本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

サービス、営業の考えかた。 : その後@26

2006-02-20 00:00:00 | その後
林文子 すべては「ありがとう」から始まる

日本経済新聞社

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ダイエーのCEOであり、以前からけっこう好きな林文子さんの本だ。
内容としては、営業や、サービス業にかかわる人にぜひ読んで欲しい内容だ。

まずは、彼女は仕事は「人を幸せにすること」というように捉えている。
また、営業という仕事に関して、「仕事を通じてお客様に喜んでいただく。お客様が喜ぶ姿を見て幸せを感じられる。こんなに手ごたえがあって素晴らしい仕事はない」というようにも述べている。
ここでは、彼女に人生については詳述はしないが、このように、その時におかれた状況を精一杯その意味を肯定的に捉え、自分と、お客様、そして仲間を幸せに導いていく彼女の姿勢には感心させられる。

また、彼女は、営業だけではなく、サービス業にしても、
「出会った人に最高にしておけば、自分を思い出してくれる」
というようにもいう。
一人一人の人に対して「生の自分をさらけ出す」こと、「顧客に喜んで欲しい、幸せになって欲しい」そういう気持ちで最善をつくすことが大切だということだ。

これから、営業、サービス業という仕事を就職活動で志望する人にはぜひ読んで欲しい本である。女性の方が読むと、きっとよいモデルとしても期待されるだろう。
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