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団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

貸し出しカードで思い出す映画があります。

2023-01-26 00:34:36 | 日記
  中日新聞の読者投稿欄に「司書の素質 十分あり!」というタイトルで、46歳の学校司書の女性が投稿されていました。

 昨年十一月二十三日付本欄「本大好き 司書になるぞ」を読み、小学生のうちから将来の夢があるなんて素晴らしいことだと思いました。

 私は数年前から小・中学校の図書館で司書をしています。

 大学生のときに司書資格を取ったこともあり、幼少時からずっと好きだった本の良さを子どもたちに伝えたいと考えたのです。

 図書館を利用する子どもに自分の名前を覚えてもらい、お薦めの本を伝えたり、探している本を一緒に見つけ出したりすることにやりがいを覚えます。

 本の読み聞かせをして喜んでもらえるとうれしいです。

 昨今の貸し出しハンドスキャナーをかざして「ピッ」ですが、その昔は貸し出しカードに題名や借りる日を書き込んでいました。

 若き投稿者には司書の素質が十分あります。

 将来、一緒に働けたらいいですね。

 以上です。

>その昔は貸し出しカードに題名や借りる日を書き込んでいました。

 貸し出しカードで思い出す映画があります。

 岩井俊二監督の「ラブレター」という映画です。

 中学3年のクラスメートの男女が同姓同名なんです。

 彼は彼女に好意を持っています。

 図書委員の彼女のもとへ、度々本を借りに来ます。

 誰もが借りない本を。

 彼の父親が正月に亡くなったので、彼は引っ越します。

 その際 借りていた本を彼女の家に持って来て、図書館に返して欲しいと頼みます。

 彼女は意味がよく分からないですが、やむなく引き受けて図書館に戻します。

 彼は期待したんではないかと思います。

 その本の貸し出しカードの一枚の裏には彼女の似顔絵が描かれていますから。

 残念ながら、彼女は似顔絵に気が付きませんでした。

 何年も経ってから、彼女の後輩の図書委員達が彼女の家を訪ねて来ます。

 彼女に彼の貸し出しカードを渡します。

 彼女が裏返すと、彼女の似顔絵が描かれていました。

 彼は彼女が好きだったんです。

 彼女も彼が自分に好意を持っていた事を知りました。

 自転車に乗っていると、後ろから追いかけて来て袋を被せて前を見えなくしたりしたイタズラも好意の裏返しだった事に気付きました。




  この映像が貸し出しカードの裏に描かれていた彼女の似顔絵です。






この動画の1分34秒ぐらいに彼女の似顔絵が出てきます。            映画『Love Letter』予告編 中国再上映版予告① | Trailer (1995 - 2021)

まさか八十歳で二十本以上の歯を残すことができると、賞状がもらえるとは思ってもみませんでした。

2023-01-25 00:07:39 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「賞状2枚 継続の力」というタイトルで、80歳の男性が投稿されていました。

 賞状二枚をそれぞれ額に入れて書斎の机の上に飾っています。

 一枚は中学校で三年間休まなかった皆勤賞。

 入学直後から「少々のことで学校を休まない」と心に決めて取り組みました。

 卒業後、心身の健康に自信を持てました。

 もう一枚は「8020運動」において八十歳で二十本以上の歯を残すことができ、昨年十一月に表彰されました。

 六十歳で会社を退職してから一〜三ヶ月ごとにかかりつけの歯科に通っています。

 朝、昼、晩と三度の食後に欠かさず、歯ブラシを何本も使い分けています。

 賞状を見るたび、継続の大切さが身に染みます。


 以上です。

 自宅に賞状を飾っているお宅はけっこうありますよね。

 残念ながらわが家は一枚もありません。

  私は学生時代身体はそんなに丈夫でなかったので、ちょくちょく休みましたし、虫歯は歯医者嫌いでよく出来ていましたし。
 
 まさか八十歳で二十本以上の歯を残すことができると、賞状がもらえるとは思ってもみませんでした。

 そういえばかみさんが会社勤めをしていた頃、会社のボーリング大会で優勝したということで、小さいトロフィが茶棚に飾ってあります。😀

 









青春Ⅱ 唄:松山千春

勉強はともかく、運動会やマラソン大会では目立っていました。

2023-01-24 00:35:16 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「輝き一番 最後の運動会」というタイトルで、小学6年生の女子児童が投稿されていました。

