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団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

「野の花のような君へ。 雲の上で書いてます。 何度かお茶した彼からエアメール。」

2022-02-02 00:15:14 | 日記
 中日新聞に「感謝を贈る大切な一日」というタイトルで、「中日くらしの友の会」の会員さんが、「バレンタイン」にまつわる思い出を投稿されました。

 滋賀県米原市のK.Kさん(74)は五十年前の青春の一コマを寄せた。

 「野の花のような君へ」と、何度かお茶した彼からエアメールが届いた。

 「今日はバレンタインデー。いま雲の上でこのはがきを書いてます」と書かれていた。

 その後は音沙汰がなく、半年後、大阪の繁華街でばったり。

 「この偶然に運命を感じながらも、なぜか胸がときめかない自分に驚いた」。

 彼には華やかな大輪の花のような女性が似合うと感じた。

 「今では花芽もつかなくなり、強いだけの雑草として生きる私の、いい思い出です」


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 現在進行形の”愛の形” をつづったのは、岐阜県八百津町のI.Cさん(67)。

 毎年、職場の二十〜三十代の男性に感謝チョコを渡す。

 それぞれにメッセージを添え、そっとげた箱に。

 すると、一人から「チョコはCさんですか?ありがとうございました」と絵文字入りでメールがきた。

 名前を書き忘れたようだった。

 「年を重ね、忘れることも多くなった」としながらも、「若い人たちとの交流は生きがい。これからも続けたい」。


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 もらえるのか、あげるのかー。

 子や孫の動向も気になるもの。

 金沢市のA.Hさん(68)の娘は高校生の頃、チョコケーキを作った。

 出来上がったケーキの真ん中は彼氏に、端っこは「はい、パパの」と娘。

 「やや複雑だったが、ありがとうと笑顔で受け取った」

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 長男が幼稚園の頃、女の子からチョコをもらい、「親の方が舞い上がった」と振り返るのは静岡県掛川市のH.Mさん(61)。

 長男は成長するにつれチョコの話はしなくなった。

 「そのままこっちも聞けずに、二十数年がたってしまった」

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 「次女も涙、長女も涙のバレンタインになってしまった」と言うのは名古屋市守山区のN.K?さん(75)。

 次女は小学生の頃、仲良しの友達に渡すクッキーを焼いた。

 笑うと細い目がかわいい友人に似せた苦心の作だった。

 でも、帰宅した長女がいいにおいに釣られてパクリ。

 「ああ・・・」。

 後は言葉にならず。

 うれしいイベントが一瞬にして暗転した。

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 岐阜県各務原市のW.Nさん(80)は、娘と孫娘から、好物の高級ウィスキー入りチョコが届く。

 うれしい半面、「大きな声で言えないが倍返しが怖い」。

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 愛知県江南市のK.Mさん(61)は、顔も知らない人に宛てて郵便受けの上にチョコを置いたことがある。

 新聞配達する人への感謝を込め、「毎日寒い中ご苦労さまです」とメモも付けた。

 翌月のホワイトデー。

 郵便受けの上にミカン三個と、「実家から送ってきた伊予柑です。新聞配達は今月までです」と手紙が置いてあった。

 kさんは思う。

 「学生さんだったのでしょうか。この時期になると思い出します」

 以上です。

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 バレンタインにまつわるいろんな思いがあるんですね。

 特に私が心に残ったのは、

 「野の花のような君へ。

 雲の上で書いてます。

 何度かお茶した彼からエアメール。」

 ロマンティックですね。

 私はかみさんとバレンタインデーのチョコのやりとりはしていません。

 付き合っていた頃、初めて女性(かみさん)からバレンタインデーにチョコレートをもらった時は、うれしかったのですが。




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