がん(骨肉腫)闘病記

抗がん剤治療、放射線治療、人工関節置換手術、MRSA感染、身体障害者となっての生活の記録を残します。

頂いたコメントについて18

2007年10月19日 | Weblog
2007年10月19日記載

頂いたコメントに言及する。頂いたコメントは以下の通り。



「久しぶりにコメントさせていただきます。
定期検診、無事に通過おめでとうございます。
うちの娘が骨肉腫と診断されたのは、16年5月のことでした。同じ頃でしょうか。。。
娘も、再発せず、元気に女子高生をしています。
娘の通っている病院は、娘以降、骨肉腫の治療成績が悪く、亡くなった子、転移を繰り返し、延命治療をしている子、、、そんな感じです。
命が今あることに、感謝しています。
先々週の受診日に、今後、透析治療及び腎臓移植が必要になると、担当医に言われました。ツライ治療を乗り越え、人工関節を抱え、その上透析かよ!!!と思いますが、今、娘と共に居られることの代償なのだと思うしかありません。。。
抗がん剤は、薬でもあり、毒でもある。今があるのは、いい意味でも悪い意味でも、抗がん剤のおかげです。」



お久しぶりです。大変厳しい状況に立たされているな、というのが読後の率直な感想です。

「透析治療及び腎臓移植が必要」という表現からすると当面は透析治療、しかし、暫くすると腎移植が避けられないという程の腎臓の状態かと推察します。

移植医療については、他の人間が意見できることではないと私は考えていますので、私の意見はしないこととします。但し、仮に、海外での腎臓移植が必要になり、多額の資金が必要となった場合には、一定の条件の下(勿論金銭的なものではありません)、可能な範囲での協力はさせて頂きます。



仰る通り、抗がん剤は薬でもあり、毒でもあります。そして骨肉腫には多量の抗がん剤が投与されます。そのため、悪性腫瘍細胞に取り込まれなかった抗がん剤を解毒・排出するために肝臓・腎臓に大きな負担がかかり、負荷が高すぎた場合には障害を残してしまいます。しかし、骨肉腫患者には、選択の余地はなく、抗がん剤治療を選ばざるを得ません。


「今があるのは、いい意味でも悪い意味でも、抗がん剤のおかげです」と自らを奮い立たせるかのように感じられる表現に、一条の光を見る思いです。

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