がん(骨肉腫)闘病記

抗がん剤治療、放射線治療、人工関節置換手術、MRSA感染、身体障害者となっての生活の記録を残します。

「日本がつぶれてしまう」菅政権へのブーイングの嵐 経団連の夏季フォーラム

2011年07月21日 | Weblog
2011年07月21日 21時49分58秒

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110721/biz11072118560030-n1.htm



「長野県軽井沢町で21日始まった経団連の夏季フォーラムで菅直人政権に対するブーイングが相次いだ。遅々として進まない震災復旧や保身のためとしか考えられない首相発言に企業経営者はあきれ、「日本がつぶれてしまいかねない」と危機感を強めている。米倉弘昌会長は「被災地の苦しみが為政者の念頭にはない」と指摘。復興特区創設に向け「われわれが結束して動かなくては」と呼びかけた。(早坂礼子)

 初日の討議は震災復興の現状と対策が主要議題。三菱マテリアルの井出明彦会長が「震災から4カ月たっても復興需要が盛り上がらない」と提起すると、三菱商事の小島順彦会長も「被災地の若者が外へ出始めている。時間がない」と報告。参加者から「提言だけで行動が欠けている」(JR東日本の大塚陸毅会長)、「1年以内にこれだけは、と言ったものがほとんどできていない」(日本郵船の宮原耕治会長)など菅政権に対する厳しい見方が相次いだ。

 菅首相が国会で原発輸出の見直しに言及したことについては、丸紅の勝俣宣夫会長は「支離滅裂だ」と驚き、大和証券グループ本社の原良也最高顧問は「ベトナムへの官民合同の売り込みは何だったのか」と憤った。



三井住友フィナンシャルグループの奥正之会長は「民主党は大広間のない宿屋だ。個室にこもり、人の意見を聞きに出てこない」と論評。三菱重工業の大宮英明社長は「政治のプロではないアマチュアがいきなり登板してしまった」と嘆いた。

 三井不動産の岩沙弘道会長は「経団連がものを言えば言うほど逆効果という声もあるが、迎合するわけにはいかない」と強調。アサヒグループホールディングスの荻田伍会長も「何もしないでいれば、ますます経済に悪影響だ」と指摘した。

 米倉会長は「いまの日本には本当の政治家はいない。政治をなりわいにしている人だけだ」と語り、「どうやって経済界の声を政府に届けていくかだ」と問題提起した。

 フォーラムは22日、日本経済再生への具体策を協議し、「アピール2011」を採択して閉幕する。」



「被災地の苦しみが為政者の念頭にはない」と米倉は言うが、ではお前の頭の中には何がある。



ことここに至っても、原発を推進することではないのか。それを国民が望んでいるとでも言うのか。



経団連の連中の頭の中にはどうしたら金儲け出来るかしかないということは、丸紅の勝俣宣夫の「支離滅裂だ」との発言や、大和証券グループ本社の原良也の「ベトナムへの官民合同の売り込みは何だったのか」との発言から明らかである。これだけの事故があった以上、同様の事故を起こさせる可能性を内包する原発輸出に慎重になるのは当然である。事故以前の約束は、事故以前には担保されるとされた安全が全く担保されない以上、覆されて当然である。「政府は約束を守れ!」と言うなら、各電力会社が加盟し、炉を作るメーカーも加盟するお前らこそ、「約束を守ったのか!!安全だと言ったのはお前等の仲間内の東電じゃなかったのか!!!」と言いたい。



三菱重工業の大宮英明は「政治のプロではないアマチュアがいきなり登板してしまった」と言うが、では、お前等が結託してきた自民党政権は、この国をどうした。こんな地震大国に、つまりは津波大国に、54基もの原発を作り、福島の、日本の大惨事を作出したのではないか。



経済界が献金をして政治に深くコミットする限り、プロがやろうが、アマチュアがやろうが、この国の政治は、国民の利益に適うものには決してならない。



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。