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団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

奥様の自慢話でしょうね。(笑)

2018-05-18 04:45:00 | 日記
中日新聞の西田小夜子さんが書かれている「妻と夫の定年塾」に「純喫茶」というタイトルでコラムを書かれていました。



 「私たちが若い頃は、あちこちに純喫茶があったわね」

 「純喫茶か、懐かしいなあ。薄暗くてコーヒー 一杯が50円で」

 「22歳の時、私は東京の丸の内で働いてたの。
同じビルに毎朝エレベーターで会う、証券会社の人がいてね。
帰りにお茶飲みませんかって誘われたのよ」

 「ふふん、いい男だったのか」

 「平凡な人。日比谷の純喫茶で30分くらい話したかしら」

 「おまえに気があったんだろ」

「私ね、好きな人が大勢いて選ぶのに苦労してたの。7、8階が建築事務所で、
私は8階の設計室の事務員で女性は二人だけ、他の16人は全員若い独身だもん。
証券マンがボクはダメかなって」

 「そいつと何度も会ったのか」

 「純喫茶のマスターは、彼と私が店に入ると待ってたように、
ドボルザークの『スラブ舞曲第10番』のレコードをかけるの。
哀愁に満ちた切ないメロディーで、私はあやうく証券マンと結婚しそうになっちゃった」

 「何だと。ドボルザークの甘ったるいレコードで若い女をメロメロにするのが趣味なのかよ。そのマスターの野郎は。
それに32で俺と結婚するまでの10年間おまえ、どこでどうしてたのさ」

 「あの10年間は振って振られて、慌ただしくも貴重な体験でした。
数々の恋愛と、純喫茶の心地よい静けさー。
ま、あなたと結婚できてよかったかな」

 「おや、そうですかい」


 以上です。


 純喫茶って、入ったことがないです。
コーヒーが50円ということは、私の世代の一つ前の世代ですかね。
大人の雰囲気がして、私は入りにくかったです。

 この奥様、若い時は相当男性にモテたようですね。(笑)
ご主人としては、あまり気分は良くないでしょうね。


「純喫茶のマスターは、彼と私が店に入ると待ってたように、
ドボルザークの『スラブ舞曲第10番』のレコードをかけるの。」。
これはマスターが悪いわけではなく、証券マンがマスターにこの奥様が来店されたら、
かけるようにお願いされたのでは。(笑)

 まぁ、奥様の自慢話でしょうね。
私も若い頃、女性によく振られました。

 時々思うのですが私を振った女性はご主人に、「私は若い頃大変モテた、私に言いよってきた男性を振ったことがある」と、
自慢されているのでは?(笑)

 そういえば去年中学の同級生にあいましたが、彼が「おまえ〇〇さん(同級生の女性の名前)が好きだったらしいな」と、言いました。
高校時代、少し文通しただけの中学時代の同級生でした。

 誰にも彼女と文通したことを言ってないので、彼女の方が友達に話したのでは。
彼女の自慢話の一つになっているかも。(苦笑)



 5月16日 星由里子さんが74歳で亡くなられたとのこと。
私は加山さんの若大将シリーズを全て見ています。
星さんは若大将シリーズのマドンナとして、なくてはならない人でした。
青春時代の憧れの人が亡くなるのは、さびしいです。

加山雄三 君といつまでも エレキの若大将



ドヴォルザーク: スラヴ舞曲 第10番[ナクソス・クラシック・キュレーション #切ない]