がん(骨肉腫)闘病記

抗がん剤治療、放射線治療、人工関節置換手術、MRSA感染、身体障害者となっての生活の記録を残します。

俳優の村野武範さん、がん治療告白 一度は風邪と診断

2017年10月12日 | Weblog

2017年09月23日 17時36分00秒

テーマ: がん一般


http://digital.asahi.com/articles/ASK9R4F69K9RTTHB00J.html?rm=351


朝日新聞デジタル 9/23(土) 16:01配信


「「飛び出せ! 青春」や「くいしん坊! 万才」などで知られる俳優の村野武範さん(72)が23日、佐賀市でのイベントで、がんにかかっていたと初めて告白した。「ステージ4で余命いくばくもない」と宣告されたが治療で回復したといい、村野さんは「あきらめなければ、いい道はある」と呼びかけた。


村野さんによると、異変は一昨年の5月。首の小豆大のしこりに気づき、診察をうけた。「風邪」と診断されたが、別の病院に行くと精密検査を勧められ、中咽頭(いんとう)がんとわかった。

 「余命いくばくもないと言われたが実感がわかず、『はあ、そうですか』という感じだった」。「このまま死ぬんだ」と思ったが、妻が調べてくれた陽子線治療を約1カ月半入院して受け、日常に復帰した。転移や再発はなく、現在定期検査だけ受けているという。


公表は「仕事先や周囲に心配をかけたくなかった」ため控えていたという。転移もなく体調も安定したことから「宣告だけであきらめてしまう人も多い。セカンドオピニオン、サードオピニオンと、あきらめず道を探す大切さを知ってほしい」と考え、この日初めて明かした。

 村野さんは佐賀市で講演した後、会場そばで開かれていた、がん征圧を願うウォークイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン佐賀」にも飛び入り参加。がん患者・経験者らと歩いた。」


あきらめないで治療法を探すとか、セカンドオピニオン、サードオピニオンを受けるという点には賛成するが、「あきらめなければ、いい道はある」と言うのは言葉が足りないかなと思う。


正しくは「あきらめなければ、いい道がある場合もある」だと思う。


そうでないと、治らなかった人は、あきらめた人みたいに聞こえるから。


揚げ足取りみたいで申し訳ないけど、がん患者・経験者は、その辺りの言葉遣いに敏感だから、ご容赦頂きたい。


誰もが治療法が見つかるわけでもないし、陽子線治療の適応がある癌なのかもわからないし、適応はあったとしても費用負担が出来るかわからないし。


状況はそれぞれだから。

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