中日新聞の読者投稿欄に16歳の女子高校生が「はかない命 大切に歩むというタイトルで、投稿されていました。
「人は死んだら、どうなるのだろう」とは、誰もが一度は考えたことがある問いだと思う。
宗教によっても考え方はみんな違い、正解はないような気がする。
死んだら生まれ変わるの?天国で幸せに暮らせるのだろうか?
自分なりに思いを巡らせつつ、いろいろなものを読んだ。
わが意を得たりと思った考えはこうだ。
一つの命が花火のようにパッと散って、たくさんのかけらとなる。
そして死者を想ってくれる人の中に飛び込んでいく。
かけらを受け入れた人の心は最初ズキズキと痛むが、時間とともになじんでその人の一部となるー。
自分が死んでからのことはきっと誰も分からない。
だが自分を思ってくれる人がいるうちは、その人の中で生き続けるのだ。
いつかは散るであろうはかない命。
私は今を大切に、後悔のない人生を歩みたい。
以上です。
私は高校生の頃「死んだらどうなるの」なんて考えたことはありませんでした。
この投稿者さんは、違うようですね。
この投稿者さんの「自分を思ってくれる人がいるうちは、その人の中で生き続けるのだ。」という意見は、私もそう思っています。
76歳ともなると両親との別れ、親しかった方との別れに会いました。
でも私が生きていれば、私の中に生きていると思っています。
「別涙(わかれ)」因幡晃(松嶋菜々子)