではないかと心を配る。それが大切な生き方なのだ。

■ 為政第二-「徳」ということ

62.
○孟武則、孝を問う。子曰く、父母は惟其の疾を之れ憂う。
⇒親に心配をかけないように、自分お体をいたわること。それが孝だ。

■ 「仁」ということ

91.
○子曰く、賢をもては、見ては、斉しからんことを思い、不賢を見ては、内に自ら省みる。
⇒優れた人を見たら、自分も同じようになろうと思い、つまらない人を見たら、自分も同じところがないかを省みて改める。

94.
○ 子曰く、約を以て之を失う者は鮮し。
⇒何事もつつましく、控えめであれば、過ちを犯すことは少ない。

96.
○子曰く、徳は弧ならず、必ず隣有り。
⇒徳ある人は一人ぼっちに為らない、必ずその心に感じて、人が集まってくるはずだ。

■ 「敬」ということ
127.
○子曰く、君子博く文を学び、之を約するに礼を以てせば、亦以て畔かざる可し。
⇒立派な人は幅広く書物から学び、其れを自らの行いを通してまとめ意味づけていく。そうすれば、人としての道にそむくことはないだろう。




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道徳 家族愛。親。 : Primero⇒independencia#191

2009-12-16 01:47:05 | Primero⇒independencia
子供と声を出して読みたい『論語』百章―人の品格を磨くために
岩越 豊雄
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問題意識:
先ずは自分の人格を善き方向に導くように努める。
人は責めてはいけない、自分の責任で生きていく。
自分は日本人であり、まず人格をより善くすることが第一。

25.渋沢栄一
「利によりて行えば、怨み多し」
:「利」ばかりの追求では人の恨みを買う。
28.「義を見てなさざるは、勇なきなり」

■ 学而第一
37.
○子曰く、学びて時に之を習う、亦説ばしからずや。朋遠方より来る有り、亦楽しからずや。人知らずして、いからず、亦君子ならずや。
⇒人が認めてくれなくとも怒らない。なんと志の高い優れた人ではないだろうか。

39.
○有子曰く、其の人と為りや孝弟にして、上を犯すことを好むものは少なし。上を犯すことを好まずして、乱を作すことを好むものは未だ之有らざるなり。君子は本を務む。本立ちて道生ず。孝弟は其れ仁を為すの本か。

人柄が親思いで、兄弟思いなら、世の中に出て目上の者にたてつくようなことを好むような者はまずいない。目上の人にたてつくことを好まない者であれば、世の中を乱すことはまずない。
親思いで、兄弟思いであることが、人としての道「仁」

41.
○ 子曰く、巧言令色、鮮し仁。
⇒自分をよく見せようと、言葉巧みに飾り、顔色や身振りを取り繕ったりするようなものは、「仁」がたりない。

44.
○子曰く、弟子、入りては則ち孝、出でては、則ち弟、謹みて信あり、汎く衆を愛して仁に親づき、行いて余力あらば、則ち以って文を学ばん。
⇒「若者よ、家では、親孝行、外では目上の人に素直に従う。何事も度を越さないように控えめにし、約束を守る。多くの人を好きになり、善き人について学ぶ。」
なにごとも謙虚は吸収力。

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