goo blog サービス終了のお知らせ 

団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

五円ひとつでは、神様も願い事を聞いてくれる筈はないと思いながら。😅

2023-01-08 02:13:09 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「5円玉と共に」というタイトルで、63歳の女性が投稿されていました。


 父は元気な頃、小銭を貯めていた。

 一円、五円、十円と種類ごとに分けて、牛乳瓶ぐらいの貯金箱に入れていた。

 二〇〇九年、脳梗塞で倒れた父を我が家で引き取ることにした。

 身の回りの物と一緒に、その貯金箱も持ってきた。

 しかし、度重なる肺炎などの闘病生活で、貯金箱のお金は、増えることも減ることもなかった。

 一八年、父は八十五歳で亡くなった。

 残った小銭をどうしようかと考えて、五円玉をおさい銭に使うことを思いつき、旅行でいろんな所へ行くのに持って行った。

 一番初めは伊勢神宮だったと思う。

 一度も行ったことがない父に代わってお参りでき、心がジーンとした。

 それから、九州は霧島神宮や鵜戸神宮、四国の金刀比羅宮にも参詣した。

 新潟県・佐渡島へ渡ったときには「ついに佐渡まで来たよ」と五円玉を握りしめた。

 昨年十二月、とうとう最後の五円玉がなくなった。

 長野の善光寺で終わりとなった。

 四年と五ヶ月の月日が流れていた。

 父は電気工事業を自営していたこともあり、ほとんど旅行をしたことがない。

 そんな父を毎回連れてきている気がしていた。

 決して仲の良い親子ではなかったけれど、良い供養ができたのではないかと思う。

 以上です。


 投稿者さんは五円玉を賽銭がわりに使うことで、いろんな所に出かけられて良い供養が出来たと思います。

 私も今年の元旦 地元の神社へ参拝した時、五円玉を賽銭箱に入れました。

 五円ひとつでは、神様も願い事を聞いてくれる筈はないと思いながら。😅

 五円玉といえば以前ブログに書いたかも知れませんが、3〜4歳の時に父親からお駄賃をもらった時、何気なく飲み込んでしまいました。😅

 父が慌てて私を逆さにして、病院へ走って行ったことを思い出します。

 幸いな事に五円玉に穴が空いていましたので、息が出来ので助かりました。

 その五円玉も1〜2日で、排出されたようです。 






PRIDE