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団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

一度だけ腕が動くなら母の肩をたたきたい

2024-06-03 01:51:17 | 日記
 
中日新聞の読者投稿欄に「星野富弘さんに救われ」というタイトルで、66歳の女性が投稿されていました。

 詩人で画家の星野富弘さんが亡くなりました。

 私が星野さんを知ったのは39年前、初めての子どもである長女の出産直後。

 体調不良で入院してわが子に母乳をやれない悲しさ、その世話を母に頼んだ申し訳なさから病室で泣いてばかりいました。

 そんな折、隣のベッドの中年女性が差し出してくれたのが星野さんの詩画集「四季抄 風の旅」でした。

 綺麗な字や絵が並んでいました。

 星野さんは中学校教諭だった24歳のときの部活動指導中、事故に遭って手足が不自由になりました。

 筆を口にくわえて書いたのがこの詩画集で、その中の「一度だけ腕が動くなら母の肩をたたきたい」というフレーズを読み涙がこぼれ落ちました。

 10日ほどで退院し、この本を早速買い求めました。

 その後も落ち込んだときには必ず開き、何度も励まされてきました。

 合掌。

 以上です。

 星野富弘さんが亡くなったんだ。



 投稿者さんが購入された本です。

 私も以前 星野富弘さんの何というタイトルの本か忘れましたが購入して、感激した覚えがあります。

 最近 星野さんが話題になる事があまりないので、亡くなったなんて知りませんでした。

 4月28日に78歳で亡くなったとの事です。

 1年前まで創作活動をされていたという話なので、いい作品を世に出されていたと思います。



ただお前がいい