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団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

電話を持つ家は、隣近所の人に「呼び出し電話」がかかってきても面倒がらず取り次ぐのが当然の義務だった。

2023-12-13 08:07:33 | 日記
 中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「固定電話」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセイを書かれていました。

 そもそも携帯電話が出現するまで、「固定電話」という言葉はなかった。

 携帯電話が普及した昨今、ついに家庭の電話がその命脈を絶たれようとしている。

 おじさんの家でも電話は常に留守電にセットしてあり、未知の人からの電話は受話器を取らない。

 電話による詐欺やいたずら電話に関わらないための予防策だ(けんのんな世の中になったものだ)。

 固定電話は、会社やお店、施設、公共団体など「その場所」にいつもある(なければならない)組織には必需品だが、「個人」には必ずしも必要ではなくなっている。

 携帯電話があれば全て事足りるのだ。

 ただ携帯電話への通話は相手がどこにいるか分からないので、「今どこ?」と相手の状態を聞くことから始まる。

 固定電話なら相手の居場所は確定しているから心配はいらない。

 おじさんが子供の頃は電話がある家は少なかった。

 電話を持つ家は、隣近所の人に「呼び出し電話」がかかってきても面倒がらず取り次ぐのが当然の義務だった。

 人情が生きていた。

 また電話の権利は高額で財産価値があった。

 時代は流れ、電話にまつわる人情も財産も根こそぎ無となりつつある。

 以上です。
 
>電話を持つ家は、隣近所の人に「呼び出し電話」がかかってきても面倒がらず取り次ぐのが当然の義務だった。

 うちは商売屋だったので、早くから固定電話を持っていました。
 呼び出し電話がかかると、受話器をそのままにして呼びに行った覚えがあります。

 気になったのは、「電話の権利は高額で財産価値があった。」という記述です。

 うろ覚えですが、電電公社の公社債を買ったような気がします。

 かみさんに聞いたら、「そんな物、持っていない」というのです。

 どうしてしまったのか、全く覚えがありません。

 義兄もいまだに固定電話を持ってみえますので、一度電話して聞いてみようかなと思っています。




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コメント (6)
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