 残された小学校生活もあとわずかです。

 六年間を振り返ると、昨年秋の小学校最後の運動会が印象深いです。

 運動会で私は白組の副団長を務めました。

 団長のサポートをしつつ全校のことも考えたり思いをはせたりしながら、責任を持って行動することができました。

 私は閉会式での児童代表の言葉を担当しました。

 緊張してしまい言葉が詰まりそうになりましたが、不思議と臨機応変な対応ができて、自分でもうまくいったなと思っています。

 目標とした「競技を全力で楽しむ」ことができた気がしています。

 仕事としての係も、出場する競技もひっくるめて全て楽しもうと思って頑張りました。

 小学校最後の運動会で私は一番輝けました。

 一番最高な思い出となりました。

 以上です。

 投稿者さんは、小学校最後の運動会で一番輝けて良かったですね。

 先週の日曜日 大学生の長男孫が学校のレポートを私のプリンターで出力する為にやって来ました。

 私の机の上にある写真を見て懐かしがっていました。

 ボードには長男孫が小学校6年生の時、マラソン大会で優勝して地元のケーブルテレビからインタビューを受けている写真が貼ってありました。

 私が「校庭に入ってから1位で走っていた生徒を抜いたなぁ」と言いましたら、長男孫が「違う、途中から先頭で走っていたら、校庭でもう少しで抜かれそうになった。相手の足音が聞こえて来たから」と言いました。

 私の記憶もいい加減でした。

 長男孫は地元のケーブルテレビから「勝った勝因は?」と言うような質問を受けたと言っていました。

 勉強はともかく、運動会やマラソン大会では目立っていました。







旅立ち

人間って、罪深い者ですね。人の不幸を悲しむことが出来るのに・・・。

2023-01-23 00:22:51 | 日記
 中日新聞の中日春秋に、下記の事が書かれていました。

 中日春秋
 2023年1月21日 

 谷川俊太郎さんに『兵士の告白』という詩がある。

 冒頭から途中まで記す

 「殺スノナラ 名前ヲ知ッテカラ殺シタカッタ 殺スノナラ 一対一デ殺シタカッタ 殺スノナラ 機関銃ナンカデナク 素手デ殺シタカッタ 殺サレル者ヨリモ殺ス者ノ方ガ 何故コンナニ不幸ナノカ ソノワケヲユックリト囁キナガラ 殺シタカッタ」。

 それが難しいのが戦争の現実だから、詩は生まれたのだろう。

 チャールズ英国王の次男ヘンリー王子(38)が自伝で、陸軍時代にアフガニスタンでイスラム主義組織の兵二十五人を殺したと告白した。

 「人間と思ったら殺せない。彼らはチェス盤から排除された駒だ」。

 どぎつい表現だが、敵は自分たちとは異質だと教えたのは軍だろう。

 自伝には「私は彼らを“他者化”するよう訓練された」とある。

 人は本来、殺人を嫌う。

 米陸軍士官学校で教えたデーヴ・グロスマン氏の著書によると、戦場で発砲した米国のライフル銃兵は第二次大戦で約二割だった。

 人型の的が飛び出たら撃つ訓練を繰り返し条件反射で殺せる兵を育てるなどし発砲率はベトナム戦争で約九割に。

 感情は戦の邪魔と、人工知能(AI)搭載兵器を開発する国もある。

 詩はこう続き、結ばれる。

「殺スノナラアアセメテ ナキナガラ殺シタカッタ」。

 涙する優しさはあるはずなのに、涙なき殺人ロボも造る人間。なんとも業が深い。


 以上です。

人間って、罪深い者ですね。

人の不幸を悲しむことが出来るのに・・・。





時の流れに身をまかせ

一月十五日が「成人の日」にピッタリだと思うのですが。

2023-01-22 01:23:52 | 日記
 中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「ハッピー?」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセーを書かれていました。


 ハッピーマンデー制度によって、一月十五日の「成人の日」は、二〇〇〇年(平成十二年)から一月の第二月曜日になった。

 三連休にして景気浮揚につなげるもくろみだろうが、祝日ってそう簡単に動かせる日?

 「その日」だからこそ、記念日としてお祝いする意味があるのではないのか。

 たんなる”お休み”の日でいいの?と、まあ新年早々おじさんは口を尖らせている。

 実のところ、三連休はうれしいのだが、お正月は慣例によって三が日を”お休み”にしている。

 それが「さあ、今年も幕開けだ」と気合を入れても、すぐにまた三連休の”お休み”となり、ずっこける。

 一九九九年までの長い間「成人の日」は、小正月の一月十五日だから中休みでちょうどよかった。

 今年は十五日が日曜日なので、十六日の月曜日は振り替え休日となり、おのずと三連休になる。

 惜しいことをしたものだ。

 他に、景気対策の道具とされた祝日は、「海の日」「敬老の日」「スポーツの日」の三つ。

 いずれも「その日」を無視され、祝日の意義を失った。

 なので、今年は十八歳から成人となる節目の年なのに、おじさんはすっかり「成人の日」の祝意を忘れていた。

 以上です。

>今年は十八歳から成人となる節目の年なのに、おじさんはすっかり「成人の日」の祝意を忘れていた。

 十八歳から成人の日といわれても、役所が主催する成人の日は二十歳の男女が対象になっています。

 十八歳の成人の特権はただ一つ、選挙権が与えられたことだけです。

 酒もタバコもギャンブルも十八歳(成人)となったからと言って認められていません。

 何かおかしいですよね。

 記念日として変えて欲しくなかったのは「成人の日」ですね。

 一月十五日が「成人の日」にピッタリだと思うのですが。







つぐない